八幡平頂上へ向うルートに入るとあたり一面雪だらけ(八幡平市),10:25
2枚目:雪がない時はこんな景色になる
(2010.10.02,11:59撮影)。
源太森東尾根を登る(八幡平市),10:26-10:32
雪が消えた場所も若干あったが,標高が上がるにつれ,雪の上を歩くことが多くなった。
3枚目:ときおり青空が広がることもあったが,雲の流れは激しくすぐまた雲に覆われた。
源太森東尾根を登る(八幡平市),10:36-10:38
1,2枚目:前〜右をパノラマ撮影。
1枚目:雪で斜めになった潅木が行く手を遮る。
2枚目:樹木の周囲だけ先に雪が融けている。これを見ると周囲の雪の厚さが 1m 近くあるのがわかる。
源太森東尾根を登る(八幡平市),10:38
逆光で,上に厚い雲がかかり薄暗くなるとこんな景色になる(実際はもっと明るいが)。
源太森東尾根を登る(八幡平市),10:40-10:47
1枚目:現在の標高は 1479 m 。黒谷地湿原から約30m上がっただけ。
2枚目:地図上のポインタは標高 1490 m 付近を示している。約10mのずれがある。どちらが正しいのやら。
3枚目:暑くなってきたので,黒谷地湿原入口から着ていた上着を脱いだ(注)。
4枚目:上空の様子。雲も隙間から青空がときおり顔を覗かせる。
注:前回(2010.10.02)はここを同じ上着を来た状態で歩いた。
前回上着を脱いだのは,
この後の急斜面を上がる時だった。
このことからすると,快晴だった前回よりも今回の方が暖かかったことになる。
雪の照り返しと湿度の高さも影響しているのかも知れない。
今日は結構風が吹いていたのだが,半袖になってもさほど寒さは感じなかった。
風が止むと,翳っていても暖かく感じるほど。
左にやや傾斜した場所を通る(八幡平市),10:51-10:53
それほど急な傾斜ではないが,油断すると左に滑りそうになるので,やや慎重に歩く。
源太森東尾根を登る(八幡平市),10:54-10:56
青空が広がった。これ幸いとシャッターを押す。
このように青空が広がったのは今回はこの時が最初で最後だった。
後は雲の多い空ばかり。
足跡を辿りつつ歩く(八幡平市),10:56
辺り一面厚い雪で覆われている。どこに道があるか周囲の景色だけを見ていたのではまったくわからない。
注意深く雪の上についた足跡を辿って歩く。
しかし,このように周囲が広々してくると,
場所によっては表面の雪が解けて足跡がハッキリしなくなっていたり,
枯葉などで表面が汚れて足跡なのか何なのかわからない所もある。
足跡だけに頼って歩くのは危険だ。
左の木の枝に赤いリボンが(八幡平市),10:57
これまでにも登山道の道沿いの木々に,このような赤いリボンがくくりつけてあるのを何度も見ている。
それはこのような時に道に迷わないようにするための目印であろうことはわかっていたが,
今回はまさにこのリボンが頼り。この赤いリボンに頼って歩くのは今回が始めてだ。
源太森東尾根を登る(八幡平市),10:57
1〜3枚目:進行方向〜右をパノラマ撮影。
1枚目:左の木に赤いリボンがある。あの方向へ進む。
3枚目:順光のため樹木の木肌の様子がよくわかる。他は逆光のため木は真っ黒に写ってしまう。
太陽熱を吸収した樹木の周囲が先に解けて大きな窪みを作っている(八幡平市),10:58
1,2枚目:パノラマ撮影。
2枚目:中央の木に赤いリボンがある。こちらへ進む。
この近辺に安比岳から来る登山道との合流点があるはずだが,,(八幡平市),10:59
1枚目:赤いリボンを目印に進む。
2枚目:この写真を撮影した時には気づかなかったが,画面の右上にその合流点を示す標柱の頭がわずかに写っていた。
地図による現在の標高は約 1550m。
黒谷地湿原にある八幡平頂上・茶臼岳分岐(標高 1446m)からおよそ100m登ってきたことになる。
既述したが,当初は,(早朝タクシーを利用したことで)いつもより早めに黒谷地湿原へ着くので,
できれば,この分岐から安比岳方向へ進んで,時間の許す限り,安比湿原の近くまで歩いてみようかと考えていた。
しかし,仮にここで分岐に気づいたとしても,とても安比岳方向へ歩いていける状態ではなかった。
前回の様子(2010.10.02,12:20撮影)。
前方に眺めの良い急斜面が見えてきた(八幡平市),11:00
前回の様子(2010.10.02,12:23撮影)。
前々回の様子(2007.8.23,12:30撮影)。
ここは眺めは良いが,雪が積もっているとなると話は別だ(八幡平市),11:02
1〜3枚目:パノラマ撮影。
画像からは傾斜の程度はわかりにくいが実際に見るとかなりの急傾斜だ。
2枚目の画像が実際に感じた傾斜を一番よく表わしている。
上の写真の撮影直後にやや日射しが出た,再度撮影(八幡平市),11:02
ルートの所々に赤いリボンを付けた棒が立っている。
下段の画像にはこの赤いリボンをつけた棒は写っていないので,冬期に限って道しるべとして雪の中に立ててあるのだろう。
しかし,さすがにここを通る人は少ないのか足跡は少ない。
また,気温が高いので雪は柔らかく滑りやすい。少ない足跡も多くは消えかかっていた。
恐怖を感じたが,ゆっくり進めばなんとかなるだろうと斜面に向って歩き出した。
前回の様子(2010.10.02,12:23撮影)。
前回の様子(2007.8.23,12:32撮影)。
Part VII: | 源太森東尾根〜源太森頂上 2011.06.12, 11:03 - 11:29 |