昭和村 |
矢ノ原湿原 Part IV: 南西〜南端〜 |
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採集日:2010.06.13 | ウオッちず | で位置確認 |
矢ノ原湿原(昭和村),15:18
1〜3枚目:しゃがんで木道の右(南西)側をパノラマ撮影。あたりは一面
ワタスゲ(Eriophorum vaginatum)で覆われている。
なお,後出する「矢ノ原湿原遊歩道案内板」(参考のためにここにも示しておく,4枚目)には,この木道の右手(西奥)に沼が描いてあり,
その沼に至る通路も描いてある。
しかし,現在は,それらしい場所は見当たらない。
国土地理院の地図には,現在いる湿原から西にやや離れた位置に小さな湿地(沼ではない)が描いてある。
したがって,かつては沼ないし湿地があったのは確かなようだ。
沼が湿地となり次第に樹林帯の中に埋没してしまったのかも知れない。
矢ノ原湿原(昭和村),15:18
木道脇には「水ゴケを大切に」と書かれた標柱があった。
矢ノ原湿原(昭和村),15:28
木道の左(南東)側に
ハッチョウトンボ(Nannophya pygmaea)がいた。
同伴者(月井栄三郎氏)はすぐに見つけて,自分のカメラで何度も撮影をしていた。
私は視力が弱いので,小さなハッチョウトンボがなかなか見つけられない。
また,デジカメを望遠モードにすると,肉眼で見定めた場所にレンズを向けるのが難しくなる。
結局,自分ではうまく見定まらないので同伴者にカメラを渡して替りに撮影してもらった。
これはハッチョウトンボの雌。雄は真っ赤なので見つけやすいが,雌はこのように地味な色合いなので見つけにくい。
矢ノ原湿原(昭和村),15:30-15:31
1〜4枚目:今度は木道の東側をパノラマ撮影。
1枚目:やってきた方向。
2枚目:ワタスゲは途中まで,そこから先(北)はミツガシワの群生が広がっている。
ミツガシワのあるあたりまで沼地が広がっているはず。
2,3枚目:ここから東方向にある標高の高い山は石取山(標高 810.1 m)だが,
その手前にも720, 740mほどの小山がある。なので,前方の山が石取山か否かは不明。
矢ノ原湿原(昭和村),15:31
1〜4枚目:上と同じ位置でしゃがんでパノラマ撮影。
矢ノ原湿原,ふたたび樹林帯の中の遊歩道へ(昭和村),15:36-15:37
1枚目:木道の先でふたたび樹林帯に入る。ここからは既述した標高 726 mの小山の南側を迂回して湿原左側の車道へ向う。
矢ノ原湿原,珍しいスミレが咲いていた(昭和村),15:37-15:39
葉がブーメラン型という点では
アギスミレ(Viola verecunda var. semilunaris)
のように見えるが,どういう訳か花の側弁が横に開かない。前方に突き出している。
小さいし,薄ぐらいのでどうにもピントが合わない。
矢ノ原湿原,湿原沿いの遊歩道を南へ(昭和村),15:39
標高 726 mの小山を過ぎると左側が開けてきた。
矢ノ原湿原,ふたたび木道が現れた(昭和村),15:41
1,2枚目:遊歩道は,ほどなく前方で左(東)に折れるが,そこから先は木道になる。
矢ノ原湿原,湿原の南端付近を東へ(昭和村),15:42
1,2枚目:パノラマ撮影。
木道の下は何本かの沢が流れていた。
矢ノ原湿原,エゾハルゼミに混じって今回始めてウグイスの鳴き声がした(昭和村),15:42
エゾハルゼミ(Terpnosia nigricosta)と
ウグイス(Cettia diphone)。
←音声
矢ノ原湿原,水路を越える(昭和村),15:43
1,2枚目:パノラマ撮影。
明らかに人工的に掘削された水路があった。
この先に耕作地があるので,それに関連して作られたのかも。
矢ノ原湿原,T字路へ出た(昭和村),15:44
1枚目:ゆるい坂を上がると,,
2枚目:T字路が現れた。右へ行くべきか,左へ行くべきか,道標がないので一時迷った。
前方にはたくさんの薪がきれいに整えて積んである。
南湿原東岸沿いを北へ 2010.06.13, 15:44 - 16:13 |
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