みなかみ町(旧月夜野町)
古沼
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2011.10.16 ウオッちず で位置確認

古沼に到着(みなかみ町),12:37

2011年06月の様子(2010.09.26,12:35撮影)。

2010年09月の様子(2010.09.26,12:36撮影)。

古沼,今回は沼の水位が上がり水際が柵を越えて広がっていた(みなかみ町),12:37
ここは水位が上がったり下がったり変動が激しいが,柵を越えるほど水位が上がったのは, 過去10回の訪問のうち,最初の2003.9.14(画像なし)と 2008.10.12だけ。 今回が三度目になる。

古沼,柵の手前でパノラマ撮影(みなかみ町),12:38

2008年10月の様子(2008.10.12,10:44撮影)。

注:他の過去画像との比較は前回(2011.06.26)行ったので, ご覧になりたい場合は こちら をクリックしてください。

古沼,少し位置を変えて再度パノラマ撮影(みなかみ町),12:38

古沼,沼の北端へ(みなかみ町),12:39

古沼,沼の北端へ(みなかみ町),12:40
これは実を付けたコバギボウシHosta albo-marginata)?


古沼,途中にある倒木(みなかみ町),12:41
1枚目:この倒木は2年前からある(下段の画像参照)。 2枚目:倒木の近くで採集(古沼-1)。 水位が上昇したのは最近のように思えたので,原生生物はあまりいないかと思いつつ採集したが, 翌日観察してみると,予想外にたくさんの原生生物が観察できた。 おそらくこれまででもっとも多かったはず。このサンプルだけで 90 種を越えた。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス2種(Cryptomonas sp.), カラエリヒゲムシ(Salpingoeca), ミドリムシ( Euglena spirogyraEuglena sp.), ウチワヒゲムシ(Phacus sp.), トラケロモナス(Trachelomonas sp.), エントシフォン(Entosiphon), リピドデンドロン(Rhipidodendron), スポンゴモナス(Spongomonas), s小型鞭毛虫数種, 小型太陽虫, サッカメーバ(Saccamoeba), コロトネベラ(Korotnevella), 小型アメーバ, コクリオポディウム(Cochliopodium), ナベカムリ( Arcella discoidesA. gibbosaArcella sp.), プラギオフリス(Plagioprys sp.), ユーグリファ( Euglypha acanthophoraEuglypha sp.), ディプロフリス(Diplophrys sp.), スピロストマム( Spirostomum ambiguumS. minus), ラッパムシ( Stentor multiformisS. roeseli), パラコンディロストマ(Paracondylostoma setigerum), ディレプタス( Dileptus aculeatusDileptus sp.), ハルテリア(Halteria), アスピディスカ(Aspidisca), ユープロテス(Euplotes), プロロドン( Prorodon sp.1Prorodon sp.2小型種), リトノタス(Litonotus), トラケロフィルム(Trachelophyllum), フロントニア(Frontonia acuminata), レンバディオン(Lembadion lucens), ツリガネムシ(Vorticella microstoma), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 棘毛類繊毛虫, シヌラ(Synura), オフィオキチウム(Ophiocytium bicuspidatum or O. capitatum?), クンショウモ(Pediastrum boryanum), イカダモ(Scenedesmus), コエラストルム(Coelastrum microporum), イトクズモ( Ankistrodesmus densusA. falcatus), アステロコッカス(Asterococcus sp.), グロエオキスティス(Gloeocystis sp.), ブルボケーテ(Bulbochaete), サヤミドロ(Oedogonium), ヒザオリ(Mougeotia), ヒザオリモドキ(Mougeotiopsis), コウガイチリモ( Pleurotaenium ehrenbergiiP. nodosumP. trabecula), ミカヅキモ( Closterium angustatumC. cynthiaC. dianaeC. gracileC. lunulaC. toxonC. venus), ツヅミモ( Cosmarium contractumC. ornatumC. reniformeCosmarium sp.), ホシガタモ( Staurastrum aviculaS. brebissoniiS. cosmarioidesE. exileS. gracileS. iotanumS. lunatumS. pseudosebaldiS. sebaldiS. sexangulare), S. tohopekaligenseStaurastrum sp.), イボマタモ( Euastrum affine), アルスロデスムス( Arthrodesmus convergens), ネジモ(Spirotaenia condensata), アワセオオギ( Micrasterias apiculataM. rotataM. thomasiana), チリモ( Desmidium coarctatum), Sphaerozosma, 所属不明の藻類(糸が2本ずつ放射状に並んで,各々の2本の糸の先端に複数の球形の細胞がつく,初観察), ケンミジンコ, イタチムシ, ワムシ,


2009年07月の様子(2009.07.20,10:49撮影)。 この時に初めてこの倒木を撮影した。

2009年04月の様子(2009.04.19,10:52撮影)。 この時は倒木はなかった。

古沼,倒木を越えてその先へ(みなかみ町),12:42

古沼,水位が上昇しているので北端まで水際が広がっていた(みなかみ町),12:43
最近は水位が下がっていたので,北端まで水があるのを見るのは久しぶり(2008年10月以来)だ。


今年06月の様子(2011.06.26,12:37撮影)。

2010年09月の様子(2010.09.26,12:37-12:38撮影)。

2008年10月の様子(2008.10.12,10:49-10:50撮影)。

古沼(みなかみ町),12:44
北端近くで採集(古沼-2)。 ここも結構いた。 水面下に最近まで土の上で育っていたと思われる青々とした草があるので,原生生物はあまりいないのではと予想したので, この結果は意外だった。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), エントシフォン(Entosiphon), スポンゴモナス(Spongomonas), コロトネベラ(Korotnevella), 小型アメーバ, ナベカムリ(Arcella sp.), フレンゼリナ(Frenzelina), ディプロフリス(Diplophrys sp.), パラコンディロストマ(Paracondylostoma setigerum), ツリガネムシ(Vorticella), オフィオキチウム(Ophiocytium bicuspidatum or O. capitatum?), イカダモ(Scenedesmus), イトクズモ( Ankistrodesmus densusA. falcatus), コウガイチリモ( Pleurotaenium ehrenbergiiP. nodosum, ヒザオリ(Mougeotia)太い, ミカヅキモ( Closterium angustatumC. cynthiaC. dianaeC. lunulaC. setaceumC. toxon), ツヅミモ( Cosmarium portianumC. reniforme), ホシガタモ( Staurastrum connatumS. gracileS. iotanum), S. lunatumS. muticumS. orbiculareS. pseudosebaldiS. sebaldiS. sexangulare), S. tohopekaligense), チリモ( Desmidium coarctatumD. swartzii), Sphaerozosma, ミジンコ, ケンミジンコ, イタチムシ,

古沼,戻る途中,再度パノラマ撮影(みなかみ町),12:46

登山道へ戻る(みなかみ町),12:47

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