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2013.06.24, Part II

厳美渓(天工橋の下流側)〜天工橋

厳美渓,中央の水たまりの奥(東)をパノラマ撮影(一関市),09:27
1枚目:まずは左奥の水たまりへ。 3枚目:右側にも水たまりがあるが,こちらは後で。

厳美渓(一関市),09:28
1〜3枚目:崖際に立って左から右へとパノラマ撮影。
1枚目:崖際に小さな水たまりがある。 2枚目:一段高い場所に楕円形の水たまりがある。 その右下にあるやや大きな水たまりは,大雨の際,水路となる。 奥に見える,さらに下がった位置にある水たまりも同様。 3枚目:右側はさきほど採集した大きな水たまり。

厳美渓,崖際にある小さな水たまり(一関市),09:28
ここで採集(厳美渓-02)。 ここでは,いつも 大型のミカヅキモ(Closterium lunula) が大量に観察された。今回も細胞数は少なめだが,観察できた。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, ハルテリア(Halteria)多数, ツリガネムシ(Vorticella), 小型繊毛虫数種, イカダモ(Scenedesmus), ミカヅキモ( Closterium lunula), ワムシ, ケンミジンコ,


1枚目:2012年10月の様子(2013.04.13,10:34撮影)。 2枚目:2012年10月の様子(2012.10.07,09:35撮影)。 3枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:34撮影)。 4枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:31撮影)。

厳美渓(一関市),09:29
次は一段高いところにある楕円形の水たまり(1枚目)へ。

厳美渓,楕円形の水たまり(一関市),09:29-09:30
2枚目:ここで採集(厳美渓-03)。 ここは干上がることもあるので,原生生物が少ない時もあったが,今回はそれなりにいた。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), 小型鞭毛虫数種, アクチノスフェリウム(Actinosphaerium), ハルテリア(Halteria), ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii), カンパネルラ(Campanella), 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, クンショウモ(Pediastrum tetras), ホシミドロ(Zygnema), ホシガタモ( Staurastrum furcatumS. lunatum), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), ミジンコ, センチュウ,


1枚目:2013年04月の様子(2013.04.13,10:36-10:37撮影)。

1枚目:2012年10月の様子(2012.10.07,09:36撮影)。 2枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:36撮影)。 3枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:32撮影)。 この時は乾き切っていたので採集せず。 4枚目:2011年10月の様子(2011.10.20,09:33撮影)。

厳美渓,一段下がった位置にある水たまり(一関市),09:30-09:31
上述のように,ここは雨の際には水路になるはずの場所。 そのため,ここではこれまでにほとんど採集していないが,今回は若干水垢があったので 採集(厳美渓-04)してみた。 予想よりは多くいた。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia oblonga), Lesquereusia, サヤミドロ(Oedogonium)多数, コウガイチリモ( Pleurotaenium ehrenbergii?, P. nodosum), ミカヅキモ( Closterium sp.), ツヅミモ( Cosmarium obsoletumC. portianum), ホシガタモ( Staurastrum connatumS. furcatumS. johnsoniiS. teliferum), イボマタモ( Euastrum egregiumE. sinuosum v. germanicum), ミジンコ, ミジンコ(Sida sp.), カイミジンコ,

厳美渓,次はもっとも高い位置にある小さなポットホール(一関市),09:32
1,2枚目:まずは上から撮影。

厳美渓,小さなポットホール(一関市),09:32-09:33
1枚目:下へ降りて反対側から撮影。 2枚目:ここで採集(厳美渓-05)。 今回は非常に少ない。何故だろう?
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), ミドリムシ(Euglena spirogyra), 小型鞭毛虫数種, Lesquereusia, コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), カイミジンコ多数,


1枚目:2013年04月の様子(2013.04.13,10:40撮影)。 2枚目:2012年10月の様子(2012.10.07,09:39撮影)。 3枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:38撮影)。 4枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:35撮影)。

厳美渓,ポットホールの向かい側にある2つの水たまり(一関市),09:34
1枚目:右側はいつものように濁っている。 左側は澄んでいて底に水垢がたまっている。これもいつも通り。 2,3枚目:左側の水たまりで 採集(厳美渓-06)。 ここはこれまでとほぼ同じ。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, ディフルギア( Difflugia acuminataD. oblonga), コエラストルム(Coelastrum reticulatum), ミカヅキモ( Closterium idiosporumC. lunula多数), イボマタモ( Euastrum oblongumE. turgidum), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), ミジンコ, ミジンコ(Sida sp.), カイミジンコ,


2013年04月の様子(2013.04.13,10:42撮影)。

いったん元へ戻って最初の大きな水たまりの右隣の水たまりへ(一関市),09:35

2013年04月の様子(2013.04.13,10:43撮影)。

厳美渓,大きな水たまりの右隣の水たまり(一関市),09:35, 09:35, 09:37
3枚目:ここで採集(厳美渓-07)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, アクチノスフェリウム(Actinosphaerium), 小型鞭毛虫数種, ハルテリア(Halteria), バラディナ(Balladyna), 共生藻を持つツリガネムシ(Vorticella), ユードリナ(Eudorina), イカダモ( S. tibiscensis, ホシミドロ2種(Zygnema), ツヅミモ( Cosmarium amoenum), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), ミジンコ,

厳美渓,大きな水たまりの右隣の水たまり(一関市),09:39
これは ホタルイScirpus juncoides var. hotarui,カヤツリグサ科 ホタルイ属)?

立去る前に磐井川の様子を撮影(一関市),09:39
今年04月(下段)と比べると水量がかなり減っている。


2013年04月の様子(2013.04.13,10:46撮影)。

厳美渓,磐井川の様子,望遠撮影(一関市),09:40

車道に戻る(一関市),09:40

左折して天工橋へ(一関市),09:42
1枚目:こちらが天工橋。 2枚目:前方に「かっこうだんご」の看板が見える。

Part III: 天工橋〜厳美渓(天工橋の上流側)
2013.06.24, 09:43 - 09:55