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2014.08.04, Part XII

畚岳登山口〜八幡平頂上バス停〜盛岡駅へ

分岐に戻り右折,畚岳登山口へ(仙北市/八幡平市),13:40

畚岳登山口へ戻る(仙北市/八幡平市),13:45

裏岩手縦走路,畚岳登山口へ戻る(仙北市/八幡平市),13:47
花が終わりかけの コバギボウシHosta sieboldii,ユリ科 ギボウシ属)

畚岳登山口へ戻った(仙北市/八幡平市),13:47
既述したように,当初の予定では,ここから右へ向かって藤七温泉,蓬莱境の先にある「蓬莱沼」を訪れるはずだった。 しかし,復路のバス(15:35,最終)まであと2時間を切ってしまった。 見返峠バス停(レストハウス前)に発車30分前には着きたいので, 残りは1時間15分くらいしかない。 これでは蓬莱沼まで往復するのは,ほとんど無理だ。 なので,このまま見返峠バス停へ向かうことにした。 最終バスの1本前は 14:30なので,これに間に合うかも知れない。

 コース  登山口
 〜 畚岳山頂分岐
畚岳山頂分岐
 〜 諸桧岳山頂近く
諸桧岳山頂近く
 〜 石沼
 計 
 往 路  21 分
(08:53 - 09:14)
82 (69) 分
(09:14 - 10:36)
25 分
(10:36 - 11:01)
128 (115) 分
(08:53 - 11:01)
 復 路  38 (27) 分
(13:09 - 13:47)
79 分
(11:50 - 13:09)
27 分
(11:23 - 11:50)
144 (133) 分
(11:23 - 13:47)
表中の() 内は,採集に費やした時間を除いた値。
復路は上り坂が多いので,その分余計に時間がかかったと思われる。
復路では 登山口近くの湿原で採集を試みた(7分,13:21-13:28?)のと, 藤七温泉コースを少し歩いた(4分,13:36-13:40) ことで計11分費やした。 これを除外(38-11=27)すると登山口〜畚岳山頂分岐間の移動時間は往路(21分),復路(27分)となる。
一方,往路では, 畚岳と諸桧岳の鞍部にある池で6分(09:44-09:50), 笹原の手前にあった池で4分(10:08-10:12), 笹原の先にあった池で3分(10:22-10:25) ということで,計13分を費やした。 これを除外すると,畚岳山頂分岐 → 諸桧岳山頂の移動にかかった時間は82-13=69分となる。
また, 石沼周辺(ミツガシワ北池&南池を含む)では22分(11:01-11:23)を費やした。

なお,裏岩手縦走路を紹介した案内では, 畚岳〜諸桧岳の移動時間を往復路とも 40分としてある。 私の場合は70分以上かかっている。う〜む。

八幡平樹海ラインを北へ(仙北市),13:50
最初はやや傾斜のある坂を上がる。途中からほぼ平坦になる。 しかし,足が疲れているので,結構しんどい。

八幡平樹海ラインを北へ(仙北市),13:57-14:00
途中の道路沿いの斜面で モウセンゴケDrosera rotundifolia,モウセンゴケ科 モウセンゴケ属) が群生していた。 ということは,ここは常に湿っているのだろう。 2,4,6枚目:モウセンゴケの花が咲いていた。多くは蕾み?の状態。 7枚目:iPad mini で現在地を確認。

その先の道路際に小さな水たまりあった(仙北市),14:01-14:03
3枚目:潅木の下にわずかな水たまりがあった。 常に湿っている場所のせいか,水垢も結構ある。 4枚目:ここで 採集(八幡平樹海ライン)。 原生生物はわずかだが,これは仕方がない。
観察された生物: マルウズオビムシ(Peridinium), 渦鞭毛虫の一種, ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica), イボマタモ( Euastrum affine), ハタヒモ(Netrium digitus), ネジモ(Spirotaenia condensata), クロオコッカス(Chroococcus turgidus)多数,

見返峠駐車場が見えてきた(仙北市/八幡平市),14:06

見返峠駐車場へ(仙北市/八幡平市),14:08
この頃,雨粒がポツリ,ポツリと落ちてきた。 これは当日の予報通り。今日は午後から小雨模様となっていたが,その通りになった。

見返峠駐車場にあるレストハウスへ(仙北市/八幡平市),14:09
1〜3枚目:すでに復路のバス(3枚目)が駐車場で待機していた。 発車まで21分ある。
この後,レストハウスの二階に直行し,食堂でカレー(800円)を急いで食べた。 食後,自販機で栄養ドリンクを1本購入して,即,飲み,トイレの洗面所で汗をぬぐった。

レストハウスを出るとすでに復路のバスがバス停に移動していた(仙北市/八幡平市),14:21, 14:22, 14:25
1枚目:前面を見ると,「松尾鉱山資料館」とある。見たことのない名前だったので最初はこのバスに乗るべきか迷ってしまった。 従来だと「東八幡平交通センター」で盛岡駅行きに乗り継いでいたからだ。
2枚目:バス停の時刻表を確認。 ここにも「東八幡平交通センター」の名前はない。 替りにあるのが「松尾鉱山資料館」。 おそらくこのバスでいいはず,とは思いつつも確信が持てない。 そこでバスに入って中にいる運転手に尋ねたところ, 「東八幡平交通センター」は現在は廃止されていて,替りに「松尾鉱山資料館」で乗り換えるのだと説明を受けて,やっと納得した。
3枚目:乗客の多くは,私と同様,盛岡駅へ行くので,運転手は行き先を尋ねて盛岡駅へ行く乗客に この「バス乗り継ぎ券」を手渡してくれた。これを盛岡駅で下車する際に提示すると200円を割り引いてくれる。 これは盛岡駅〜八幡平頂上直行バスの運賃が 1360円なのにたいして, 盛岡駅〜松尾鉱山資料館が940円,松尾鉱山資料館〜八幡平頂上が630円で計1570円と割高になるためだ。 差額は210円だが,10円を切り捨てて?200円を940円から引いて,降車する際には740円を支払えばよいことになる。
この券にはまだ「東八幡平交通センター」の名前がある。


2012年09月の様子(2012.09.22,15:55, 15:56, 15:58撮影)。
これは2年前に八幡平を訪れた時に撮影した「バス乗り継ぎ券」。 この時は,「東八幡平交通センター」で乗り継ぐ際に,運転手が手渡してくれた。 赤いスタンプが押してある点を除き,印刷された内容は現在とまったく同じ。

見返峠駐車場を出発(仙北市/八幡平市),14:29
ガスが低くたれ込め,雨粒がわずかだが落ちている。

アスピーテラインに出て右折,登山口前を通過(仙北市/八幡平市),14:33

黒谷地湿原バス停を通過(八幡平市),14:39-14:40
1枚目:黒谷地湿原の西側を流れる北ノ又川。前方が源流部のようだ。 2枚目:バス停近くにある黒谷地湿原入口。 ここでも何度かバス(またはタクシー)を降りたことがある。ここから乗車したことはない。 一昨年(2012.09.22) はここで降車して, 黒谷地湿原八幡沼湿原八幡平北西尾根 を歩いた。

地熱発電用の掘削?(八幡平市),14:53
1枚目:道路沿いでなにやら掘削作業が行われていた。 過ぎてから振り返って撮影。 「安全第一,Geo E」の文字が見える。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。少し過ぎてからチェックしているので,実際の位置は少し南西にずれているはず。
「Geo E」というのは「地熱エンジニアリング株式会社,Geothermal Engineering Co., Ltd.」のことらしい。 調べると,昨年(2013.6.6),この辺で 「松尾八幡平地域構造試錐井 MH-1掘削工事」の開坑式・安全祈願祭が行われたらしい。 おそらくそれだろう。

御在所温泉が消えていた(八幡平市),14:54
1枚目:以前はここに御在所バス停(旧称 八幡平ロッヂバス停)があり,その向かいに食堂(いっぷく茶屋)や温泉施設があったのだが,,,。 「八幡平 赤沼神社」の赤い鳥居を残してすっかり姿を消していた。 近くには 御在所湿原 があり,そこで2度( 2005.7.16, 2006.9.12 )採集したことがある。
調べると,2010年には廃業していたらしいが・・・。
2枚目:8年前(2006.09.12)に撮影した鳥居 (2006.09.12,11:23-11:24撮影)。 これと比較すると,案内板を残して,鳥居の裏にあった樹木や社が消えているのがわかる。


2010年10月の様子(2010.10.02,11:18撮影)。 少なくともこの時は営業していたはず。

2007年09月の様子(2007.08.23,11:17撮影)。

2006年09月の様子(2006.09.12,11:18-11:19撮影)。

Part XIII: 松尾鉱山資料館バス停〜盛岡駅
2014.08.04, 14:57 - 17:09