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2017.10.01撮影

外濠公園で出会った生き物たち

2017.10.01 撮影(天気 薄曇り)
交差点を右折し,新見附橋へ向って坂を上がる,14:22-14:23 撮影
しばらく前から目立っていた蔓植物。細長い花穂にたくさんの花芽がついている。 今日になって一部が開花していた。かなり小さい花だ。花弁は5枚。 依然として名称不明。
ヤマノイモ科の オニドコロDioscorea tokoro,ヤマノイモ科 ヤマノイモ属) に似ているが,,。葉脈の配置があきらかに異なる。
追記:後日,これは ツルドクダミPleuropterus multiflorus or Polygonum multiflorum or Fallopia mutiflora or Reynoutria multiflora,タデ科 ツルドクダミ属; Polygonum=タデ属,Fallopia=ソバカズラ属,Reynoutria= イタドリ属) であることが判明した(後述)。



6日前(2017.09.24)の様子。

新見附橋へ向って坂を上がる,14:24-14:25 撮影
最近何度も撮影している イヌタデPolygonum longisetum,タデ科 タデ属)。 株数がだいぶ増えた。

新見附橋へ向って坂を上がる,14:25 撮影
1,2枚目:その近くにわずかだが アメリカセンダングサBidens frondosa,キク科 センダングサ属) ではなく コセンダングサBidens pilosa,キク科 センダングサ属) が咲き出していた。今年もまた大量に「ひっつき虫」ができるのだろうか?
3枚目: イヌタデPolygonum longisetum,タデ科 タデ属)。

新見附橋へ向って坂を上がる,14:26 撮影
葉は楕円形だが,花がイネ科草本のような形をしている。 最近,かなり目立っている(個体数が増えている)。
変わった形をしているので,すぐにはわからないのではないかと思ったが, 「尖った蕾」で検索したところ,すぐに名前がわかった。 これは ヒカゲイノコヅチAchyranthes bidentata var. japonica),ヒユ科 イノコヅチ属) のようだ。名前は以前耳目にした気がするが,実物を見たのは初めてだ。 これも「ひっつき虫」らしい。

新見附橋を渡る,14:27 撮影
エノコログサSetaria viridis,イネ科 エノコログサ属)

新見附橋の袂,14:27-14:28 撮影
アカメガシワMallotus japonicus,トウダイグサ科 アカメガシワ属)
ここも2ヵ月前に根元付近から伐採された(下段)が, 現在は2m近くに成長している。 キリPaulownia tomentosa,ゴマノハグサ科 キリ属) と同様,ものすごい成長速度だ。


2017.07.31撮影。
3,4枚目:このように,2ヵ月前に根元を残してバッサリ切断された。

2017.07.14撮影。 伐採前の様子。この頃は3m近い高さがあった。

2017.05.30撮影。

新見附橋の袂,14:28-14:29 撮影
ヘクソカズラPaederia scandens,アカネ科 ヘクソカズラ属) ?
花はそっくりだが,葉がほっそりし過ぎている。 アカメガシワの枝に巻き付いていて,日射しが当っていないから?

新見附橋の袂,14:29-14:30 撮影
ヤブガラシCayratia japonica,ブドウ科 ヤブガラシ属) は,ず〜っと咲き続けている。実はなっているのだろうか?
調べると「関東以北のヤブガラシは三倍体で,結実しない」という文章がヒットした。 う〜む。

交差点の脇,14:31 撮影
斑入りの アオキAucuba japonica,ミズキ科 アオキ属)

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