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2010.06.06, Part XII

奥裾花自然園:〜元池〜観光センターへ

元池を目指し舗装道を下る(長野市),12:14
1〜3枚目:パノラマ撮影。

元池を左に見ながらカーブしつつ坂を下る(長野市),12:14-12:15
1〜3枚目:パノラマ撮影。

道端に咲く花(長野市),12:16
これは??)。

さらにカーブしていくと前方にシャトルバスが停まっていた(長野市),12:17
1〜3枚目:カーブの中間付近で左前右をパノラマ撮影。 2枚目:よく見ると,前方にシャトルバスが停まっている。

どうやら行き違いするために下ってくるバスを待っているようだ(長野市),12:18
よくよく考えると,往路で乗車したシャトルバスもこの辺で行き違いをした

元池が迫る(長野市),12:18
1,2枚目:パノラマ撮影。 左から元池へ近付けるかと道を探したが,ここから元池へ降りる道はなかった。 そうこうしている間に,裏から自然園入口から降りてきたバスがやってきた。 あぶないので左にある道の外で行き違うのを待つことにした。

シャトルバスが行き違いした直後の様子(長野市),12:18

元池の東側にある堤上の遊歩道へ入る(長野市),12:20
少し進んで池の東端までくると堤があった。元池はあきらかに人造の溜池だ。 前方には水位調節のための水の出口があり,その上に橋がかかっていた。 既述したように,自然園入口バス停近くの舗装道の途中からこの元池へショートカットする遊歩道がある。 あの橋はその遊歩道の一部のようだ。 この後,上から降りてきた7,8名があの橋を通ってこちらへやってきた。

元池,角の部分ならなんとか近付けそうだ(長野市),12:21
1,2枚目:パノラマ撮影。 ここから見るかぎり池側の斜面はかなり急で降りるのは危険。 しかし,角の部分は比較的傾斜がなだらかだった。

元池,池の角の斜面を降りる(長野市),12:21
ということで傾斜がなだらかな角の部分から水際に近付いてみることにした。

元池,池端で採集(長野市),12:22-12:23
池端に近付くと水底が見えた。この辺の水深はかなり浅いようだ。 これなら滑って池に落ちても溺れることはなさそうだ。 3枚目:ここで採集(元池)。 人造池なので原生生物は期待しなかったが,結果は予想通り。 しかし,自然園内のひょうたん池や今池湿原,吉池のサンプルと同じかむしろ多めだった。 ミカヅキモが1種いたが,いたのは,平地では普通に見られるが,高地の湿原ではほとんど見かけない Closterium acerosumだった。 さきほど,今池湿原の弁天島でも,やはり同じように,平地にいて高地の湿原にはいない Closterium moniliferumが観察された。 他の原生生物もほとんどが主に平地でみられる種類ばかり。
観察された生物: ユーグリファ(Euglypha,scaleが大きい), トリネマ( Trinema complanatumTrinema sp.), トリボネマ(Tribonema regulare), 珪藻各種, ミカヅキモ(Closterium acerosum), ミジンコ, ケンミジンコ,

元池の東側は深く落ち込んでいた(長野市),12:25
1〜3枚目:堤の縁へ移動して,左前右をパノラマ撮影。 1枚目:撮影している間に,前方の橋を通って7,8名?が道路へ向って歩いてきた。 3枚目:木々の葉が茂っていてわかりにくいが,元池の東側は深く落ち込んでいた。

元池の東側は深く落ち込んでいた(長野市),12:25

舗装道へ戻り,さらに南へ(長野市),12:26

奥裾花自然園,観光センターバス停へ(長野市),12:26
エゾハルゼミTerpnosia nigricosta)の鳴き声。 なぜかウグイスの鳴き声はない。
この時期,エゾハルゼミが鳴いている場所ではウグイスの鳴き声も聞こえることが多いが, ここではいたるところでエゾハルゼミの鳴き声はするものの,ウグイスの声は一度も耳にしなかった。

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Part XIII: 〜奥裾花観光センターとその周辺(1)
2010.06.06, 12:29 - 13:01