八幡平市 |
八幡沼湿原
Part II: 八幡沼北側の湿原 |
ここで採集されたサンプルの観察結果を | Google で検索 | ! | お知らせ |
採集日:2011.06.12 | ウオッちず | で位置確認 |
八幡沼湿原を西へ,右前方に池塘が見えてきた(八幡平市),11:44
八幡沼湿原,木道の両側に池塘がある(八幡平市),11:44
これまでの記録では,右の池塘が,ここ(八幡沼湿原)では一番原生生物が多かったところだ。
前回の様子(2010.10.02,12:46-12:47撮影)。
八幡沼湿原(八幡平市),11:45-11:46
まずは右側の池塘で採集(八幡沼湿原-1)。
従来に比べると種数は少ないが,今回の採集ポイントの中ではやはりここが一番多かった。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia elegans,
D. globulosa,
D. oblonga),
アミカムリ(Nebela collaris),
オフリディウム(Ophrydium),
ツリガネムシ(Vorticella),
サヤツナギ(Dinobryon sertularia),
珪藻各種,
イカダモ(
Scenedesmus sp.1,
Scenedesmus sp.2),
サヤミドロ(Oedogonium),
ブルボケーテ(Bulbochaete),
ウネリマクラ(Docidium undulatum),
ミカヅキモ(
Closterium abruptum,
C. idiosporum,
C. ulna?),
ツヅミモ(
Cosmarium quadrifarium),
イボマタモ(
Euastrum cuneatum,
E. oblongum,
E. sinuosum),
ハタヒモ(Netrium digitus),
タテブエモ(Penium polymorphum),
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
メリスモペディア(Merismopedia),
ミジンコ,
前回の様子(2010.10.02,12:47-12:48撮影)。
前々回の様子(2007.8.23,13:00撮影)。
八幡沼湿原(八幡平市),11:47
左側の池塘でも採集(八幡沼湿原-2)。
ここは前回から採集を始めた場所。前回は原生生物は少なかったが今回はどうだろう?
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
小型鞭毛虫数種,
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
共生藻を持つラッパムシ(Stentor fuliginosus),
ブルボケーテ(Bulbochaete),
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(Closterium idiosporum),
ツヅミモ(
Cosmarium oblongum,
C. quadrifarium),
アルスロデスムス(
Arthrodesmus incus),
ハタヒモ(Netrium digitus),
クロオコッカス(
Chroococcus pallidus,
C. turgidus),
メリスモペディア(Merismopedia),
ミジンコ(Sida sp.),
ケンミジンコ,
センチュウ,
八幡沼湿原を西へ(八幡平市),11:49
池塘の先に木道の左に水路が続いている場所がある。
昨年はこの水路に共生藻をもつオフリディウムの群体がいたのだが,,。
同じ場所を覗いてみたが・・・(八幡平市),11:50-11:51
周囲が薄暗いので水底がはっきり見えないが,,。
何度目をこらしてもオフリディウムの群体らしきものは見つからなかった。
これから生き残った細胞が増えて夏場を過ぎるとあのような大きな球体になるのだろうか?
新しい木道の敷設工事の影響も多少はあったかも。
確認のため水底で採集(八幡沼湿原-3)。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
珪藻少々,
イボマタモ(
Euastrum cuneatum),
ユレモ(Oscillatoria),
ケンミジンコ,
センチュウ,
イタチムシ,
前回の様子(2010.10.02,12:52撮影)。
前回の様子(2010.10.02,12:52-12:53撮影)。
右に不規則に広がった池塘がある(八幡平市),12:52
前回の様子(2010.10.02,12:56-12:57撮影)。
八幡沼湿原(八幡平市),11:53-11:54
木道の右側で採集(八幡沼湿原-4)。
前回もここで採集している。
4枚目:前回の様子(2010.10.02,12:58撮影)。
観察された生物:
トゲフセツボカムリ(
Centropyxis aculeata),
ツリガネムシ(Vorticella),
珪藻各種,
スファエロキスティス(Sphaerocystis sp.),
サヤミドロ(Oedogonium),
ホシガタモ(
Staurastrum connatum),
ハタヒモ(Netrium digitus),
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
右に育ちつつあるコバイケイソウを望遠撮影(八幡平市),11:56
コバイケイソウ(Verantrum stamineum)
八幡沼湿原を西へ(八幡平市),11:58
この辺は一時的にできた水たまりなので通過。
八幡沼湿原を西へ(八幡平市),11:59
1枚目:右も一時的な水たまりに見えたが,,。
2枚目:おそらく原生生物はほとんどいないだろうと思ったが,
確認のため一応採集してみた採集(八幡沼湿原-5)。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
アミカムリ(
Nebela collaris,
N. penardiana or N. hippocrepis?),
ポロシア(Porosia bigibbosa),
ユーグリファ(Euglypha),
珪藻少々,
イボマタモ(
Euastrum affine),
ハタヒモ(Netrium digitus),
フタボシモ2種(Cylindrocystis),
メソテニウム(Mesotaenium sp.),
ユレモ(Oscillatoria),
スティゴネマ(Stigonema),
ワムシ,
センチュウ,
この先,木道脇のピンク色の泡を採集(八幡沼湿原-6)
八幡沼湿原を西へ(八幡平市),12:04
左に折れた後の様子(八幡平市),12:06
避難小屋分岐を右折(八幡平市),12:08
観察された生物:
ハタヒモ(Netrium digitus),
前に見える茂みの先で左に折れて八幡沼へ近付いていく。
ふたたび雪が多くなる。
前回の様子(2010.10.02,13:06撮影)。
1枚目: 避難小屋分岐の手前で左にある避難小屋(陵雲荘)だけ撮影。
分岐点に二人の男女がいて,しばらく待っても移動しなかったので,やむなく左だけ撮影した。
2枚目:右折した直後の様子。
前方に展望台があるが,そこまでの坂道は雪で埋まっていた。
前回の様子(2010.10.02,13:07撮影)。
Part II:
八幡沼北側の湿原〜避難小屋分岐 2011.06.12, xx:xx - xx:xx