HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2009 . 06 . 07 | お知らせ

2009.06.07, Part VI

黒姫山 西登山道〜新道分岐〜西登山道

黒姫山 西登山道,ときおり青空が見えるのだが・・・(信濃町),11:40-11:41

黒姫山 西登山道,比較的なだらかな斜面を上がる(信濃町),11:42-11:47
国土地理院の地図だと,新道分岐に到達する前にT字路があり,そこを左折するように描いてある。 しかし,ガイドブック(日野 東著,信州 花の湿原を歩く,信濃毎日新聞社,2001)には,そのような分岐はなく, 古池から新道分岐までは分岐のない1本道として描いてある。 登山道の入口にあった「黒姫山登山道案内図」でも1本道になっている。 あるとすれば,この辺にあったはずだが,結局,そのような場所を見つけられないまま新道分岐に着いてしまった。 廃道になってからかなり時間が経っているのかも知れない。 国土地理院の地図にはそのような場所が結構ある( 参照)。

黒姫山 西登山道(信濃町),11:48

黒姫山 西登山道,新道分岐に到着(信濃町),11:49
1枚目:前方に尾根らしき場所が現れた。ここが新道分岐。 2枚目:尾根に上がって右手を撮影。道が二股に分かれている,のにこの時は気付かなかった。
古池を出たのが10:51(古池湿原を出たのは10:46)なので,約1時間(ないし1時間10分)ほどで着いたことになる。 ガイドブックだと古池湿原〜新道分岐までを1時間20分としてあるので,おおよそ同じ。

新道分岐(信濃町),11:49
1〜3枚目:周囲の状況を正確に把握するため,尾根に上がったところで左前右をパノラマ撮影。 1枚目:左(南西)が大橋林道へ降りていく道(ここも一応,登山道だが,名称不明)。 2,3枚目:右(北ないし北北東)に昇り坂がある。 よく見るとここで道は二股に分かれていた(後出)。

新道分岐(信濃町),11:49-11:50
1枚目:左手(南西)にある木に打ち付けられていた道標。 「←古池,新道分岐,大橋→」。登ってきた道が「←古池」で,手前の下り坂が「大橋→」。 2枚目:向かい側に打ち付けられていた道標。ピンぼけ。「←峰ノ大池,新道分岐,西新道→」。 色々総合すると,「←峰ノ大池」というのが,これまで歩いてきた「西登山道」の続きで, 「西新道→」というのは,西登山道の南側,尾根筋を通るルートをいうらしい。 途中で「しらたま平」を経由して黒姫山(標高2053.4m)に到達する。 西登山道よりも水平距離が短いが,その分,途中の傾斜もきついはず。

新道分岐,ここは左へ(信濃町),11:53
周囲の状況が飲み込めたところで,あらためて西登山道(左)と西新道(右)の分岐を撮影(ピンぼけ)。 西登山道は,傾斜が緩やかで,かつ,車も通れそうな道幅の広い道(おそらく作業用の林道として作られた道だろう, あるいはもとからあった登山道が林道として切り開かれたのかも)。 一方,名前からしてより新しいはずの西新道は,尾根筋を通るルートで木の根が露出した,いかにも登山道らしい登山道。
これから向かう大ダルミ湿原は西登山道沿いにあるので,ここは左へ。

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(信濃町),11:53-11:57
1,2枚目:幅の広い道を歩く。 3枚目:喉が乾いた,というよりも塩分不足を感じたのでスポーツドリンクを飲む。 これでだいぶ疲労感が弱まった。

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(信濃町),11:58-12:01
1枚目:この辺までは歩きやすい道だったが,,,。 2枚目:少しずつ荒れた道に変わる。道幅も若干狭まる。

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(信濃町),12:03
道端で咲いていたスミレの仲間。 これはオオタチツボスミレViola kusanoana)?

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(信濃町),12:05-12:06
他にも色々。 1枚目:マイヅルソウMaianthemum dilatatum), 2枚目:??イチゴ), 3枚目:ヤグルマソウRodgersia podophylla)。

黒姫山 西登山道,登山道を北へ(信濃町),12:06
エンレイソウTrillium smallii)も。

黒姫山 西登山道,ここで左折して涸沢を渡る(信濃町),12:07
「戸隠竹細工の森」の標柱の横で,左折しつつ坂を下る。

黒姫山 西登山道,涸沢を渡る(信濃町→長野市),12:07
1枚目:左折すると前方に涸沢が現れる。この先から長野市(旧戸隠村)。

黒姫山 西登山道,渡った先で右折,北向きに戻る(長野市),12:08
涸沢を渡った後,坂を上がると前方にテント小屋があった。 これを見た瞬間はギョッとしたが,これはおそらく山を管理する人達の休憩所か,臨時の宿泊所なのだろう。 テントの前には炊事場もあった。 テントの中に人がいたかどうかは不明だが,周囲に人影・人の気配はなかった。 この手前で右に折れ,ふたたび北へ向かって坂を上がる。

Part VII: 黒姫山 西登山道〜大ダルミ湿原
2009.06.07, 12:10 - 12:28