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2011.06.12, Part III

〜東八幡平バスセンター〜黒谷地湿原入口

松川沿いの車道を北〜北東へ(八幡平市),08:50-08:56

岩手山がよく見える場所があった(八幡平市),09:00
2〜4枚目:望遠撮影。

前方に交差点が見えてきた,あそこを左折すると松川に架かる金沢橋がある(八幡平市),09:02

地図だとこの薮の先にも池らしきものがあるはずだが,見えない(八幡平市),09:03-09:04
3枚目:08:55に八幡平ロイヤルホテルを出て盛岡バスセンター(盛岡駅の先)へ向うバスが通り過ぎて行った。 これはほぼ定刻通り(東八幡平交通センター 09:05着発の予定)。

交差点を左折,角にトラウトガーデンの名が付いたバス停がある(八幡平市),09:04-09:05

松川に架かる金沢橋へ,右手にトラウトガーデンがあるはず(八幡平市),09:05
トラウトガーデン内にも池があるようだが,有料の施設だし釣り堀なのでパス。

松川に架かる金沢橋へ(八幡平市),09:06
橋を渡った先に交差点があるが,県道23号 大更八幡平線は盛岡方面から来て,右に折れ,八幡平へ向う。

金沢橋の袂は歩道工事中だった(八幡平市),09:07

金沢橋を渡る(八幡平市),09:07

橋の中央付近から下流と上流方向を撮影(八幡平市),09:08

橋を渡りきるとすぐ眼の前に東八幡平交通センターがある(八幡平市),09:09

東八幡平交通センターの駐車場からの眺め(八幡平市),09:11
岩手山がよく見える。

さて,ここからが問題。 当初の予定では,八幡平ロイヤルホテル周辺をゆっくりと散策して, この東八幡平交通センターから10:57発の八幡平頂上行きのバス(従来から利用している路線)に乗るつもりだった。 しかし,今はまだ午前9時。バスが来るまで1時間46分,2時間弱もある。 ここでは他に何もすることがない。 せっかく早く来たので,タクシーで黒谷地湿原まで行くことにした。 午後からは曇ってくる恐れがあるのでこの天気の良いうちに湿原を訪れたいし, 早く行けば,懸案の安比湿原へ向かうルート(注)も途中まで歩いて様子を見れるのではと期待したからだ。
そこで,近く(大更)にあるタクシー会社に電話したところ,たまたま東八幡平交通センターへ向かっている車がある,との返事。 5,6分で着きますとのことで,交通センター前で待っているとほどなくタクシーが到着した。

注:後出するが,黒谷地湿原から源太森へ向かうルートの途中に安比岳/安比温泉へ向かう遊歩道の分岐がある。 安比岳の先にある急な傾斜を下った後,遊歩道からやや離れた場所に池塘が点在する湿原(安比湿原)がある。 地図には湿原へ通じる道は描かれていないが,ネット上にはここを訪れた人が撮影した画像がいくつかある。 それらを見たかぎりでは,原生生物がたくさんいそうな場所なので是非訪れてみたい,と以前から考えている。
道がない?ものの,遊歩道からさほど離れていないし,途中は平坦な下り坂だ。 以前はそれでもやや不安だったが,最近はGPSの使い方にも慣れたので準備は万全。 問題は,移動距離。従来のように,日帰りでこの八幡平を訪れた場合は,歩ける時間が4時間程度しかないので, 安比湿原まで往復すると時間的にややきつい可能性があった(4時間では,おそらくバス停に戻れない)。 途中どれほど道が険しいか険しくないかがわからないので,予測がたたないのだ。
そのため,安比湿原を訪れる際は,今回のように,事前に八幡平の近くまで移動し一泊して, 早朝にタクシーで黒谷地湿原入口まで行くしかないと考えていた。 幸か不幸か,今回は計らずして,八幡平ロイヤルホテルに一泊することになったので, ちょうど良い予行演習になったといえる。 次回は,雪のない歩きやすい時期に再度訪れて安比湿原を目指したい。



タクシーでアスピーテラインを登る(八幡平市),09:42
1枚目:車内では運転手と話をし続けていたので写真を撮る余裕がなかった(注)。 唯一撮影できたのは,この熊沼のみ。タクシーの座席の位置が低いのでガードレール?が写ってしまう。
2,3枚目:前回(2010.10.02) 路線バスの車窓から撮影した熊沼(標高 約 1430 m)。

注:先日(2011.06.04) 蔵王で乗車したタクシーの運転手が「今年は雪が多かった」と話していたので,ここはどうだろうと尋ねてみた。 すると,ここ岩手も昨年末にドカ雪が降った,とのこと。 一時は(道路の除雪が間に合わず)買い物にも行けないほどだったという。 その影響だろうか,この後,訪れた登山道のほとんどは厚い雪の下にあった。想定外。

さて,この後,黒谷地湿原入口に着いたのだが,タクシーから降りると辺はかなり冷え冷えしていた。 そこで,ザックから上着を出して着ようとした時に,カメラを路面に落としてしまった。 幸い,故障はしなかったのだが,,。
落ちた際のショックのせいか,この後,撮影した4,5枚がメモリに記録されなかった,ことに後で気付いた。 タクシーから降りた後,例によって黒谷地湿原入口前で周囲をパノラマ撮影した。 さらに湿原に入ってからの2,3枚は撮影したはずなのだが,,,。 たまたま,その後に電池切れになったため,電池を交換し,あらためて電源を入れ直して撮影した画像を確認したところ, カメラを落とした後で撮影した画像がすべて記録されていなかったのだ。
なぜこんなことが起きたのかわからない。再度,車道に戻って撮影するのも面倒なので,入口から少し入ったところで, 車道方向を撮影するだけで済ませることにした。

現在の標高と入口方向の様子(八幡平市),09:48
1枚目:GPSによると,湿原入口の標高は1430m。 国土地理院の地図では標高 1438〜1446mとなっている。おおよそ一致? 2枚目:上記のような事情で,後ろを振り返って入口方向を撮影した。 入口近くの木道の上には厚く雪が積もっていた。

黒谷地湿原,少し進むと木道周辺の雪は消えた,が・・・(八幡平市),09:49

黒谷地湿原,木道と岩場が繰り返す場所を通過(八幡平市),09:50

黒谷地湿原,前方にふたたび雪が現れた(八幡平市),09:51

Part IV: 黒谷地湿原(1)
2011.06.12, 09:52 - 10:08