長瀞町
岩畳 四十八沼
Part II: 岩畳南端(2)
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採集日:2012.08.16 ウオッちず で位置確認

岩畳南端(長瀞町),13:40
左にやや小さめの水たまり(NT-01,1枚目),右に南北に細長い水たまり(NT-02,2,3枚目)がある。


2012年07月下旬の様子(2012.07.22,13:07撮影)。 ←これ以前もこちら。

長瀞 岩畳の南端,左の水たまり,NT-01(長瀞町),13:40-13:41
これまでに比べて水位が著しく下がっていた。 窪みの中央にあるやや盛り上がった岩は,これまで水中にあったが,今回はほとんどが露出している。 ただし,前々回(2012.07.01),前回(2012.07.22)の画像を見ると, 少しずつ岩の一部が水から顔を出しつつあったのがわかる。 7月から少しずつ水位が下がっていたようだ。


2012年07月下旬の様子(2012.07.22,13:08撮影)。

2012年07月上旬の様子(2012.07.01,11:26撮影)。

2012年06月の様子(2012.06.17,11:30-11:31撮影)。

2012年04月の様子(2012.04.15,12:21撮影)。

長瀞 岩畳の南端,左の水たまり,NT-01(長瀞町),13:41
1,2枚目:沼岸に立って沼底にカメラを向けてパノラマ撮影。 2枚目:このように,中央にある岩の一部が盛り上がった部分が露出している。
上段の画像と比べるとわかるが,今年4月頃には薄茶色の水垢しかなかったが,7月頃から藻塊が目立ち始め, 増殖した藻塊が沼が干上がったことで濃縮され死滅しつつある。

長瀞 岩畳の南端,左の水たまり,NT-01(長瀞町),13:43
せっかくなので,露出した岩の上に乗って周辺で 採集(長瀞 岩畳,NT-01)
観察された生物: Lesquereusia, エントシフォン(Entosiphon), コレプス(Coleps hirtus), アスピディスカ(Aspidisca), 共生藻を持つツリガネムシ(Vorticella), クンショウモ(Pediastrum angulosum), イカダモ( Scenedesmus quadricaudaScenedesmus sp.), イトクズモ(Ankistrodesmus), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), サヤミドロ(Oedogonium), ホシガタモ( Staurastrum johnsoniiS. gracile), ミクロキスティス(Microcystis), ユレモ(Oscillatoria), ミジンコ, カイミジンコ, ワムシ, イタチムシ,

長瀞 岩畳の南端(長瀞町),13:44
今度は向いにある縦長の水たまり,NT-02へ。
1〜3枚目:西側からパノラマ撮影。 1枚目:北側,3枚目:南側。

長瀞 岩畳の南端,NT-02の南端へ(長瀞町),13:44

長瀞 岩畳の南端,NT-02(長瀞町),13:46
ここもだいぶ干上がりつつあったが,南端の岸辺でなんとか採集できた (長瀞 岩畳,NT-02a)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), 小型鞭毛虫数種, トゲフセツボカムリ( Centropyxis aculeata), ディフルギア( Difflugia oblongaDifflugia sp.1Difflugia sp.2), コレプス(Coleps hirtus), 珪藻各種, イカダモ( Scenedesmus quadricaudaScenedesmus sp.), アオミドロ(Spirogyra), ミカヅキモ( Closterium dianaeClosterium), ツヅミモ( Cosmarium laeve),

縦長の水たまり,NT-02,南端からの眺め(長瀞町),13:46
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2012年07月下旬の様子の様子(2012.07.22,13:10 撮影)。

2012年07月初旬の様子(2012.07.01,11:28-11:29撮影)。

2012年06月の様子(2012.06.17,11:36撮影)。

2012年05月末の様子(2012.05.27,11:23撮影)。

縦長の水たまり,NT-02(長瀞町),13:47
北に向って沼の西岸沿いを歩きだしたが,,,。

縦長の水たまり,NT-02(長瀞町),13:48
さきほどより良さそうな場所があったのでここでも 採集(長瀞 岩畳,NT-02b)。 予想通り,ここは結構いた。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ミドリムシ(Euglena spirogyra), トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), ペラネマ(Peranema trichophorum), エントシフォン(Entosiphon), カリキモナス(Calycimonas physaloides), スファエラストルム(Sphaerastrum), サッカメーバ(Saccamoeba), コクリオポディウム( Cochliopodium actinophorumCochliopodium), トリネマ(Trinema enchelys), リトノタス(Litonotus), コレプス(Coleps hirtus), ツリガネムシ(Vorticella patellina), クンショウモ(Pediastrum angulosum), イカダモ( Scenedesmus quadricauda), フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex), コエラストルム( Coelastrum cambricumC. morus), Dimorphococcus, イトクズモ( Ankistrodesmus densusA. spiralis), モノラフィディウム(Monoraphidium sp.), Quadrigula chodatii, セレナストルム(Selenastrum bibraianum), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), ヒザオリ(Mougeotia), アオミドロ(Spirogyra), コウガイチリモ( Pleurotaenium minutumP. trabecula), ミカヅキモ( Closterium dianaeClosterium), ツヅミモ( Cosmarium bioculatumC. laeveC. sexangulare), ホシガタモ( Staurastrum cuspidatumS. gracile), チリモ( Desmidium swartzii), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), メリスモペディア(Merismopedia), ユレモ(Oscillatoria), ワムシ, センチュウ,

縦長の水たまり,NT-02(長瀞町),13:48-13:49
ザック近くにあるヒメホタルイScirpus lineolatus)? 前回(2012.07.22)は茎全体が青々としていたが,今回は上の方から枯れだしている。

長瀞 岩畳の南端,あらためてNT-02沿いを北へ(長瀞町),13:50

2012年07月下旬の様子(2012.07.22,13:15撮影)。

2012年07月初旬の様子(2012.07.01,11:34-11:35撮影)。

長瀞 岩畳の南端,NT-02沿いを北へ(長瀞町),13:50
1〜3枚目:縦長のNT-02の中央付近で北〜東〜南をパノラマ撮影。 2,3枚目:対岸にあるのは普通の沼なら(おそらく)浮島のはず。 ただし,ここは水深が浅いので実質は岩盤にくっついているだろうが,,。

長瀞 岩畳の南端,NT-02(長瀞町),13:50-13:51
縦長のNT-02の中央付近で 採集(長瀞 岩畳,NT-02c)
観察された生物: トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), 未同定の鞭毛虫(鞭毛1本), アクチノフリス(Actinophrys sol), ユーグリファ(Euglypha acanthophora), 珪藻各種, イカダモ( Scenedesmus quadricauda), キルクネリエラ(Kirchneriella), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), ケンミジンコ,

長瀞 岩畳の南端,NT-02(長瀞町),13:53

長瀞 岩畳の南端,NT-02(長瀞町),13:3-13:54
ガマ。

長瀞 岩畳,細長い水たまり(NT-02)の北端付近まで来た(長瀞町),13:55
この辺はあまり水位が下がっていないように見える。。。


2012年07月下旬の様子(2012.07.22,13:18-13:19撮影)。

Part III: 岩畳南端〜中央部
13:55 - 14:06

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