鶴岡市/庄内町
月山 弥陀ヶ原
Part VI: 東端〜東側の木道
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2010.08.28 ウオッちず で位置確認

木道末端近くの池塘(弥陀ケ原,庄内町,現在位置),10:06
前々回(下々段)は先端部にパラソルと椅子があったが,前回から消えていた。


前回の様子(2009.8.26,09:59撮影)。

前々回の様子(2006.8.3,09:59撮影)。

木道末端近くの池塘(弥陀ケ原,庄内町),10:07
ここで 採集(弥陀ケ原-8,湿原東端の池塘-2)
観察された生物: リピドデンドロン(Rhipidodendron), ディフルギア( Difflugia elegansD. oblonga), 珪藻各種, スコチエラ(Scotiella sp.)?, ゲミネルラ(Geminella), コウガイチリモ( Pleurotaenium minutum), ミカヅキモ(Closterium abruptum), ハタヒモ(Netrium digitus), カワモズク(Batrachospermum), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), メリスモペディア(Merismopedia), ミジンコ, ケンミジンコ, ワムシ,

木道の脇にある踏跡,その先にも池塘が(弥陀ケ原,庄内町,現在位置),10:08
はっきりした踏み跡が続いているが,ロープが張ってあるのでこれ以上先には進めない。


前回の様子(2009.8.26,09:51撮影)。

前々回の様子(2006.8.3,09:59撮影)。

元へ戻る(弥陀ケ原,庄内町,現在位置),10:09
1,2枚目:オゼコウホネNuphar pumilum var. ozeense)が育つ池塘を南側から撮影。


前回の様子(2009.8.26,09:51撮影)。

オゼコウホネが育つ池塘(弥陀ケ原,庄内町),10:09
これはオゼコウホネNuphar pumilum var. ozeense)の実?

元へ戻りつつ鳥海山方向をパノラマ撮影(弥陀ケ原,庄内町),10:10

まもなく元のT字路に戻る(弥陀ケ原,庄内町),10:11

元のT字路に戻った,こんどは直進(南へ)(弥陀ケ原,庄内町,現在位置),10:12
1,2枚目:パノラマ撮影。

木道脇の池塘,これは離れ過ぎていて採集不可(弥陀ケ原,庄内町),10:13

湿原の東側を通る木道を南へ,「弥陀ケ原の植物の花期」の案内板(弥陀ケ原,庄内町),10:13

前回の様子(2009.8.26,09:58撮影)。

池塘の上を木道が通る場所(弥陀ケ原,庄内町),10:14

池塘の上を木道が通る場所(弥陀ケ原,庄内町),10:14
ここで採集(弥陀ケ原-9,東側木道が横切る池塘-1)
観察された生物: リピドデンドロン(Rhipidodendron), ウロトリカ(Urotricha), 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium), 珪藻各種, グロエオキスティス(Gloeocystis sp.), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. idiosporum), ホシガタモ( Staurastrum avicula), Bambusina brebissonii, カワモズク(Batrachospermum), クロオコッカス(Chroococcus), メリスモペディア(Merismopedia), イタチムシ,

脇を見ると前回同様,カワモヅクがあった,そして・・・(弥陀ケ原,庄内町),10:15-10:17
2,3枚目:よく見ると泥の上に小さな緑色のゼリー状の物体がいくつもあった。 4枚目:サンプルチューブに入れて詳しく観察 (弥陀ケ原-10,東側木道が横切る池塘-2)。 イモリやカエルの卵でないのは確か。 翌日の観察で,予想通り共生藻を持つオフリディウムの群体であることが判明。
観察された生物: リピドデンドロン(Rhipidodendron), 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium), サヤミドロ(Oedogonium), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. idiosporum),

池塘の上を木道が通る場所(弥陀ケ原,庄内町),10:19
近くに咲いていたイワショウブTofieldia japonica)。 下にいる虫は・・・。この時はなにげなく撮影しただけだったが,,,。 後でよく見るとこれこそが「ブナ枯れ」を起こしている ウエツキブナハムシChujoa uetsukii)だった。 こういった場所でも見かけるということは,ブナ林には相当な数の個体がいるのだろう。 どういう訳か,この虫の名前はRed Data Bookに掲載されている。 絶滅危惧種が山形一帯のブナの葉を食べ尽くしているというのだから,なんとも奇妙な話だ。

湿原の東側を通る木道を南へ,高台に上がる(弥陀ケ原,庄内町),10:19

さらに湿原の東側を通る木道を南へ(弥陀ケ原,庄内町),10:20

前回の様子(2009.8.26,10:00-10:01撮影)。

前々回の様子(2006.8.3,10:07撮影)。

池塘の水面に浮かぶホソバウキミクリ(弥陀ケ原,庄内町),10:20-10:21
1〜3枚目:ホソバウキミクリ?Sparganium angustifolium)。 4枚目:池端を撮影。ここは深く落ち込んでいるので採集せず。

Part VII: 〜東斜面に点在する池塘 2010.08.28, 10:21 - 10:32
目次 | 駐車場〜御田原参篭所〜御浜池へ向う遊歩道〜北側の木道を東へ北側の木道を東へ北側の木道〜東端の池塘東端〜東側の木道〜東斜面に点在する池塘東〜南側の木道南側の木道を西へ南側の木道〜登山道登山道〜南側の木道西側の木道西側の木道〜駐車場

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