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2014.10.18, Part III

雲五川支流の砂防ダム

雲五川支流沿いの道(土岐市),12:20-12:21
遊歩道に敷設された木道の周囲でもたくさんの シラタマホシクサEriocaulon nudicuspe,ホシクサ科 ホシクサ属) が咲いていた。

斜面湿原の中央付近からパノラマ撮影(土岐市),12:22
1枚目:やってきた方向。 2枚目: シラタマホシクサEriocaulon nudicuspe,ホシクサ科 ホシクサ属) が目立つ斜面湿地。ここも鉱質土壌湿原だ。 3枚目:進行方向。右端になにやら道標が立っている。

斜面沿いの鉱質土壌湿原(土岐市),12:22
柵の下にできていた水たまりで 採集(陶史の森-03,雲五川支流沿いの湿地)。 ここにはたくさんいた。
観察された生物: フセツボカムリ( Centropyxis ecornis), アミカムリ(Nebela sp.), フレンゼリナ(Frenzelina), 共生藻を持つラッパムシ(Stentor fuliginosus), フロントニア(Frontonia acuminata), 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium), 棘毛類繊毛虫, 珪藻各種, エレモスフェラ( Eremosphaera viridisEremosphaera sp.), ゲミネルラ(Geminella mutabilis), ヒザオリ2種(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium navicula), 小型ミカヅキモ(Closterium sp.), ツヅミモ( Cosmarium amoenumC. connatumCosmarium depressumC. globosumCosmarium obsoletum v. obsoletumC. obsoletum v. sitvenseC. quadratumC. pachydermumC. portianumC. pseudomagnificumC. quadratumCosmarium sp.), ホシガタモ( Staurastrum dilatatum), イボマタモ( Euastrum sinuosum), アワセオオギ(Micrasterias truncata), ハタヒモ(Netrium digitus,大小2タイプ), ネジモ(Spirotaenia condensata),

斜面湿地の右端に立つ道標(土岐市),12:22
「自然探索の森」と書かれている。これはどの辺を指すのだろうか?

支流を横断する木道脇を通過(土岐市),12:23

2014年04月の様子(2014.04.12,12:22撮影)。

2014年02月の様子(2014.02.01,11:16 撮影)。

ひさしぶりなので,木道の様子を確認(土岐市),12:23
2枚目:木道の周囲も シラタマホシクサEriocaulon nudicuspe,ホシクサ科 ホシクサ属) だらけ。 採集はしないで戻った。

雲五川支流沿いの道をさらに進む(土岐市),12:23

左の斜面に2つめの斜面湿原が現れた(土岐市),12:23

足下で水路が道を横断していた(土岐市),12:24

陶史の森,2つめの斜面湿原(土岐市),12:24
道際のわずかな斜面で トウカイモウセンゴケDrosera tokaiensis,モウセンゴケ科 モウセンゴケ属) または, モウセンゴケDrosera rotundifolia,モウセンゴケ科 モウセンゴケ属) が大量に繁殖していた。

陶史の森,2つめの斜面湿原(土岐市),12:25
近くにはわずかながら ホザキノミミカキグサUtricularia racemosa,タヌキモ科 タヌキモ属) が。

雲五川支流沿いの道,橋を渡り階段を上がる(土岐市),12:26

左から来る「織部の道」と合流する(土岐市),12:27

右がたくさんの原生生物が観察できた砂防ダムだ(土岐市),12:27

2014年04月の様子(2014.04.12,12:24撮影)。

2014年02月の様子(2014.02.01,11:20 撮影)。

堰堤の上流側にある水たまりへ(土岐市),12:27
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:踏跡の途中に狭い水路があるが,前回までは幅が狭く,わずかに水の流れがある程度だったが, 幅が広がり,結構な量の水が流れていた。 最近は雨が多いためだろう。


2014年04月の様子(2014.04.12,12:26撮影)。

砂防ダムを上流側からパノラマ撮影(土岐市),12:28

2014年04月の様子(2014.04.12,12:29撮影)。

2014年02月の様子(2014.02.01,11:21 撮影)。

陶史の森,雲五川支流にある砂防ダム(土岐市),12:28
1枚目:手前の水たまりの右半分は,上流から流れてくる水できれいに洗い流されていた。 2枚目:これでは原生生物は期待できない。しかし,左側を見ると,草が流れを遮っているために 水垢が結構残っていた。これを 採集(陶史の森-04,雲五川支流にある砂防ダム)。 ここは今回は原生生物は少なめだった(種数)。 沢の水量が増しているので,多くが洗い流されて細胞数が減っているのだろう。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), 小型鞭毛虫数種, 小型アメーバ, プロロドン(Prorodon sp.), 珪藻各種, サヤミドロ(Oedogonium), ヒザオリ(Mougeotia), アオミドロ2種(Spirogyra), ツヅミモ( Cosmarium pandriformeやや小型), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), ユレモ(Oscillatoria sp.),

陶史の森,雲五川の支流にある砂防ダム(土岐市),12:29
水際に生えていたミズゴケに名札が付いていた。 オオミズゴケSphagnum palustre,ミズゴケ科 ミズゴケ属) 。

Part IV: 野鳥の森沿い〜白磁の道
2014.10.18, 12:29 - 12:43