乗鞍高原
牛留池
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採集日:2015.08.09 ウオッちず で位置確認

休暇村バス停で下車(松本市),11:55
定刻(11:48)よりだいぶ遅れて着いた。 今回は乗客が多かったのでやむを得ない?

バス停の前で周囲をパノラマ撮影(標高 約1590m,松本市),11:55
1枚目:乗鞍岳へ上がる方向。 2枚目:乗車してきたバス。 3枚目:上がってきた方向。 4枚目:画面左が「休暇村 乗鞍高原」。


2014年06月の様子(2014.06.29,11:51撮影)。

2013年06月の様子(2013.06.30,11:48撮影)。

2012年07月の様子(2012.07.09,11:51撮影)。

2011年07月の様子(2011.07.10,11:45撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.04,11:48撮影)。

2007年11月の様子(2007.11.4,11:44-11:45撮影)。

牛留池へ,乗鞍高原案内図の左脇が入口(松本市),11:55
案内図の前に大勢の訪問者がいたので,遠くから撮影した。

牛留池へ(松本市),11:56
1,2枚目:パノラマ撮影。 1枚目:右のバリアフリーの木道へ入る。 2枚目:こちらが「休暇村 乗鞍高原」。 いつもは湿っていることが多いが,今回はカラカラに乾いている。

牛留池へ,桟橋状木道を進む(松本市),11:56

牛留池へ,T字路を右折,牛留池の周回路に入る(松本市),11:57
1枚目:こちらからも牛留池へ到達できる。ここからが牛留池の周回路ということ。

左に牛留池の水面がチラリと見える場所(松本市),11:58
葉が生い茂って以前よりわかりずらくなっていた(下段,下々段)。


2014年06月の様子(2014.06.29,11:55撮影)。

2013年06月の様子(2013.06.30,11:55撮影)。

牛留池の水面を望遠撮影(松本市),11:58-11:59

右(南)への分岐がある場所を通過(松本市),11:59
1,2枚目:パノラマ撮影。 2枚目:こちらは国土地理院の地図にはルートが描かれていないが, 最新の「乗鞍高原散策マップ」を見ると,途中で県道84号を2ケ所で横切って, 南西にある孫市平まで行けるらしい。
孫市平は,東大ヒュッテ口バス停の先にある小さな湿原で,最初にここを訪れた時(2005.05.28,写真なし) に訪れたことがある。 その時は,一ノ瀬園地の奥にあるミズバショウ群生地を訪れた後,そこから140mほどの標高差をいっきに上がって 夜泣峠というころへ出て(その際,鼻血がでた),そこから県道84号 乗鞍岳線を通って東大ヒュッテ口バス停から樹林帯の中を 歩いて湿原まで行った。 しかし,池塘などは無かったので,何も採集できなかった。ガッカリして戻った記憶がある。
マップによると,ここから30分ぐらいで到達できるらしい。 再訪してみようかとも思ったが,往復1時間もかけて見込みのない場所まで行くのでは,時間がもったいない。 ということで止めた。

木道は前方で左に折れて展望所へ通じている(松本市),12:00

牛留池,展望所(松本市),12:00
周回路を歩いている訪問者の姿はあったが,ここには誰もいなかった。 以前,夏に訪れた際(2010.08.04。下段)には, 先生に引率された大勢の子供(小 or 中学生?)がいて周辺のスケッチをしていたことがあった。


2010年08月の様子(2010.08.04,11:53撮影)。

牛留池,展望所からの眺め(松本市),12:00
これまで手摺の下に置いてあった山の案内図が,台に乗せられて手摺の手前にあった。 手摺に近付けないので,やや撮影しずらくなった。

「乗鞍岳全景」とその手前に置かれた周辺案内図(松本市),12:00

2012年07月の様子(2012.07.09,11:53撮影)。

牛留池,展望所からの眺め(松本市),12:01

2014年06月の様子(2014.06.29,11:57撮影)。

2013年06月の様子(2013.06.30,11:56-11:57撮影)。

2012年07月の様子(2012.07.09,11:53撮影)。

2011年07月の様子(2011.07.10,11:53撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.04,11:53撮影)。

2007年11月の様子(2007.11.04, 11:49-11:50撮影)。

乗鞍岳の山並を望遠撮影(松本市),12:01
現在のデジカメ(TG-3)は望遠モードはこれが最大。 防水カメラなので,構造的にこれ以上は無理のようだ。オプションの望遠レンズを着けてあまり拡大できない。
今回は雲がほとんどないのでよく見える。 ただし,湿度が高いせいか全体に霞んでいる。 山の雪はほとんど消えたが,まだ一部に残っている。
1枚目:左から高天ケ原(標高 2829 m),大日岳(奥の院,3013 m),剣ケ峰(主峰,3026 m), 蚕玉岳(2979 m),朝日岳(2973 m)。
2枚目:摩利支天岳(2873 m)と富士見岳(2818 m),そして少し間をおいて大黒岳(2771 m)。


2012年07月の様子(2012.07.09,11:53-11:54撮影)。 もっと拡大した画像あり。

2011年07月の様子(2011.07.10,11:54撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.04,11:53撮影)。

2007年11月の様子(2007.11.04, 11:50撮影)。

牛留池(松本市),12:01
ミツガシワは半分枯れかけている。

牛留池の周回路に出る,途中にある変わった形の木(松本市),12:02

牛留池,その先にあるT字路(松本市),12:02

牛留池,岸辺に近付ける唯一の場所へ(松本市),12:03-12:04
1枚目:見た目では,これまで(下段)に比べると地面には水たまりがないので,通りやすいかと思ったが,まったく逆だった。 これまでは,正面はかなりぬかるんでいるので通れないが,左端は比較的地面がしっかりしているので, そこを通ってなんとか池岸にたどり着けた(注)。しかし,,,
2枚目:今回は違った。 左端も表面に水などはないのだが,足を降ろそうとすると,何の抵抗もなくズブズブと靴が沈んでいった。 かなり柔らかくなっている。 これでは通るのは無理だ。 諦めかけたが,いったん戻って,今度は右側の薮へ進んだところ,なんとか池岸に辿り着くことができた。


1枚目:2014年06月の様子(2014.06.29,11:59撮影)。
2枚目:2013年06月の様子(2013.06.30,11:59撮影)。
注:今回はこういった場所が多かった。 表面には水たまりはないのだが,ぬかるみがより広く,より深くなっている場所があちこちにあった。

牛留池,池端からパノラマ撮影(松本市),12:06

牛留池(松本市),12:06
ここで 採集(牛留池-01)
これまで同様,長い刺をもつ ホシガタモ( Staurastrum longispinum) がいた。この種は,これまでのところ他ではまったく観察できていない。 唯一,この牛留池のみで観察できている。 その点でここは非常に貴重な場所だ。
観察された生物: 小型太陽虫, ナベカムリ(Arcella vulgaris, ディフルギア( Difflugia bacillariarumD. oblonga), Chlorobotrys, 小型エレモスフェラ(Eremosphaera sp.), サヤミドロ(Oedogonium), ゲミネルラ(Geminella), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. rostratum), ホシガタモ( Staurastrum longispinum), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), ハタヒモ(Netrium digitus), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), シネココッカス(Synechococcus), ワムシ,

牛留池(松本市),12:07
少し離れた場所で再度, 採集(牛留池-02)
このサンプルにも, Staurastrum longispinum, がいた。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ナベカムリ(Arcella vulgaris, ディフルギア( Difflugia oblonga), オフリディウム(Ophrydium), レンバディオン(Lembadion lucens), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), 珪藻各種, ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica), エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), ブルボケーテ(Bulbochaete), サヤミドロ(Oedogonium), ゲミネルラ(Geminella), ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium sp.), ホシガタモ( Staurastrum longispinum), イボマタモ( Euastrum binale), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), ハタヒモ(Netrium digitus), タテブエモ(Penium polymorphum), Sphaerozosma, カワモヅク(Batrachospermum), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), シネココッカス(Synechococcus), ユレモ(Oscillatoria sp.), Hapalosiphon, ワムシ, イタチムシ(Chaetonotus hystrix), センチュウ,

口笛の小径へ入る,ここからは下り(松本市),12:08
さきほどの池岸から周回路へ戻ると,そこが口笛の小径の分岐だ。

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