赤尾落合橋へ(坂戸市),13:20
前方を左へ。坂を下り赤尾落合橋へ向う。
既述したように,あの橋の下流側の河川敷にもビオトープ(赤尾落合橋下流)がある,はずだ。
越辺川は,赤尾落合橋の下流側で大きく右にカーブするのだが,Google mapの航空写真では,
そのカーブの内側(右岸側)に広い河川敷があり,そこに複雑に入り組んだ入り江が写っている。
以前は平坦な場所だったが,荒川上流河川事務所がそこをビオトープとして整備した際(2000年頃)に,それらの入り江を造った,
ということなのだが・・・。
1枚目:赤尾落合橋は北から流れてくる都幾川と越辺川の合流点のわずかに上流の位置に架かっている。
この画像には写っていないが,対岸のすぐ先を都幾川が流れていて,そこにも橋(長楽落合橋)がある(あった,注)。
前方の堤防を見るとなにやら工事が行われている。
注:色々調べると,長楽落合橋は以前からかなり痛んでいたらしいが,昨年の台風で倒壊したことが判明。
写っていないのはそのためのようだ。画像をよく見ると,赤尾落合橋の先に何やら看板が立っている。
以前は,あの位置に長楽落合橋があったはずだ。
赤尾落合橋へ(坂戸市),13:20
坂を降りた先に「通行止」の案内があった。
が,右が開いているのでそのまま先へ進んでみることにした。
「通行止め」の案内の先でパノラマ撮影(坂戸市),13:20-13:21
左右は堤防沿いを進む道だ。赤尾落合橋はこのまま直進。
赤尾落合橋(坂戸市),13:21
橋の手前には二重に鉄製の柵があり,ここにも「通行止」の案内が。
Google map の航空写真にはこの柵もしっかり写っている。
ということはここはかなり前から通行止めになっているようだ。
右の景色を撮影しなかったが,Google map の航空写真だと,右に入り江に向う未舗装の道があるはずだった。
しかし,右は草木が生い茂って道らしい場所はまったく見当たらなかった。
それもあって撮影しなかったのだが,,。証拠として撮影しておけばよかった,と反省。
赤尾落合橋(坂戸市),13:22
せっかく来たので,橋の袂で採集を試みることにした。
赤尾落合橋(坂戸市),13:22
川岸に近付いて周囲をパノラマ撮影。
ここは川幅が広がり,若干入り江になっているため,流れはおだやか。
赤尾落合橋(坂戸市),13:22-13:23
水底には,珪藻と思われるものが泥に混じって大量に沈んでいた。
突き出た物体?の表面には緑色の部分もあったので,この付近で
採集(赤尾落合橋)。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
小型太陽虫,
ナベカムリ(
Arcella gibbosa,
A. vulgaris,
グロミア(Gromia),
バンピレラ(Vampyrella),
メソディニウム(Mesodinium pulex),
コレプス(Coleps hirtus),
ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii),
棘毛類繊毛虫,
小型繊毛虫数種,
タルケイソウ(Melosira),
他の珪藻各種,
イカダモ(Scenedesmus),
サヤミドロ(Oedogonium),
ワムシ,
少し戻って,さきほどの堤防沿いを通る道へ入ってみることにした(坂戸市),13:25
前方を左折。
入り江に近付ける場所はないかと左に注意しつつ進む(坂戸市),13:25
左への分岐があった,入ってみることにした(坂戸市),13:26
その先には堰(中山堰)があった(坂戸市),13:28
近付こうとしたが,前方に釣りをしている人がいたので,邪魔してはまずいと思い止めた。
なお,帰宅してから確認すると,ビオトープらしき入り江は,ここよりも上流側(左)だった。
結局,入り江(越辺川ビオトープ?)に近付けるルートはどこにもないことがわかった。
画面右に見えるのが中山堰。対岸に取水樋管らしきものがある。樹木が手前にあるのでやや見づらい。
対岸の建物は(株)メタルリサイクル(川島町戸守)。
未舗装道を越辺川水管橋に向ってしばらく進む(坂戸市),13:30
これ以上,砂利道を進んでも無意味なので右の堤防に上がることにした。
堤防に上がったところで周囲をパノラマ撮影(坂戸市),13:30
1枚目:左前方の茂みの先に入り江(越辺川ビオトープ?)があるはずだが,ここからは確認できない。
2枚目:対岸にはリサイクル関連の工場が並ぶ。
3,4枚目:越辺川水管橋。
越辺川水管橋をくぐる(坂戸市),13:31-13:32
1〜3枚目:パノラマ撮影。
4枚目:橋脚を囲む金網柵に掲げてある案内を望遠撮影。
「名称及び種類:越辺川水管橋」としっかり書いてある。
Part VI: | 越辺川水管橋〜天神橋(越辺川ビオトープ?)〜東清掃センター脇 2012.02.04, 13:32 - 13:48 |