豊橋駅〜岩崎・葦毛湿原バス停〜長尾池〜葦毛湿原〜長尾池〜利兵池〜宮前池〜岩崎・葦毛湿原バス停〜豊橋駅〜新鵜沼駅〜木曽川右岸/一色派川〜一色大橋〜木曽川右岸堤防〜美濃太田駅 (11:58 - 18:31)
Part I: | 豊橋駅〜岩崎・葦毛湿原バス停〜長尾池(豊橋市) 2013.04.27, 11:58 - 13:06 |
Part II: | 長尾池〜葦毛湿原(豊橋市) 2013.04.27, 13:07 - 13:18 シャガ |
Part III: | 葦毛湿原(1)(豊橋市) 2013.04.27, 13:18 - 13:29 フデリンドウ, シオヤトンボ? |
Part IV: | 葦毛湿原(2)(豊橋市) 2013.04.27, 13:30 - 13:37 ??カエルのオタマジャクシ, ヤチカワズスゲ?, |
Part V: | 葦毛湿原〜長尾池(豊橋市) 2013.04.27, 13:37 - 13:54 ??, ??,ダイサギ? |
Part VI: | 利兵池(豊橋市) 2013.04.27, 13:57 - 14:10 ??, ??, |
Part VII: | 利兵池〜宮前池(豊橋市) 2013.04.27, 14:12 - 14:23 ユキヤナギ |
Part VIII: | 宮前池(豊橋市) 2013.04.27, 14:25 - 14:36 コメツブツメクサ?, オオアカウキクサ,キツネノボタン |
Part IX: | 宮前池〜岩崎・葦毛湿原バス停〜豊橋駅〜新鵜沼駅〜木曽川右岸(豊橋市/坂祝町) 2013.04.27, 14:37 - 17:17 |
Part X: | 木曽川右岸/一色派川(1)(坂祝町) 2013.04.27, 17:18 - 17:36 |
Part XI: | 木曽川右岸/一色派川(2)(坂祝町) 2013.04.27, 17:37 - 17:52 |
Part XII: | 一色大橋〜木曽川右岸堤防を北東へ(坂祝町/美濃加茂市) 2013.04.27, 17:54 - 18:09 |
Part XIII: | 木曽川右岸堤防〜美濃太田駅(美濃加茂市) 2013.04.27, 18:11 - 18:31 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2013.04.29-05.02 |
4年ぶりに
葦毛湿原(愛知県豊橋市)を訪れた。
今回が5度目の訪問(2004.9.11,
2006.4.29,
2006.9.24,
2009.9.18,
2013.04.27
)になる。
ただし,今回は葦毛湿原を訪れるのがメインの目的ではなかった。 一番の目的地は,昨年(2012.05.13) 初めて訪れた 飛水峡 (岐阜県七宗町)なのだが,ここは遠方なので途中で一泊しないとならない。 昨年は,夕方,大学を出て名古屋を経由して美濃太田駅まで移動。近くのビジネスホテルに宿泊した。 初日を移動だけに費やすのはもったいない,ということで今回は美濃太田駅へ移動する途中,どこかで採集しようと考えた。 そこで選んだのが葦毛湿原という次第。 久しぶりに訪れた葦毛湿原は,大きく変化していた。 というのは,ここは,年々,湿原に樹木が侵入して乾燥化が進み,消滅の危機にあった。 そこで,今年始めに「湿原回復作業」として, 湿原に侵入した樹木を伐採し,乾性の植物やミズゴケ,および,それらによって堆積した腐葉土を除去する作業が行われたらしい。 それによって従来は潅木や草が生い茂って見通しが悪くなっていたのが,広々した見通しのよい場所に変わっていた。 作業からまだ時間がたっていないこともあり,多くは裸地の状態にあったが, まもなく草が芽を出して湿原らしい風景が復活するものと期待される。 また,今回は時間的に余裕があったので,葦毛湿原の周囲にある溜池(利兵池,宮前池)も訪れた。 さすがに人造の水辺なので葦毛湿原にくらべると原生生物はごくわずかしかいなかった。 これは予想通り。 葦毛湿原は傾斜した湧水湿原なので,この時期は湧水が多く,それによって原生生物の多くは流し出されてしまう。 そのため,湿原のサンプルも原生生物は少なめだったが,人造の溜池とは歴然とした差があった。 また,葦毛湿原では,これまで同様,他の低地ではほとんど観察例のないアミカムリが2種ほど観察できた。 採集後は,往路と同様,路線バスで駅に戻った。 豊橋駅からは名古屋鉄道を利用して岐阜県の新鵜沼駅へ移動。 そこからJR高山本線で宿泊地がある美濃太田駅まで行くつもりだったが,時間的に若干の余裕があったので, 新鵜沼駅から木曽川右岸の岩盤地帯にある水たまりを目指してタクシーで移動した。 しかし,そこは「一色派川」と呼ばれる場所で,木曽川が蛇行地点で分流してできたかつての河床だった。 最近まで川が流れていた場所なので原生生物はごくわずかしかいなかった。 採集後は,木曽川右岸の堤防天端道路を歩いて美濃太田駅へ向った。 そして,日没前ギリギリのタイミングで宿に着いた。 |