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2013.09.09, Part II

厳美渓(下流側〜天工橋〜上流側)

厳美渓(一関市),14:49
次は一段高いところにある楕円形の水たまり(1枚目)へ。

厳美渓(一関市),14:50
右下のやや大きな水たまりに糸状藻の塊が浮いていた。 ここは雨が降ると川に向って流れる水路になる場所。 なので,原生生物はほとんどいない。またしょっちゅう濁っているが,今日はこのように水が澄んで藻塊が浮かんでいる。 ということは,ここ最近はあまり大雨は降っていなかった,はず。 しかし,一方で干上がっている窪みはないので,小雨模様が長期間続いたと推測される。

厳美渓,楕円形の水たまり(一関市),14:50-14:51
1〜3枚目: ヒメホタルイScirpus lineolatus,カヤツリグサ科 ホタルイ属)? 4枚目:ここで 採集(厳美渓-03)
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), 棘毛類繊毛虫, サヤミドロ(Oedogonium), コウガイチリモ( Pleurotaenium repandum), ミカヅキモ( Closterium pronum), ホシガタモ( Staurastrum forficulatumS. lunatum), ワムシ, センチュウ,


2013年06月の様子(2013.06.24,09:29-09:30撮影)。

2013年04月の様子(2013.04.13,10:36-10:37撮影)。

1枚目:2012年10月の様子(2012.10.07,09:36撮影)。 2枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:36撮影)。 3枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:32撮影)。 この時は乾き切っていたので採集せず。 4枚目:2011年10月の様子(2011.10.20,09:33撮影)。

厳美渓,次はもっとも高い位置にある小さなポットホール(一関市),14:51
1,2枚目:さきほど採集した楕円形の水たまりの近くから右下の雨になる水路になる場所をパノラマ撮影。 2枚目:窪みの少し上,斜面になったところに小さなポットホール(甌穴)がある。 下側にはコケが密生している。

厳美渓,小さなポットホール(一関市),14:51, 14:52, 14:53
1枚目:上側から撮影。 2枚目:下に降りて撮影。コケの位置が逆になっている。 これまでここにはザリガニの死体など色々なものがあったが,今回は比較的スッキリしている。 3枚目:ここで 採集(厳美渓-04)。 ピンぼけ。観察できた原生生物はごくわずか。 スッキリしているということは,それだけ大量の水が出入りしたということなので, ほとんどの原生生物は流し出されてしまったようだ。
観察された生物: スファエラストルム(Sphaerastrum), ユーグリファ( Euglypha ciliataEuglypha sp.), ソコミジンコ,


2013年06月の様子(2013.06.24,09:32-09:33撮影)。

1枚目:2013年04月の様子(2013.04.13,10:40撮影)。 2枚目:2012年10月の様子(2012.10.07,09:39撮影)。 3枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:38撮影)。 この時,ザリガニの死体があった。
4枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:35撮影)。

厳美渓,向い側の様子(一関市),14:53
1枚目:窪みは磐井川に向って続いている。既述したように,雨の際は水路になる場所だ。 2枚目:右側に2つの水たまりが並んでいる。 これはでは濁っていることが多かったが,今回は澄んでいる。 水際が深く落ち込んでいるので原生生物はあまり期待できない。 今回はパス。

厳美渓(一関市),14:54
いったん元へ戻って,最初に採集した草が生えた大きな水たまりから,川際へ近付く。 これまで干上がっていることが多かった小さな窪みにも水があった。 雨が降り続いていた証拠だろう。


2013年06月の様子(2013.06.24,09:35撮影)。

2013年04月の様子(2013.04.13,10:43撮影)。

厳美渓,立入禁止の案内の近く(一関市),14:56-14:57
1枚目:今年04月(上段2枚目)には干上がっていた場所だが,, 2枚目:何もいないだろうと思いつつ,念のために 採集(厳美渓-05)。 期待しないわりには,それなりにいた。 もうすぐ干上がりそうだが,これらの生物が増えるだけの期間,水があったようだ。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, トラケロモナス(Trachelomonas sp.), 小型鞭毛虫数種, ラクリマリア(Lacrymaria olor), ウロトリカ(Urotricha), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, グロエオモナス(Gloeomonas sp.), ホシガタモ( Staurastrum forficulatum),

厳美渓,磐井川は水量が多かった(一関市),14:57

2013年06月の様子(2013.06.24,09:39撮影)。 この時は水量が減っていた。

2013年04月の様子(2013.04.13,10:46撮影)。

車道へ上がり,天工橋へ(一関市),14:59-15:00
1枚目:これから前方左にある天工橋を渡るが,その前に向いにあるバス停で復路のバス時刻を確認することにした。 2枚目:このあと,17:14発の「やまびこ65号」で盛岡へ行くので, 16:15か16:30発の一ノ関駅行きに乗車する予定(注)。あと1時間以上ある。

注:少し早めにバス停に戻ったところ,16:05頃に須川温泉から戻ったバスが停車した。 事前にチェックしていなかったので慌てたが,これに乗車して予定より早めに一ノ関駅へ向った。

天工橋を渡る(一関市),15:01

2013年06月の様子(2013.06.24,09:42撮影)。

天工橋からの眺め,下流側(一関市),15:01
2枚目:今回は午後なので川面が日影になってしまった。 ここは午前中に撮影した方がよさそうだ。


1枚目:2013年06月の様子(2013.06.24,09:43撮影)。
2枚目:2013年04月の様子(2013.04.13,10:49撮影)。
3枚目:2012年10月の様子(2012.10.07,09:48撮影)。

1枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:46撮影)。
2枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:45撮影)。
3枚目:2011年10月の様子(2011.10.20,09:48撮影)。

天工橋からの眺め,上流側(一関市),15:02
今日は平日なので観光客は少なめだが,それでも結構いる。

厳美渓,上流側の岩石段丘へ(一関市),15:03
厳美郵便局臨時出張所に人がいるところを初めてみた。 片付けをしていたが,,。


2013年06月の様子(2013.06.24,09:44-09:45撮影)。

2013年04月の様子(2013.04.13,10:51撮影)。
この時は出張所が姿を消していた。冬〜春先は撤去される?

2012年10月の様子(2012.10.07,09:47撮影)。

これ以前の様子はこちら

厳美渓,上流側の岩石段丘(一関市),15:04
数は少なめだが,四阿には観光客がいた。 木の板を鳴らして「かっこうだんご」を注文している人もいた。

厳美渓,天工橋側にある水たまりへ(一関市),15:04-15:05

2013年06月の様子(2013.06.24,09:46撮影)。

2013年04月の様子(2013.04.13,10:53撮影)。
キショウブの育つ中央の水たまりの手前にあるマツや周辺の灌木が伐採されていた。

2012年10月の様子(2012.10.07,09:48撮影)。

2012年07月の様子(2012.07.28,09:49撮影)。

2012年06月の様子(2012.06.03,11:48撮影)。

Part III: 厳美渓(天工橋上流側)〜天工橋
2013.09.09, 15:05 - 15:49