沼田駅〜(バス)〜鳩待峠行バス連絡所〜(マイクロバス)〜鳩待峠〜山の鼻〜植物研究見本園〜山の鼻〜原ノ川上橋〜牛首〜山の鼻〜鳩待峠〜(マイクロバス)〜鳩待峠行バス連絡所〜(バス)〜沼田駅 (08:00 - 16:30)
Part I: | 沼田駅〜鳩待峠バス行連絡所〜鳩待峠(沼田市/片品村) 2006.06.29, 08:00 - 10:06 |
Part II: | 鳩待峠〜山の鼻(1)(片品村) 2006.06.29, 10:06 - 10:27 ウグイス(音),エゾハルゼミ(音),ノリウツギ |
Part III: | 鳩待峠〜山の鼻(2)(片品村) 2006.06.29, 10:29 - 10:49 ヤグルマソウ,ミズバショウ,タチツボスミレ,ズダヤクシュ,ニリンソウ |
Part IV: | 鳩待峠〜山の鼻(3)(片品村) 2006.06.29, 10:49 - 11:02 ミヤマカラマツ,ニリンソウ,ミヤマツボスミレ |
Part V: | 尾瀬植物研究見本園(1)(片品村) 2006.06.29, 11:02 - 11:27 タテヤマリンドウ?,チングルマ,ワタスゲ,ミツガシワ,ミズバショウ |
Part VI: | 尾瀬植物研究見本園(2)(片品村) 2006.06.29, 11:28 - 11:50 コナシ(ズミ),ミヤマツボスミレ,ワタスゲ,リュウキンカ,ヒロバスゲ? |
Part VII: | 山の鼻〜原ノ川上橋(片品村) 2006.06.29, 11:52 - 12:07 |
Part VIII: | 原ノ川上橋〜牛首(中田代三叉路)(片品村) 2006.06.29, 12:08 - 12:48 ヒメシャクナゲ |
Part IX: | 牛首の少し東〜山の鼻(片品村) 2006.06.29, 12:49 - 13:31 ワタスゲ,ヤチカワズスゲ?,ヒメシャクナゲ,レンゲツツジ,ミツガシワ,ガクウラジロヨウラク? |
Part X: | 山の鼻〜鳩待峠〜鳩待峠行バス連絡所(片品村) 2006.06.29, 13:33 - 15:02 |
Part XI: | 鳩待峠行バス連絡所〜沼田駅〜(片品村/沼田市) 2006.06.29, 15:05 - 17:53 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2006.06.30 & 07.01 |
梅雨の晴れ間を利用して,初めて尾瀬ヶ原を訪れた。 湿原といえば一般的には尾瀬ヶ原が筆頭にあげられるが,これまで尾瀬ヶ原を訪れなかったのには,いくつかの理由がある。 第一の理由は,ガイドブックには,主に現地での宿泊を前提としたコースのみが紹介されていたり, 現地に到達するだけでもかなりの時間がかかる(とくに福島県側から)等により, これまで日帰りで訪れることはできないと思い込んでいたことにある。 第ニは,テレビの映像を見るかぎり,湿原にはかなりの水の流れがあるようで, そうだとすると,原生生物はあまりいない可能性が高い。そのため尾瀬ヶ原じたいに魅力を感じていなかった。 また,あまりに知名度が高く,訪問客が多すぎて採集しずらいはず,というのも避けていた理由。 しかし,最近,尾瀬ヶ原を日帰りで訪れることも可能なことを知り,また,たまたま今日(6/29)は平日なので, 土日に比べれば訪問客は少なめだろうと予想して,一度も行かないでいるのも何なので,とりあえず行ってみることにした。 現地での時間を十分にとれるようにするため,今日は午前3時半に起床した。自宅を出たのは午前5時半。 電車→電車→電車→電車→バス→バスと乗継いで午前10時15分頃に鳩待峠に辿り着いた。その後は湿原の途中(牛首の少し先)まで 歩いた後,来た道を辿って午後2時20分に鳩待峠へ戻った(計4時間の歩行,膝へのダメージは少なめ)。 結果は,天気が良かったことも影響しているだろうが,平日にもかかわらず尾瀬は大勢の訪問客で溢れていた。 そのため,往復2本の木道があっても,通行の邪魔になるので,思うように木道周辺での採集ができなかった。 また,尾瀬ヶ原は,広々としてたしかに景色は素晴らしいが,植生は同じものが延々と続くだけでさほど変化に富んでいるようには見えない。 おそらく原生生物の種組成も同様だろう。広さ以外は,他の湿原とさほど変わらないように見える。 この他,詳細は別途記載するが,「微生物」の意味すら理解していない現地の自然保護官?に詰問されてしまった。 空は晴れていたが(多少雲は多めだったが),気分は晴れないまま尾瀬を後にした次第。 |