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2016.08.08, Part I

大宮駅〜富山駅

大宮駅の新幹線ホームにて(さいたま市),07:33, 07:34
今回は月曜日の採集となった。 理由は,土日の北陸新幹線が,木曜日の時点ですでに満席だったため。 予報では土日の北陸は晴れ,時々曇り。月曜日もおおよそ同じだが,火曜日は曇り時々晴れの予報が出ていた。 予報が前にずれれば,月曜日も曇ってしまうかも知れない。また,台風が日本列島東の大平洋を北上しつつあった。 その台風が日本列島により近付けば,天気が悪化する恐れもあった。
しかし, 前回(2016.07.23) の採集からすでに2週間が経っている。 うかうかしていると,お盆の帰省ラッシュの季節がやってきてしまう。 そうなるとますます採集に出にくくなるので,この辺で出かけないと,ということで思い切って採集に出ることにした。 幸い今回はほぼ予報通りだった。
1枚目:今回乗車するのは,北陸新幹線「かがやき503号」(大宮 7:46発,富山 9:31着)。 これまで長野までは何度も乗車しているが,日本海側まで乗車するのは今回が初めてだ。 「かがやき503号」は,途中の停車駅が長野だけなので,アッという間に富山に着いた感じがした。 実際には1時間45分かかったが,,。
2枚目:富山からは高山線 ひだ8号(富山9:52発,越中八尾(やつお) 10:09着)に乗り継ぐ予定。

定刻通り発車(さいたま市),07:48, 07:51
1枚目:埼玉の空はほぼ快晴だった。予報以上によい天気だ。
2枚目:今日の予定を確認。
ひだ8号は,10:09に越中八尾駅に着くので,おそらくそこからタクシー(注)で1時間20分?くらいで白木峰の登山口駐車場に着くはず (実際にはちょうど1時間で着いた)。 とすると 11:30頃から歩き始めることになるが,ネットにあるコースタイムを参考にすると, おおよそ3時間で目的地(浮島の池など)に到達して登山口まで戻れるはず。 途中で写真撮影したり,今年の途中から始めた水質測定(導電率,pH)などに費やす時間を考慮しても 3時間半程度を見ておけばよいだろう (実際は,11:17スタートで 14:30に戻ったので,3時間13分かかった。おおよそ予想通り)。 ということで15:00にタクシーに迎えにきてもらうことにしている。
結果はほぼ予定通りに進行した。

注:タクシーは,出発の2日前(2016.8.6)に予約を入れた。 タクシーが出払っていて,すぐに乗車できないと,後のスケジュールが大幅に狂ってしまうからだ。以前,何度か経験済み。

軽井沢駅を通過(軽井沢町),08:22
ここも快晴だった。関東が晴れていても,この辺は曇っている場合が多いが,今日は広い範囲で好天気のようだ。

長野駅に停車(長野市),08:42, 08:44
1枚目:マルコメの前を流れる裾花川(注)を越える。 2枚目:今回はこのまま乗車。

注: 6年前(2010.06.06) に,この裾花川沿いに敷設された国道406号 鬼無里街道を通って, 奥裾花自然園( 観察された種数 40)を訪れたことがある。

長野駅を出た後の様子(長野市),08:49-08:50
1枚目:後方に見えるのが,おそらく飯縄山(標高 1917.3 m)。 飯縄山の南には 大谷地湿原大座法師池 などがあるが,最後に訪れたのはすでに10年前(2006.05.21)だ。
飯縄山の右奥には黒姫山(標高 2053 m)があるが,その登山道の途中にある 種池古池湿原大ダルミ湿原 もしばらく訪れていない。
2枚目:現在地を確認。

千曲川にかかる鉄橋を渡る(飯山市),08:55
この景色は,すでに 昨年(2015.05.17), 斑尾高原にある 沼の原湿原 を訪れるために,この先にある飯山駅まで乗車した際に撮影している(下段)。


2015年05月の様子(2015.05.17,11:35撮影)。

鉄橋を渡った先で飯山駅を通過する(飯山市),09:02
飯山駅を通過すると,すぐにトンネルに入る。 その後は,長いトンネルが2,3続くが,トンネル内でうとうとしている間に,日本海側へ出てしまった。

10分後には,糸魚川を通過しつつあった(糸魚川市),09:12
地図に名前のある「姫川」を撮影しようとしたが,タイミングを逃してしまった。 姫川は,大糸線周辺の採集地( 栂池自然園親海湿原居谷里湿原唐花見湿原 など )を訪れる際に,必ず目耳にする川なので,河口付近の様子を撮影したかった。残念。
追記:この年の12月22日,糸魚川駅の北側で大火災が発生した。 被害建物 144棟。幸い死亡者はいなかった(住民の負傷者2名)。 火災としては過去20年間で最大とのこと。

その後は,あまり変化のない景色が続く(入善町),09:20

常願寺川にかかる鉄橋を通る(富山市),09:28
この川に沿って富山地方鉄道立山線が走っている。 その終点の立山駅から,ケーブル,バスを乗り継いで 弥陀ヶ原, 室堂平 を訪れてからすでに10年が経っている( 2006.08.23)。 できれば再訪したいが,10年前に訪れた際は,天気が悪かったのと,人があまりに多すぎた(とくに室堂平)ので, よい印象が残っていない。意欲が湧かないまま10年が経過してしまった。

定刻通り富山駅に到着(富山市),09:32, 09:33, 09:35
2,3枚目:それほど乗客が降りた訳ではないのだが,階下へ降りるのがエスカレータだけなので,人で混雑した。 普通の階段もあった方がよかったのでは,と思った。
とはいえ,ホームの幅があまりないので,階段を設置するのは無理だったのかも知れない。 立地的にこれ以上,幅を広げられなかった?

いったん改札を出た(富山市),09:35
在来線の乗り換え改札があるかと探したが,見つからない。 そうこうしているうちに,目の前に「中央出口」が現れた。 このまま切符を自動改札機に通してよいものか,やや迷ったので, やむなく改札機の脇の係員に切符を見せて外へ出た。
普段は乗り換え改札を通ることが多いので,システムが異なると一瞬慌ててしまう。 よくよく考えれば,自動改札機を通れるはずだが,慌てているので,とっさに判断できなかった(注)。
2枚目:改札を出た後の様子。 上の案内にしたがい,前方を右折した。
この時は気付かなかったが,前方には路面電車の駅がある。 線路が2本通っているを復路で確認した(人が多いので写真撮影は控えた)。

注:この時,手には新幹線の特急券と乗車券の他に,乗り換える高山線「ひだ8号」の特急券を合わせて計3枚の切符を持っていた。 乗換え改札の場合は,この3枚を同時に入れる訳だが, ここでも,このまま3枚とも自動改札機に入れていいものか迷ってしまったのだ。 「ひだ8号」の特急券は入れる必要は無かったはず。 しかし,乗継ぎ特急券として購入しているので,必要無かったのか否か,いまだに判断に迷う。

右折した先に在来線の改札があった(富山市),09:36, 09:36, 09:37, 09:37
1枚目:ここには自動改札機がないので,係員に切符を見せて中へ。
2枚目:突き当たって右折。めざすは越中八尾駅なので,1,2,3番線へ。
3枚目:越中八尾駅方面は,エスカレータを上がって手前側らしい。
4枚目:スタンプを押されないまま,ここまで来てしまった。 しかし,この後,乗車した際に車掌が改札してスタンプを押してくれた。 ここはそういうシステムのようだ。

ホームに上がった(富山市),09:38
1枚目:左前方に1番線があるようだ。 金沢行きは1番線からも,3番線からも出るらしい。
後ろを向いて3番線側を撮影。09:42発の金沢行きが入線していた。 この後に,高山線の「ひだ8号」(富山始発)が,同じ3番線から出るようだ。 ホームには外国人旅行者の団体がいた。

乗車位置でしばし迷う(富山市),09:40-09:42
私が乗車するのは8号車なのだが,,。指定の8号車の後に自由席の9号車があり,その後の10号車がグリーンらしい。 後の客車は,,,とホームを何度かいったり来たりしたが,見つからない。 係員に尋ねると,ここ富山駅から出る「ひだ8号」は,3両編成とのこと。 この後,乗車したタクシーの運転手の話だと,高山駅で他の車両(8号の場合は4両)が連結されるそうだ。 高山からは大勢の乗客があるので,このような方式になっている模様。 これまでは名古屋側から「ひだ号」に乗車しているばかりだし, 飛水峡 を訪れた際は,名古屋〜高山間を走る列車を眺めていたので, 高山〜金沢間がそうなっているのは知らなかった。

Part II: JR高山線 富山駅〜越中八尾駅〜富山県21世紀の森
2016.08.08, 09:43 - 10:52