山辺町/山形県 県民の森
荒沼
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ


観察された原生生物名一覧(現在 - 種)

採集日:2017.06.11 ウオッちず で位置確認

荒沼林道を南東へ(山辺町),14:03
少し進むと,板橋沼の南とその南東にある荒沼の北の間を通る遊歩道の入口が現れた。 道幅があるので,おそらく車(管理用)も通るのだろう。

入口脇に立つ道標(山辺町),14:04
さきほどは「←板」という下半分がちぎれたような道標があったが, ここには「←荒」とある道標があった。 これはあきらかに元は「荒沼」と書かれていたはず。 2ケ所に同じようなものがあるとは,,やや不思議。
もしかすると,はじめから「板」,「荒」だったのだろうか? だとしてもなんとなく不思議。

荒沼・板橋沼へ(山辺町),14:04

荒沼・板橋沼へ(山辺町),14:04
1枚目:左になにやら車止めのようなもの(実質は立入禁止?)があった。
2枚目:現在地を確認。 左へ入ると,その先で「はんのき夫婦沼」の隣(注)の近くにあった「←板」と書かれた道標があった遊歩道と途中で合流し, その先で板橋沼の南岸近くを通るようだ。 しかし,ここにこれがある,ということは・・・。
この後,板橋沼の東岸沿いの遊歩道へ入る前に,この南岸近くのルートへ入ろうとしたがダメだった。 また,東岸沿いから見るかぎり,板橋沼の南岸には人が立ち入れそうな場所は見当たらなかった(後述)。

車止めのようなものを正面から撮影(山辺町),14:04
やや右にずれている。左側から前方に上がっていく踏跡が続いている。 おそらく今でも人が行き来しているのだろう。 入ってみようかと思ったが,,止めた。

荒沼・板橋沼へ(山辺町),14:05-14:06
琵琶沼で初めて見た クラマゴケSelaginella remotifolia,イワヒバ科 イワヒバ属) が右の道端で群生していた。

荒沼・板橋沼へ(山辺町),14:07
オシダDryopteris crassirhizoma,オシダ科 オシダ属)

荒沼・板橋沼へ(山辺町),14:07-14:08
2枚目: ヤマユリLilium auratum,ユリ科 ユリ属)

荒沼・板橋沼へ(山辺町),14:09
1,2枚目:パノラマ撮影。
2枚目:木々の間から荒沼が見えるようになった。

荒沼・板橋沼へ(山辺町),14:09-14:10
一枚目:左側に赤い花が咲いていた。 レンゲツツジRhododendron japonicum,ツツジ科 ツツジ属) かと思って撮影したが違うようだ。
ヤマツツジRhododendron obtusum,ツツジ科 ツツジ属) ? ヤマツツジにしては,花の色がやや薄い。
2枚目: 近くにあった「県民の森案内図」。

荒沼へ(山辺町),14:10
1,2枚目:右への分岐があった。ここからなら荒沼に近付けそうだ。
3枚目:現在地を確認。

荒沼へ(山辺町),14:11
坂を下る途中で白い花が群生していた。
この時は何だったかわからなかったが,後日,見覚えがあるのを思い出した。 これは オオヤマフスマMoehringia lateriflora,ナデシコ科 オオヤマフスマ属) だ。 2014年に乗鞍高原で見たのが最初だが, 昨年(2016.06.19) は八幡平市の安比高原で何度も見ていた。

下り坂の先は堰堤のようになっていた(山辺町),14:11
1枚目:左が荒沼だが,下った先に格子状の蓋らしきものがあった。 右はやや窪地になっているので,格子の下は水が通るようになっているのかも。 しかし,右は草蒸していて詳細不明。 堰堤の先にも踏跡が続いているが前方は見通せない。
2枚目: オオヤマフスマMoehringia lateriflora,ナデシコ科 オオヤマフスマ属) の群生。

格子状の蓋のすぐ先で左前右を撮影(山辺町),14:12
1枚目:左側。わずかだが荒沼が見渡せた。 正面に見えるのは,荒沼の東端にある荒沼駐車場のようだ。 あの駐車場の左奥(北)に山形市少年自然の家(山形市総合学習センター)がある。
2枚目:堰堤?上に続く踏跡のような遊歩道? ほとんど人は通っていないようだ。
3枚目:右側の窪地。草木だらけでまったく様子がわからない。

荒沼(山辺町),14:12, 14:13, 14:14, 14:15
1枚目:上記の荒沼が見通せる場所。水際に近付けそうだ。
2枚目:ここで 採集(荒沼)
3枚目:導電率は 51 μS/cm(20.5℃)。
4枚目: pH は 5.88。
荒沼は, 8年前(2009.11.02)に南岸沿いを通ったが, 荒沼の東側はいかにも人造湖らしい雰囲気だったので,採集せずに通り過ぎて締まった。 よって荒沼での採集はこれが最初になる。

荒沼(山辺町),14:15
上と同じ場所。これは イヌコリヤナギSalix integra,ヤナギ科 ヤナギ属) ?

荒沼(山辺町),14:15-14:16
そしてこれは ハナニガナIxeris dentata var. albiflora f. amplifolia,キク科 ニガナ属) ?

遊歩道に戻る(山辺町),14:16

その先にキャンプ場がある(山辺町),14:16-14:17
1枚目:??
2枚目:「県民の森キャンプ場案内図」

県民の森キャンプ場(山辺町),14:17

県民の森キャンプ場(山辺町),14:18
キャンプ場の外へ出る。

左への分岐もあったが,ここは直進(山辺町),14:18

前方にふたたび荒沼が見えてきた(山辺町),14:19

荒沼西岸沿いを北へ(山辺町),14:19-14:20

荒沼西岸(山辺町),14:20
1枚目:水際に降りられる場所があった。
2枚目:水は澄んでいて原生生物はいそうにない。それにさきほども採集したばかりなので,ここはパス。
3枚目:導電率だけ測っておくことにした。34 μS/cm(20.1℃)。 さきほど(51 μS/cm,20.5℃)よりやや低い。

荒沼西岸(山辺町),14:20
上と同じ場所だが,これは ??

荒沼西岸沿いを北へ(山辺町),14:21
1〜3枚目:パノラマ撮影。
2枚目:正面に見えるのは,さきほども撮影したが,荒沼の東端にある荒沼駐車場(おそらく)。 その右に沼沿いの道が続いているのがわかる。 既述したが,8年前(2009.11.02)はあそこを 右から左(東)へ進んで荒沼駐車場の先にある 山形市少年自然の家(山形市総合学習センター)まで行ってしまった(当時はGPSが無かった)。 しかし,そこから大沼方面へ抜け出るルートがわからず,結局,途中まで戻って,県民の森の東端から県道17号 山形白鷹線へ出て 山形駅へ戻った(自転車で)。

T字路を左折(山辺町),14:22
ここで荒沼を離れ,西にある板橋沼の北岸沿いを東へ向う。

HOME | 研究資料館 | 採集の記録 | 採集地ごとの生息情報 | 山形県の他の地域