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1; Cryptomonas ovata, 2-3; Cryptomonas sp.,
綱:細胞の前端部が斜めになった豆形(ふくらみが2山あり片方が他より前方へ突出している状態)を しているのが特徴。先端部の窪み、ないし、溝の部分から2本の等長の鞭毛が前方に向かって伸びている。 片方は羽型(2列の側毛をもつ鞭毛)で、他方は片羽型(または裸)である。
射出体と呼ばれる放出体がある。
葉緑体は4重の膜(二重膜と小胞体槽からなる被膜)につつまれている。 これはクリプト植物が鞭毛虫に他の葉緑体をもった真核細胞が内部共生した結果と考えられる (具体的な共生の相手は紅藻植物 Rhodophyta であると 推定されている)。(→クロミスタ)
葉緑体はクロロフィル a + c、フィコシアニン・フィコエリトリン・アロフィコシアニンを含む。 貯蔵物質はデンプン(プラスチドとプラスチド小胞体との間に蓄積する)。 一部には無色のものもあるが、電子顕微鏡観察により退化した葉緑体があることが示されている。
海水性や淡水性の種が知られている。24属 100種ほどからなる。
科:細胞の長軸方向に縦溝とガレット(gullet, 咽喉部)をもつ。 ejectsome ( ejectisome or trichocyst ) がガレットのまわりをおおう。 2本の遊泳鞭毛をもつ。淡水&海水性。
属:ピレノイドはないか,もしくは2個以上が細胞内周辺に分布する。 葉緑体は主として褐色。
細胞は楕円形,ないし,円錐・円筒形。長さは15〜50μm。 主として淡水性。
C. ovata 細胞長 16-20 μm, 幅 8-10 μm; 等長の鞭毛が2本; 色は赤褐色〜暗褐色 (Illustrated Guide, 1985).
細胞長 20-30 micron; 貯胞が明瞭; 葉緑体は黄色〜褐色がかった緑色; デンプン粒あり (How to know the protozoa, 1979).
細胞長 30-60 μm, 幅 20-25 μm (Kudo, 1966).
Species
References