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2007.06.17, Part III

前山リフト〜前山湿原〜渋池〜四十八池へ

前山リフトに乗車(山ノ内町),10:59
1枚目:トイレ脇の階段を上がると前方にリフト乗り場が見えてくる。 2枚目:リフト乗り場へ。

前山リフトで前山湿原へ(山ノ内町),11:01-11:05
1枚目:リフトに乗って前山湿原へ。乗車時間はおよそ5〜6分。 2枚目:今回は往復の乗車券を購入(460円,注)。 3枚目:脇を見ると結構急な昇りであることがわかる。 4枚目:ほどなく終点。

注:今回は四十八池湿原を訪れた後, 前々回(2006.6.1), 残雪のため途中で引き返した「ひょうたん池」を訪れる予定にしていた。 問題は,ひょうたん池から先で,前々回同様,前山リフトに戻り,硯川バス停から木戸池までバスで移動(13:53-14:00)するか, それとも2005年の時(2005.6.19)のように,「ひょうたん池」から山道を降りて直接木戸池まで歩くか,だった。 どちらにするかは四十八池湿原へ行って戻ってくるまでにかかった時間と,左膝の具合によって決まるので, とりあえず往復の券を購入しておくことにした。
結局,この後,比較的早く四十八池湿原から戻ることができ(渋池-四十八池湿原間の往復に要した時間は約70分,11:13-12:21), 左膝の具合もまあまあだったので,「ひょうたん池」の後,木戸池まで歩くことにした。 この券の復路の料金は無駄になってしまった。復路でも乗る時に買えばよかったのでちょっと反省。

前山リフトの終点からの眺め(山ノ内町),11:05-11:06
1枚目:湿原方向。これから湿原脇の小道(ピンボケだが)を通って渋池へ向かう。 2,3枚目:反対のリフト側。 向かいの山々はいたるところスキー場だらけであることがよくわかる。 リフトの小屋の左脇に見えるのが笠ケ岳(または笠岳,標高 2897m)。

前山湿原(標高 1805m,山ノ内町),11:06
1枚目:リフト乗り場から坂道を下って,湿原脇の遊歩道へ。 2枚目:前方で左折する。 ちなみに右側へも遊歩道が続いているが,これは前山リフトの脇にある斜面へ向かう道。 前々回(2006.6.1)はリフトが動いていなかったため, その斜面を歩いて上がった。

前山湿原(標高 1805m,山ノ内町),11:07
案内板の先に湿原が広がっているのだが,ここには木道がないため遠くから眺めるだけ。

前山湿原(山ノ内町),11:07-11:08
1枚目:湿原脇の遊歩道を通って渋池へ。ここはいつ来ても道路に水がある。 もう雪解け水という訳ではないはずだが原因不明。 2枚目:とはいえ,やはり6月中旬を過ぎているので全体に水気は少なめ。 ここで毎回採集しているが,今回はほんのわずか水が残っていただけ。 それを採集(前山湿原)
観察された生物: ディフルギア( Difflugia), ツリガネムシ(Vorticella) 珪藻各種, エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), ホシガタモ( Staurastrum brebissonii), イボマタモ( Euastrum cuneatum), ハタヒモ(Netrium digitus, タテブエモ(Penium polymorphum), フタボシモ(Cylindrocystis brebissonii), Achromatium, ケンミジンコ,

前山湿原から渋池へ(山ノ内町),11:09
1枚目:湿原の後は,ちょっとした潅木地帯を通る。 2枚目:道の脇に大量の木材が置いてあった。木道の整備改修のためだろうが,どの辺を改修するのだろう? 後出するように,四十八池湿原の木道の改修はおおよそ完了していたのだが,,。 そういえば「ひょうたん池」の木道がかなり痛んでいた。その辺?

ひょうたん池への分岐(山ノ内町),11:10
画面左の脇道が「ひょうたん池」への分岐。 四十八池湿原を訪れた後,ここまで戻って「ひょうたん池」へ向かう予定。

渋池(山ノ内町),11:10
分岐のすぐ先に渋池がある。 今回は草もおおよそ緑色で,最初に見た時(2005.6.19)の印象とかなり近い。 しかし,過去の記憶は美化されて残っているのか,やはり前回の時ほどは印象深くはない。 渋池の先に見えるのが横手山(標高 2305m)。あそこが長野県と群馬県の県境になっている。 頂上に小さく見えるアンテナ類は無線中継所横手分室。
写真を撮り忘れが,この道路脇で採集(渋池)を試みた。 しかし,水気少なく採集できたのはほんのわずかの泥のみ。
観察された生物: 珪藻各種, ケンミジンコ,

渋池(山ノ内町),11:12
1枚目:渋池により近付いて撮影。この位置から撮影するとかなり印象深い青色に写る。 2枚目:その右隣。光の当たり加減でこれほど違ってしまう。

四十八池湿原へ(山ノ内町),11:13
1枚目:渋池を離れて四十八池湿原へ向かう。 2枚目:渋池の近くにあった「登山者カウンター」。 記憶では昨年まではなかったはずなので,最近設置されたのだろう。 ここに 環境省アクティブ・レンジャー(雇用期間 2007.4.1-2008.3.31)の仕事として「登山者カウンターの設置・データ収集処理」 とあるので,これはその仕事の一部?

四十八池湿原へ(山ノ内町),11:15-11:19
1枚目:四十八池へ向かう遊歩道は,最初は砕石が敷き詰められた道だが,途中から普通の山道に変わる。 2枚目:この辺はぬかるむことが多いので,このような丸太上を歩いて通れるようになっている。 今日はさすがに乾いていたが,,。

四十八池湿原へ(山ノ内町),11:20-11:21
途中の所々にあるポイントの案内板。 1枚目:古いバージョン。 2枚目:その近くにある新しいバージョン。 「ポイント6/25,遊歩道両側の木と谷,次のポイントまで5分」

四十八池湿原へ(山ノ内町),11:21-11:24
1枚目:小さな沢に架かる小さな橋。 2枚目:志賀山の登山道(左)と四十八池湿原への遊歩道(右)の分岐。 3枚目:その近くにある休憩用のベンチとポイントの案内板。 「ポイント7/25,志賀山への道と四十八池への道との分岐点,次のポイントまで5分」

四十八池湿原へ(山ノ内町),11:26
やや大きな沢に架かるやや大きな橋。 前々回(2006.6.1)はこの辺に大量の残雪があった。 2枚目:さすがにもうないだろうと思って通ると,上流側にわずかに雪が残っていた。

四十八池湿原へ(山ノ内町),11:26-11:27
1枚目:写真ではわかりにくいが,この辺から木々の間から志賀山の姿が見隠れするようになる。 2枚目:また沢に架かる橋を渡る。 この橋も前々回(2006.6.1)は残雪に覆われ, 通るのがやっとの状態だった。日当たりが多少よいせいか,ここには残雪はなかった。

Part IV: 四十八池湿原(1)
2007.06.17, 11:28 - 11:48