前日:盛岡駅〜八幡平ロイヤルホテル, 当日:ホテル〜松川沿いの池(だった場所)東八幡平バスセンター〜黒谷地湿原〜源太森東尾根〜源太森頂上〜八幡沼湿原〜見返峠〜八幡平頂上バス停〜アスピーテライン沿いの沼〜八幡平頂上バス停〜盛岡駅 (08:01 - 17:36)
Part 0: | 移動日:盛岡駅〜八幡平ロイヤルホテル(盛岡市/八幡平市) 2011.06.12, 13:09 - 18:24 |
Part I: | 八幡平ロイヤルホテル〜森の大橋(八幡平市) 2011.06.12, 08:01 - 08:06 レンゲツツジ, エゾハルゼミ,??,??,トチノキ |
Part II: | 森の大橋〜松川沿いの池(だった場所)〜(八幡平市) 2011.06.12, 08:16 - 08:45 タニウツギ |
Part III: | 〜東八幡平バスセンター〜黒谷地湿原入口(八幡平市) 2011.06.12, 08:50 - 09:51 |
Part IV: | 黒谷地湿原(1)(八幡平市) 2011.06.12, 09:52 - 10:08 ??, ショウジョウバカマ,コバイケイソウ,ミズバショウ |
Part V: | 黒谷地湿原(2)(八幡平市) 2011.06.12, 10:08 - 10:23 ショウジョウバカマ, ワタスゲ,ミズバショウ |
Part VI: | 源太森東尾根を登る(八幡平市) 2011.06.12, 10:25 - 11:03 |
Part VII: | 源太森東尾根〜源太森頂上(八幡平市) 2011.06.12, 11:03 - 11:29 フキ |
Part VIII: | 源太森〜八幡沼湿原東端(八幡平市) 2011.06.12, 11:31 - 11:43 ?? |
Part IX: | 八幡沼湿原〜避難小屋(陵雲荘)分岐(八幡平市) 2011.06.12, 11:44 - 12:08 コバイケイソウ? |
Part X: | 八幡沼西端〜見返峠〜八幡平頂上バス停(八幡平市) 2011.06.12, 12:09 - 12:31 |
Part XI: | 八幡平頂上バス停〜アスピーテライン沿いの沼〜八幡平頂上バス停(八幡平市/仙北市) 2011.06.12, 12:33 - 13:51 タカネザクラ(ミネザクラ)? |
Part XII: | 八幡平頂上バス停〜盛岡駅(八幡平市/盛岡市) 2011.06.12, 13:52 - 17:36 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2011.06.13-06.14 |
今回は八幡平の岩手県側にある湿原(
八幡沼湿原は5度目,
黒谷地湿原は3度目)を訪問した。
八幡沼周辺はこれまで夏と秋(7月〜10月)にしか訪れていないので, 初夏,ないし,初春?(6月)の様子を見てみたかったからだ(注1)。 それはさておき,今回は想定外の出来事に何度も遭遇した。普通に書くと長くなるので箇条書きにする。 1)従来通り日帰りで行こうとしたところ,おそらく震災の影響だろうが, 従来と同じように早朝に盛岡に着く(=八幡平行きのバスに乗り継げる)新幹線が無かった。 昨年(2010.10.2)は, 大宮 07:22発〜盛岡 09:22着のこまち1号に乗車した。 午前中に八幡平頂上に着くバスは盛岡駅 09:47発(昨年,今年とも同じ)の1本のみだが,これなら間に合う。 しかし,現在の新幹線は大宮 07:06発〜盛岡 09:58着のはやて・こまち115号が一番早い列車。 間に合わない。 2)やむなく盛岡駅近くのホテルに一泊しようとしたが, これもおそらく震災関連(ボランティア)でどのホテルも土曜日だけ満室(一関駅も同様)。 3)仕方がないので,八幡平へ行く途中にある八幡平ロイヤルホテルに泊まることにした。 シングル,夕食・朝食付きで8800円。 (以上のように,何度も想定外の事態に遭遇したため,今回は旅程を組むのにかなり時間を費やした) 4)ということで土曜日にいざ出発したところ,座る予定の座席が壊れていた(背もたれのストッパーが故障)。 即,車掌に相談,グリーン料金を支払って空いているグリーン車に移動した。 車掌を探したり,座席を移動するのに車内(4号車〜9号車)を何度か行き来したが, 混んでいたので車内を移動するのが大変だった。 5)翌朝は天気が良かったこともあり,かなり早めにホテルを出た(午前8時)。 当初は,ホテル周辺を散策しつつ,東八幡平交通センターまで歩き,そこからは従来通り路線バスで黒谷地湿原へ向うつもりでいた。 しかし,ホテル周辺にはとくに見るべきものはなくかなり早めに交通センターに着いてしまった。 そこで,予定を変えタクシーで黒谷地湿原へ移動した (バスセンターから大更のタクシー会社に電話したところ,たまたま交通センター方向へ向っている車があるとのことで, 5分もしないうちにタクシーに乗車することができた)。 6)訪れた黒谷地湿原の様子も想定外だった。 先週(2011.6.4)訪れた山形の蔵王いろは沼(標高 1440〜1450m)は残雪はわずかだったので,ほぼ同じ標高の八幡平も大丈夫だろう。 しかも1週間後だし,と思って訪れることにしたのだが,あに計らんや,登山道は雪だらけ。残雪どころではなかった。 途中には長く続く急傾斜もあり(滑ったらかなりヤバかった,注2), 恐る恐る靴の先で雪を削り足場を作りながら,やっとの思いで通過した。 7)前回(2010.10.2), 前々回(2007.8.23) は黒谷地湿原,八幡沼湿原を訪れた後,八幡平の北西尾根沿いに点在する小湿原も訪れたが,夏場でもぬかるみの激しいルートなので, この時期に訪れるのはとても無理だった。 8)結果,かなり早めに八幡平頂上バス停に着いてしまった(12:36)。 当初予定した復路のバスは従来通り最終バス(15:15発)だったが, 早く着いたので,早めのバスで盛岡駅に戻ることにした(注3)。 しかし,あるのは1本前の14:30のバスのみ。 これでもかなり待ち時間があった(2時間待ち)。 そこで復路も東八幡平交通センターまでタクシーにしようかと考えたが,あいにく圏外。 打つ手なしで14:30のバスを待つしかなかった。 9)レストハウスの中で昼食をとってもまだ時間が余っていたので, 以前訪れたアスピーテライン沿いの小さな池まで往復することにした。 10)復路で乗車したバス(14:30発)には当初,私を含め6名が乗車したが,私以外は途中で皆降りてしまった。 盛岡駅まで乗車したのは私一人。従来だと,市街地に入ると結構な数の乗客があったものだが, 今回は途中からの乗客は一人もいなかった。この路線バスの将来が心配になった。。。 注1:理由は他にもある。 週間天気予報によると,今週の土日は,木曜日までは沖縄を除き全国的に曇りまたは雨の予報が出ていた。 しかし,木曜日の途中から東北地方だけが晴れの予報に変わったのが最大の理由。 当初は土曜日の天気が良かったので,土曜日に八幡平を訪れようとしたが,上記のような理由で, 土曜日に日帰り旅行をするのは無理だった。 幸い,これも途中から日曜の天気予報も良くなったので,一泊して八幡平を訪れる旅程に変更した(注の注)。 従来は1日で済んだ採集が,2日がかりになってしまったのはやや辛い。 注の注:上の画像でわかるように,実際の天気は雲の多い一日だった。秋田県側の天気があまり良くなかったので, 県境にある八幡平の天気が安定しなかったのはやむをえない。 それでもときおり青空が見えたのが,せめてもの救いだった。。 注2:以前(2006.6.1), 志賀高原にある 四十八池湿原 を訪れた際に経験した急傾斜を通過した時と似ているが, 危険度は四十八池湿原の時をはるかに超えていた。 注3:予定した復路のバスが盛岡駅に着くのは17:16。乗車予定の新幹線は17:36発で20分の差しかなかった。 従来は,ほぼ定刻通りに運行されていたはずなので,多少遅れたとしても間に合うだろうと予測して17:36発にした。 が,今回は往路で乗車したバスが10分以上遅れたので,復路の駅での乗継ぎが心配になってしまった。 幸か不幸か,早めに八幡平頂上バス停に着いたので,早めのバスに変更したことで, 盛岡駅での乗継ぎ失敗の恐れは無くなった。 (盛岡駅に予定より1時間以上早く着いたので,早めの新幹線に変更したかったが,どれも満席で変更できなかった) |