加須市(旧大利根町) |
豊野台公園 |
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採集日:2009.02.22 | ウオッちず | で位置確認 |
「さるすべり通り」を南東へ(大利根町豊野台→間口,まぐち),15:19-15:20
2枚目:前回(2006.3.4)も撮影した昭文社の埼玉製本センター。
3枚目:これは前回の画像(2006.3.4,12:36撮影)。
ほとんど同じだが,建物の角に立つ電信柱の右側にあった1本の木が消えている。
替りに,歩道の右隅にイネ科草本の雑草が生えているのが新しい変化,といえば変化。
4枚目:右は「大日本印刷」の大利根工場。
「さるすべり通り」を南東へ,ここは直進(大利根町間口),15:21
1,2枚目:左に見えるのは寺前公園。右が大日本印刷大利根工場。
このT字路の先にあるのが豊野台中央交差点。
「さるすべり通り」を南東へ(大利根町間口→豊野台),15:22
豊野台中央交差点を過ぎた直後に撮影。
左前方は「沼口米菓」。
ここで右折(大利根町豊野台),15:25
白けてしまったが,左前方は「池上金型工業」。
豊野台公園に到着(大利根町豊野台),15:25-15:26
2枚目:出入り口近くにある案内図。
左がさきほど訪れた星子沼公園(注)で,右がこの豊野台公園。
いずれも「公園」の名前はなく,たんに調整池とあるのみ。
地図では,ここは主に豊野台公園となっている場合が多いが,やや古い地図だと「せせらぎ公園」してあるものもある。
「せせらぎ公園」→「豊野台公園」となったのか否かは,現在のところ不明。
注:これを見ると,さきほど星子沼の隣(北側)にあったテニスコートも公園の一部のようだ。
豊野台公園,駐車場を通って奥にある調整池へ(大利根町豊野台),15:26
豊野台公園,調整池をパノラマ撮影(大利根町豊野台),15:26
前回(2006.3.4)とやや様子が異なっている。
調整池の東半分はグラウンド,西半分(手前)が湿地になっているが,
前回(下段の3枚)は湿地は葦原で覆い尽くされていた。
しかし,今回は葦が刈取られていて,湿地が顔を出していた。
2006.3.4,12:48撮影
豊野台公園(大利根町豊野台),15:27-15:29
まずは遊歩道近くで採集(豊野台公園-1)。
採集ポイントには,土の表面にわずかに水がある程度(1枚目)。
途中がぬかるんでいるので,カップ付き指示棒を使用(2枚目)。
表面が青々としているのでカップですくおうとすると,必ず下にある泥も一緒に入ってしまう(3枚目)。
ここには非常にたくさんの原生生物がいた。
比較的長期間このような湿地状態が続いていたのかも知れない。
ミカヅキモ(Closterium acerosum)
が大発生しており,それを食べる大形の
フロントニア(Frontonia sp.)がいた。
後者はおそらく初観察(種名は調査中)。
大型のFrontonia leucas
よりずんぐりしている。体型的にはFrontonia vernalisに似ている。
Frontonia leucasはクロロゴニウム(Chlorogonium)
を食べるが,これはクロロゴニウムは食べず,同サンプルにいたClosterium acerosumや,実験室で培養している
Closterium moniliferumをよく食べる
(現在培養中)。なにより収縮胞が2つある(ように見える)のが最大の特徴。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas),
ミドリムシ(Euglena viridis),
ウチワヒゲムシ(Phacus著しくねじれている),
トラケロモナス(Trachelomonas),
アニソネマ(Anisonema),
ボド(Bodo sp.),
サッカメーバ(Saccamoeba),
テカメーバ(Thecamoeba sp.)?,
ナベカムリ(Arcella sp.),
ユーグリファ(Euglypha tuberculata),
トリネマ(Trinema sp.),
リトノタス(Litonotus),
ロクソデス(Loxodes),
スチロニキア(Stylonychia),
ウロトリカ(Urotricha),
コレプス(Coleps),
フロントニア2種(Frontonia),
ゾウリムシ(Paramecium caudatum),
キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum),
ホシミドロ(Zygnema),
ミカヅキモ(C. acerosum),
ワムシ,
ケンミジンコ,
クマムシ,
センチュウ,
豊野台公園(大利根町豊野台),15:31-15:34
水路の出入口らしき場所でも採集(豊野台公園-2)。
ここは前回同様,原生生物はあまりいない。
3枚目:これは3年前(2006.3.4,12:48撮影)の様子。水の状態はほぼ同じ。
観察された生物:
ミドリムシ(Euglena mutabilis),
ウチワヒゲムシ(
Phacus sp.1著しくねじれている,
Phacus sp.2),
マヨレラ(Mayorella)?,
コレプス(Coleps),
豊野台公園,南側にある前回の採集ポイントへ(大利根町豊野台),15:34
豊野台公園,前回の採集ポイント(大利根町豊野台),15:35-15:36
ここでも採集(豊野台公園-3)。
下段は前回(2006.3.4)の様子。
前回は水が澄んでいたので,水底にたまったヘドロを採集した。
しかし,今回は水面に多量の水垢が浮いていたので,それらを採集した。
その違いだろうか,前回は色々な原生生物がいたが,今回は
ミドリムシ(Euglena viridis)
が大量にいたものの,原生生物の種数としては少なかった。
水底のサンプルならば多かったかも知れない。条件が異なるので前回と今回は比較できない。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas),
ミドリムシ(Euglena viridis)多数,
トゲフセツボカムリ(
Centropyxis aculeata,
C. ecornis),
ユーグリファ(Euglypha tuberculata),
ケンミジンコ,
クマムシ,
2006.3.4,12:51-12:53撮影
豊野台公園,調整池の南側を通って駐車場から外へ(大利根町豊野台),15:37-15:38
豊野台公園の南縁を東南東へ(大利根町豊野台→間口),15:38-15:40
県道316号 阿佐間幸手線へ出て右折,東へ(大利根町間口→栗橋町高柳),15:41
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