飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),08:54
岩盤に張り付いて育つこの蔓植物は
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崖際を通って先へ(七宗町),08:55
1〜3枚目:崖際からパノラマ撮影。
1枚目:こちらがさきほどまでいた水たまりのある窪みがある方向。
2枚目:崖際にある尖った岩をすり抜ける。
3枚目:その先にやや広々した場所がある。
2014年04月の様子(2014.04.27,09:08撮影)。
2013年11月の様子(2013.11.01,08:54撮影)。
2013年04月の様子(2013.04.28,08:57撮影)。
2012年05月の様子(2012.05.13,08:56撮影)。
尖った大岩のくぼみにできた水たまり(七宗町),08:55
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:尖った岩の中程が削れていて,そこに水がたまっている。
ここは最初に採集した際,たくさんの原生生物が観察できたところだ。
しかし,以後の採集では,あまり多くなかった。種数の変動がややある場所だ。
今回はどうだろう?
大岩のくぼみにできた水たまりへ(七宗町),08:56
1枚目:今回は,落ち葉や枯葉がやや多めだ。これだと期待できるかも。
2枚目:ということでここで
採集(甌穴群散策路-02)。
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium),
クリプトモナス(Cryptomonas ovata),
小型鞭毛虫数種,
共生藻を持つマヨレラ(Mayorella viridis?),
バネラ(Vannella),
ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria),
カンパネルラ(Campanella),
キストディニウム(Cystodinium),
未同定の繊毛虫,
イカダモ(Scenedesmus),
細いサヤミドロ(Oedogonium),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium nodosum,
P. trabecula),
ミカヅキモ(
Closterium rostratum),
ツヅミモ(
Cosmarium cucurbitinum),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
ワムシ,
イタチムシ,
飛水峡 甌穴群散策路,足下の様子(七宗町),08:57
2013年04月の様子(2013.04.28,09:00撮影)。
2012年05月の様子(2012.05.13,08:56撮影)。
飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),08:57
所々に藻塊で溢れた水たまりがあった。
以前はもっと水があったのだろう。それが干上がってこのようになったはず。
こういう場所は,時に干上がってしまうので原生生物はあまり期待できない。
また,たくさんの種がいる場合は互いに牽制しあうので,単一の種類が大量に増殖することはない。
このように(おそらく)単一の糸状藻が増殖している場所は,原生生物相は貧弱なのが一般的だ。
飛水峡 甌穴群散策路,やや広々した場所へ近付く(七宗町),08:58
2013年04月の様子(2013.04.28,09:00撮影)。
2012年05月の様子(2012.05.13,09:01撮影)。
飛水峡 甌穴群散策路,やや広々した場所へ(七宗町),08:59
飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),09:00
昨日の葦毛湿原同様,
あちこちに
ニガナ(Ixeris dentata,キク科 ニガナ属)
が咲いていた。
飛水峡 甌穴群散策路,やや広々した場所の水たまり(七宗町),09:00
前回(下段)・前々回(下々段)に比べて草が育っているのがわかる。
今回は2週間遅いので,その分育っている訳だ。
ただし,最下段(2012.05.13)は,今回より3日後だが,草はほとんど生えていない。
おそらく,この頃は写真を撮影する前に大雨が降って多くの植物が洗い流されてしまったのだろう。
それが,この3年の間に徐々に復活して現在のようになったのだろう。
2014年04月の様子(2014.04.27,09:14撮影)。
2013年11月の様子(2013.11.01,09:00撮影)。
2013年04月の様子(2013.04.28,09:02撮影)。
2012年05月の様子(2012.05.13,09:01撮影)。
飛水峡 甌穴群散策路,やや広々した場所の水たまり(七宗町),09:00, 09:01, 09:02
1,2枚目:水際で
採集(甌穴群散策路-03)。
水垢はあるが,一時的に干上がったような気配がある。
原生生物はあまり期待できないかも。
3枚目:これは?
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas platyuris),
レポキンクリス(Lepocinclis salina),
トラケロモナス(Trachelomonas sp.),
シヌラ(Synura),
フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex),
サヤミドロ(Oedogonium),
ツヅミモ(
Cosmarium botrytis),
未同定のツヅミモ(Cosmarium sp.),
ミクロキスティス(Microcystis),
ユレモ3種(Oscillatoria sp.),
Achromatium oxaliferum,
ワムシ,
センチュウ,
広々とした水深のある大きな水たまりの右から奥へ(七宗町),09:02
1〜3枚目:パノラマ撮影。
有望な採集ポイントはこの水たまりの先にある。
眼前にある「ナイフのように薄い大岩」(ナイフ岩,もしくは三角岩,2枚目右)の先だ。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
さきほどログをオンにしたつもりだったが,まだ記録を始めていなかった。あらためてここからGPSの記録を始めた。
飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),09:03
前回訪れた際は,ナイフ岩の奥にはトゲのある灌木がたくさんあった。
トゲが刺さって難儀したので,今回は手袋を用意してきたので,それを装着した。
しかし,なぜか今回はトゲのある植物は少なめであまり必要なかった。
また,ゴム製の手袋なので,しばらく装着していると中がむれてきた。
我慢できなくなったので途中で外した。
飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),09:04
足下に割れた岩があった。
これはあきらかに人為的に割られたものだ。
ここは地質的に珍しい場所なので,ときおり地質に関心のある人(専門家?)が訪れる。
誰かがここで岩を割ったのだろう。
Part IV: | 飛水峡 甌穴群散策路(2) 2015.05.10, 09:06 - 09:20 |