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Googleを利用した
採集地ごとの生息情報
と 採 集 地 の 風 景

研究資料館では,サンプルごとにWebPageが作られていますが,各WebPageには画像とともに その採集地の情報もあります。そこで,Googleによるサイト内検索サービスを利用して採集地ごとの サンプル検索を行えるようにしてみました。 表中の各都道府県名の下にある数値はGoogleで各地域名ごとにヒットする件数を示しています。 これらの合計は全体=35,145(2012.02.17 現在)となります。
 また,2006年より途中の経路や採集地の風景をデジカメで撮影しています。 それらを採集地ごとにまとめたものを,この Web page から見れるようにしました。 各県をクリックすると様々な採集地の名前が現れますが,その名前(青色表示された採集地名) をクリックすると採集地の風景を見ることができます。

観察された原生生物種数の多い順に採集地を並べてみました (原生生物多様性ランキング)!
NEW:湿原と原生生物

北海道
450
青森県
380
秋田県
683
岩手県
711
山形県
1,170
宮城県
545
新潟県
644
福島県
1,340
群馬県
1,960
栃木県
2,650
茨城県
930
埼玉県
5,760
東京都
1,240
千葉県
1,420
神奈川県
121
山梨県
78
長野県
3,140
静岡県
553
富山県
305
石川県
258
福井県
192
岐阜県
198
愛知県
603
三重県
142
滋賀県
268
京都府
95
奈良県
54
大阪府
25
和歌山県
8
兵庫県
243
岡山県
338
広島県
327
島根県
77
山口県
278
香川県
96
高知県
68
福岡県
432
佐賀県
351
大分県
100
長崎県
351
鹿児島県
59
沖縄県
-
米 国
313
台 湾
67
ウルグアイ
809
ドイツ
55
チェコ共和国
26

 Googleによる各地域名ごとにヒットする件数の合計は35,145(2012.02.17現在)ですが, これは,現在のサンプル数(15,675)よりかなり多めになります。
 当データベースは,各サンプルごとにWeb pageを作成していますので,サンプルごとのWeb pageの数は, 現在のサンプル数を越えないはずですが,各サンプルごとのWeb page以外にそれらをまとめた種ごとのWeb pagesがあります。 種ごとのWeb pagesの数は現在,おおよそ3,216個あり, これらのWeb pagesにも採集地の県名が記載してありますので,それらも同時に検索されます。 よって県名を含む Web pages(種ごと,サンプルごと)の数は計18,891になります。
 種ごとのWeb pagesは重複してカウントされる可能性が高いので,それを考慮したとしても,上記の35,145 は実数より多めといえます。 このようなことは過去にもあり,これはGoogle側のデータ処理のタイミング(新旧の収集データが一部重複?)によるものと思われます。 ちなみに, 前回(2008.09.24)は,今回と同様,多めにカウントされていました。すなわち, ヒット件数(23,578)は当時の実数(サンプル数 14,589,種数3,160, 計約17,600)よりかなり多めでした。
一方,前々回(2007.10.04)のヒット件数(18,253)は当時の実数(サンプル数 13,149,種数3,090, 計約16,000) に近い値でした。

 ちなみに,これまでのヒット件数は 6,400(2004.2.27), 8,922(2005.1.5), 9,237(2005.3.3) , 10,800(2005.4.13), 23,952(2005.10.19), 25,950(2005.12.27), 23,660(2006.01.13 過って国内のみ集計), 14,724(2006.09.14), 18,253(2007.10.04), 23,578(2008.09.24), となっています。
2006.09.14に急に数が減っていますが,この原因は,前回まで20,000件を超えていた埼玉県のヒット数()が何故か3,740と激減したことにあります。 前回が多すぎた(=重複してカウントした?)可能性が高いので,2006.09.14の値の方が本当の値により近いと思われます。 一方,他の地域はほぼ横ばいかやや増加傾向を示しています。

2007.09.01 検索のヒット数が極端に落ちていることに気付いた。 調べると検索条件に「+Pref」があると数が減ってしまうようだ。 「+Pref」を除くと従来の数値に戻った。 よって当面,「+Pref」は取り除いておくことにした。 基本的には必要ないので。