白馬村 |
親海湿原 およみ しつげん Part I |
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採集日:2017.06.17 | ウオッちず | で位置確認 |
親海湿原に到着(白馬村),13:42
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:こちらは湿原の木道を通った後,湿原の縁を通る遊歩道へ入るのだが,その出口。
3枚目:現在地を確認。
2011年05月の様子(2011.05.15,14:29-14:30撮影)。
親海湿原(白馬村),13:42
入口近くでふたたび
マムシグサ(Arisaema serratum,サトイモ科 テンナンショウ属)
親海湿原(白馬村),13:43
1,2枚目:木道手前の広場でパノラマ撮影。
2枚目:この右手に各種案内板がある。
その各種案内板など(白馬村),13:43
1枚目:こちらに何があったか,もともとなかったかは不明だが,前回(2011.05.15)も案内等は無かった。
2,3枚目:
「姫川源流親海湿原のご案内」と題した案内板。11年前(下段)と同じだ。
2011年05月の様子(2011.05.15,14:33撮影)。
写っているのは,乗車した折り畳み自転車(2台目,1台目は乗車中に壊れた)。
2006年05月の様子(2006.05.08,14:19撮影)。
親海湿原,木道へ入る(白馬村),13:44
木道入口近くで咲いていた
アヤメ(Iris sanguinea,アヤメ科 アヤメ属)
。
親海湿原,木道へ入る(白馬村),13:44
2011年05月の様子(2011.05.15,14:33撮影)。
2008年06月の様子(2008.06.01,14:00撮影)。
2007年06月の様子(2007.06.04,14:19撮影)。
この後,木道が更新された。
2006年05月の様子(2006.05.08,14:20撮影)。
親海湿原,その北縁を東へ(白馬村),13:44-13:45
2枚目:木道脇の様子。
以前訪れた際,この湿原の北側は乾いていることが多かった。今回も同様かと思ったが,,,。
3枚目:現在地を確認。
親海湿原の北縁を東へ(白馬村),13:45
これは
??()
親海湿原の北縁を東へ(白馬村),13:45
その先も同様。干上がっている。
親海湿原(白馬村),13:45-13:46
木道の左で
サワオグルマ(Senecio pierotii,キク科 キオン属)
が咲いていた。よく見ると,花に
ウスバシロチョウ(ウスバアゲハ,Parnassius glacialis)
がとまって蜜を吸っていた。
ウスバシロチョウは,ここで見たのが最初(2008.06.01)。9年ぶりの再会だ(下段)。
2008年06月の様子(2008.06.01,14:05-14:06撮影)。
親海湿原(白馬村),13:46
1,3,4枚目:
ふとサワオグルマの下に目をやると,幅の広い葉に
ニホンアマガエル(Hyla japonica, アマガエル科 アマガエル属)
がいた。ジーッとして動かない。
カメラをかなり接近させてもジッとしていた。
2枚目:サワオグルマの花では,まだ
ウスバシロチョウ(ウスバアゲハ,Parnassius glacialis)
があちこち動き回りながら蜜を探していた。
親海湿原(白馬村),13:47
サワオグルマ(Senecio pierotii,キク科 キオン属)
は,この湿原の北側に多い。
南側は,水位が高く,水没していることが多いのでサワオグルマの姿は比較的まばらだ。
北側の木道の中央付近で南側を向いてパノラマ撮影(白馬村),13:47
1枚目:木道は前方で右折し,南へ向う。
2,3枚目:前方の山の先を糸魚川街道が通っている。ここから道路は見えないが,,。
4枚目:入口方向。
親海湿原(白馬村),13:47
北東端に近付くとわずかだが湿った場所が現れた。ただし,泥状態で水面は見えない。
親海湿原(白馬村),13:47-13:48
1枚目:さらに進むと,やや水のある場所があった。
2枚目:木道は高い位置を通るで手を伸ばしても届かない。よってカップ付き指示棒を使う。
3枚目:まずはここで
採集(親海湿原-01)。
親海湿原(白馬村),13:49-13:50
1枚目:カップの中にある泥水の導電率を測定。
158 μS/cm(23.9℃)もあった。唐花見湿原(18 μS/cm),居谷里湿原(17-19 μS/cm)に比べるとかなり高い。
150前後というのは,
荒川上流の川水
(148 μS/cm; 2017.04.16)とほぼ同じだ。
考えられる原因は,ここはかつては耕作地(注)で,今でも近くに畑があるので,そこで使われた肥料などの影響が考えられる。
また,ここは南〜東側を山で囲まれているので,そこに降った雨・雪が地中にしみ込んで湧水となって湿原に移動する際,
地中の土石に含まれる電解質が溶けこむのも,導電率が上昇する原因だろう。
2枚目:pH は 6.13。
注:居谷里湿原もかつては耕作地だったが,こちらは周辺に現役の耕作地がない(ゼロではないが)。
また,居谷里湿原の南端にはミズバショウが繁殖していることからわかるように,
湿原はそれなりの量の水が流れているはずで,電解質の濃度が上昇しにくいのかも知れない。
親海湿原,右に折れて南向きとなる(白馬村),13:51
前回(下段)訪れた際は,ここまでは擬木(プラスチック製?)で,
右に折れた先は,やや痛んだ本物の木でできた木道だった。
が,6年後の今回は,湿原すべての木道は擬木製に変わっていた。
6年前と同様,角に枯草が山積みになっているが,これは何故だろう?
なにかの作業をして出た草をここに山積みする慣行が続いているのかも知れない。
2011年05月の様子(2011.05.15,14:34撮影)。
角の周囲には水がたくさんあったが,今回はほぼ乾いていた。
親海湿原,木道を南へ(白馬村),13:52
右に折れてすぐ撮影。
前回は木道がやや痛みだしていたが,今回は,上記のように,擬木なので痛んでいる場所はどこにもない。
2011年05月の様子(2011.05.15,14:35撮影)。
2008年06月の様子(2008.06.01,14:04-14:05撮影)。
2007年06月の様子(2007.06.04,14:20撮影)。
2006年05月の様子(2006.05.08,14:23-14:24撮影)。
親海湿原,木道を南へ(白馬村),13:52
南へ進むにつれ
カキツバタ(Iris laevigata,アヤメ科 アヤメ属)
の姿が目立ちはじめる。
親海湿原,木道を南へ(白馬村),13:53
ミツガシワ(Menyanthes trifoliata,ミツガシワ科 or リンドウ科 ミツガシワ属)
の花期はほぼ過ぎているが,わずかに咲いている個体もあった。
大半は実に変わっている(4枚目)。
親海湿原,木道を南へ(白馬村),13:54, 13:54, 13:55, 13:56
1枚目:
ミツガシワ(Menyanthes trifoliata,ミツガシワ科 or リンドウ科 ミツガシワ属)
の葉をかきわけると,その下に水があった。カップ付き指示棒を使って採取。
2枚目:カップに入った水の一部をサンプリングチューブに移す
(親海湿原-02)。
ミツガシワの葉で覆われ日当たりが悪くなったせいか,水垢がほとんど入らない。
2枚目:導電率は 152 μS/cm(21.7℃)。当然だが,さきほどと同様,高い(電解質が多い)。
3枚目:pH は 6.03。
親海湿原,木道を南へ(白馬村),13:57
1枚目:木道は前方で左に折れる。
この付近では,木道は何度か左・右へと屈曲を繰り返す。
2枚目:現在地を確認。
左に折れるが,すぐ先で右に折れる(白馬村),13:57
1,2枚目:パノラマ撮影。
ということで,全体として南へ進む。
Part II: | 親海湿原 2017.06.17, 3:58 - 14:08 |