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1-4; Spirostomum intermedium (スピロストマム),
4-5; Spirostomum intermedium stained with azure C,
綱: 多くは大形の細胞で、収縮性に富むものが多い。なかには細胞質内に色素を含むものがいる。 独特の周口小膜域 (adoral zone of membranelle, AZM)をもつが、 繊毛は細胞全体に一様にある。 大核は卵円形か数珠状のものが多い。寄生性・自由生活両方のタイプがある。
亜綱: Somatic kinetidsは mono- or dikinetidsで, つぶれた形の細胞の両サイドに互いに近接して並んでいる。 口部左側のpolykinetidsは先端部で丸く並ばない。 例外は StentorとLicnophora。 細胞はとがった形をしている。
目: Dikinetids のうち通常は前方のものだけから 繊毛が発達する。 口部左側の polykinetids はよく発達し,移動や捕食のために利用される。 細胞体の繊毛(body cilia)は口部域まで侵入する。 suture がない。
Alveolar membrane system はあまり発達していない。 多くの種は収縮性がある。 cytopyge がある。 収縮胞は、collecting canals と大きな collecting vacuole からなる。
細胞は左右方向につぶれていない(例外:Blepharismidae)。 共生するものはまれ。
一部は色素を含む。
亜目: 目と同じ。ロリカはない。属: 細胞後端部は角張っている(blunt;切断された)。
細胞が収縮した時の繊毛列(kineties)はラセン状。
細胞体の kinetiesは不完全で,一部は口部域の右側に挿入されている。種: 長さは400-600 μm。 細胞は筒状(首&尾はない)。Peristomeは細胞体の1/2。大核は数珠状。 S. ambiguum に似ているが,細胞の大きさとPeristomeの細胞長に対する比率が異なる (Carey, 1992)。
References