道路（国道292号 志賀草津道路）を挟んで反対側にある「上の小池」と異なり， この「下の小池」（標高 1563 m）の原生生物相は豊か。 湿原特有の種がたくさん生息している。二つの池の酸性度はほぼ同じ（上の小池 pH 4.9，下の小池 pH 4.6）。 水流の有無や， 「下の小池」の池岸にはミツガシワが群生し，水底に腐食質のものが大量に堆積していること等がこの違いを産んでいるのかも知れない。 ここと似た場所としては，乗鞍高原の牛留池がある。 観察された原生生物名一覧（現在 123 種） 2010.07.25 の採集であらたに 7 種が追加され 64→71 種となった。 2011.07.02 の採集であらたに 7 種が追加され 71→78 種となった。 2011.10.27 の採集であらたに 24 種が追加され 78→102 種となった。 2012.06.24 の採集であらたに 11 種が追加され 102→113 種となった。 2014.07.12 の採集であらたに 05 種が追加され 113→118 種となった。 2015.07.26 の採集であらたに 05 種が追加され 118→123 種となった。