HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2012 . 06 . 24 | お知らせ

2012.06.24, Part XII

下の小池

前方にある「京大ヒュッテ」の看板のところで,左に降りる(山ノ内町),14:25

「京大ヒュッテ」の看板を見ながら坂を下る(山ノ内町),14:26

前方を左折,右は無名湿原の入口(山ノ内町),14:27
ここは以前は木々が茂って見通しが悪かったが,昨年(2011.07.02),草や潅木が切り払われていて見通しが良くなった。

階段を下った先に木道が現れる(山ノ内町),14:27

2011年07月の様子(2011.07.02,14:38撮影)。

左に「下の小池」が見えたところで左折(山ノ内町),14:28

下の小池に到着(山ノ内町),14:28

下の小池(山ノ内町),14:28
これまで通り,池近くの水面はミツガシワMenyanthes trifoliata)で覆われていた。


2011年07月の様子(2011.07.02,14:39撮影)。

下の小池(山ノ内町),14:28-14:29
池端でかがんで採集するために,木道の端に腰掛けようとしたところ,足下に ツチガエルRana rugosa)がいた。 このままだと足を水際に降ろすことができないが,写真を撮った直後,カエルがどいてくれた。

下の小池(山ノ内町),14:29
木道近くのミツガシワMenyanthes trifoliata) はすっかり実に変わっていた。

下の小池,カメラを低く構えて撮影(山ノ内町),14:30
池端のミツガシワMenyanthes trifoliata)で花を付けているものは見当たらない。 前回(2011.07.02) は多少とも花があったのだが・・・。 ここは大雪の影響はあまり無かったのだろうか?
ここを訪れるのは写真撮影しなかった時期(2004.9.26, 2005.6.19)を含めると計9回になる。


2011年10月の様子(2011.10.27,15:20撮影)。

2011年07月の様子(2011.07.02,14:39-14:40撮影)。

2010.07.25, 14:24撮影。

2009.8.17, 14:34撮影。

2007.6.17, 14:40撮影。この頃が開花時期。

2006.6.1, 15:49-15:50撮影。

下の小池(山ノ内町),14:30-14:31
望遠撮影。 池端から少し離れた位置に花を付けている ミツガシワMenyanthes trifoliata)があった。 ただし,花があるのは先端のみ。下はすべて実に変わっている。

下の小池(山ノ内町),14:32
池端の左側で採集(下の小池-1)。 これまで同様, トゲツヅミモ(Xanthidium armatum) がたくさんいた。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, 小型鞭毛虫数種, ディフルギア( Difflugia bacillariarum), トラケロユーグリファ(Tracheleuglypha), ディアフォロドン(Diaphoropodon), トリネマ(Trinema sp.), ラッパムシ(Stentor sp.), 共生藻を持つラッパムシ(Stentor fuliginosus), プロロドン(Prorodon sp.), メソディニウム(Mesodinium), レンバディオン(Lembadion lucens), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), 珪藻各種, サヤミドロ(Oedogonium), ゲミネルラ(Geminella), カメガシラモ(Tetmemorus granulatus), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. rostratumC. toxon), ツヅミモ( Cosmarium amoenumC. quadrifarium), ホシガタモ( Staurastrum brachiatumS. cuspidatumS. incisumS. iotanum), イボマタモ( Euastrum gnathophorum), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum)多数, タテブエモ(Penium polymorphum), ハタヒモ(Netrium digitus), ネジモ(Spirotaenia condensata), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), Achromatium oxaliferum, ワムシ, イタチムシ,

下の小池(山ノ内町),14:33
池端の右側で採集(下の小池-2)。 こちらも同じ。
観察された生物: アスタシア(Astasia sp.), ナベカムリ(Arcella sp.), ディフルギア( Difflugia bacillariarum), Pontigulasia, ラッパムシ(Stentor muelleri), スピロストマム(Spirostomum intermedium), 珪藻各種, トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), サヤミドロ(Oedogonium), 未同定の糸状藻類(クレブソルミディウムに似るがピレノイドがない), カメガシラモ(Tetmemorus granulatus), ミカヅキモ( Closterium rostratum), ツヅミモ( Cosmarium quadrifarium), ホシガタモ( Staurastrum iotanum), タテブエモ(Penium polymorphum), Bambusina brebissonii, クロオコッカス(Chroococcus), Achromatium oxaliferum, クマムシ,

下の小池(山ノ内町),14:33-14:34
池端に生えていたこれは ??

下の小池(山ノ内町),14:34-14:35
採集を終えて,立ち去ろうとすると2匹の カオジロトンボLeucorrhinia dubia orientalis)が 木道に舞い降りた。

Part XIII: 下の小池〜無名湿原〜信大自然教育園バス停〜
2012.06.24, 14:36 - 14:53