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2012.06.11, Part III

羽衣の松〜いろは沼

いろは沼へ(上山市),11:36-11:37
マイヅルソウMaianthemum dilatatum)の葉に混じってわずかに タチツボスミレViola grypoceras)??が咲いていた。

羽衣の松を通過(上山市),11:37-11:38
ふたたびマイヅルソウMaianthemum dilatatum)と ミツバオウレンCoptis trifolia)。 このミツバオウレンの場合,退化した花弁(黄色い部分),ガク片(花びらのように見える部分)はそれぞれ5つだ。

いろは沼へ(上山市),11:38-11:39
1,2枚目:フキPetasites japonicus)。 3枚目:タチツボスミレViola grypoceras)?

いろは沼へ(上山市),11:41
ふたたびムシカリ(オオカメノキ,Viburnum furcatum)。

いろは沼・観松平分岐を左へ(上山市),11:41

いろは沼へ(上山市),11:41-11:42
ハクサンシャクナゲRhododendron brachycarpum

いろは沼へ(上山市),11:42-11:43
ふたたびムシカリViburnum furcatum)。

いろは沼へ,ふたたび木道へ入る(上山市),11:44

いろは沼に到着(上山市),11:44

いろは沼,入口右の池塘(上山市),11:45
いつも通り,看板がある入口右の池塘で採集しようと近付くと, 木道から離れた場所で数匹の大きなカエルが群れていた。 1枚目:水中にいるカエルを撮影した。この時は気付かなかったが,画面左に紐状の卵塊がある。 どうやらヒキガエルのようだ。 2〜4枚目:個体の特徴,および,ここが東北であること(注)から アズマヒキガエルBufo japonicus formosus)と思われる。

注:アズマヒキガエルに似たニホンヒキガエルもいるが,前者は近畿以北,後者は近畿以南と分布域が異なるらしい。 それからすると,アズマヒキガエルの可能性が高い。

いろは沼,入口からの眺め(上山市),11:45
以下のように,入口右の池塘は草紅葉が始まる8月末頃には干上がっている。 また,左にある縦長の池塘も半分以上干上がってしまう。先(南東)に進むにつれ水が残った池塘が現れる。


2011年10月の様子(2011.10.13,10:59-11:00撮影)。

2011年06月の様子(2011.06.04,10:47撮影)。

2010年08月(2010.08.27,11:45撮影)の様子。 入口右の池塘はほぼ干上がっていた。

2010年07月(2010.07.10,10:54撮影)の様子。

2009年08月(2009.08.25,11:44-11:45撮影)の様子。 入口右の池塘はほぼ干上がっていた。
#この時は前方に人が座っていてパノラマ撮影できなかった。

2008年07月(2008.07.13,10:51-10:52撮影)の様子。

2006年08月(2006.08.02,11:00撮影)の様子。

いろは沼(上山市),11:45-11:46
果穂に変わりつつあるワタスゲEriophorum vaginatum)。

いろは沼,入口右の池塘(上山市),11:47

いろは沼(上山市),11:48
辺りからは モリアオガエルRhacophorus arboreus), ウグイスCettia diphone), カッコウCuculus canorus)などの声が。

        ←要QuickTime 6.0以上

いろは沼,入口右の池塘(上山市),11:49
まずはここで採集(蔵王いろは沼-01)
観察された生物: スポンゴモナス(Spongomonas intestinum), マルロモナス(Mallomonas papillosa), スファエラストルム(Sphaerastrum), フセツボカムリ( Centropyxis aculeata), ディフルギア( Difflugia pyriformis ?), フロントニア(Frontonia sp. 横に広い), ディセマトストマ(Disematostoma minor), ユーグリファ(Euglypha tuberculata), ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. rostratumClosterium sp.), ツヅミモ( Cosmarium quadratumCosmarium sp.), ホシガタモ( Staurastrum sp.), イボマタモ( Euastrum affineE. ampullaceum), ハタヒモ(Netrium digitus 小型), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), ワムシ, ミジンコ, センチュウ,

Part IV: いろは沼(1)
2012.06.11, 11:51 - 12:04