足利市 |
迫間湿地(迫間自然観察公園) |
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採集日:2011.12.15 | ウオッちず | で位置確認 |
迫間湿地(迫間自然観察公園)に到着(足利市),12:27-12:28
2枚目:水路の両側に「あしかがフラワーパーク」と書かれた看板が立っていた。
また,さきほど通った入口近くの駐車場(臨時?元は水田)や,この先の水路沿いには発電機付きの照明がいくつも置かれていた。
これは??
2011年03月の様子(2011.03.05,11:18撮影)。
2010年11月の様子(2010.11.03,11:19
撮影)。
2010年04月の様子(2010.4.18,12:40 撮影)。
迫間湿地(迫間自然観察公園),水路沿いを進む(足利市),12:28
1〜3枚目:パノラマ撮影。
1枚目:いつも通り前方を右折して木道に入ろうとしたが・・・。
3枚目:右の池にいつもいるカルガモ達の姿がない。どうも様子がおかしい(注)。
注:後述するが,現在,隣接する「あしかがフラワーパーク」では
2011年度イルミネーション「光の花の庭」というイベントが行われているらしい(開催期間:2011.10.29〜2012.01.29)。
湿原南側に設置された臨時の駐車場とフラワーパークの間を大勢の訪問客が行き来できるように,
夜間,この周辺ではたくさんの照明灯が点灯されているようだ。
そのため,鳥達はこの池から離れて行ってしまったのだろう。
2011年03月の様子(2011.03.05,11:18-11:19撮影)。
2010年11月の様子(2010.11.03,11:20撮影)。
迫間湿地(迫間自然観察公園)(足利市),12:29
木道の入口に工事用のパイロンと発電機付きの照明灯が置かれていた。
せっかく来たのに,これでは採集ができない?とやや焦る。
とりあえず他の木道の入口もチェックしてみることにした。このまま水路沿いを進む。
迫間湿地(迫間自然観察公園)(足利市),12:29
対岸の木道入口にもパイロンと照明灯が置かれていた。
迫間湿地(足利市),12:30
1,2枚目:パノラマ撮影。ここもそうだ。
迫間湿地,木道へ入ってみることにした(足利市),12:30
このままだと採集できない。入口から見るかぎり木道にはとくに異常はない。
何が問題かわからないが,「立入り禁止」とは書かれていないので,とりあえず進めるところまで進んでみることにした。
迫間湿地(足利市),12:31
1,2枚目:右にカーブするとすぐにこのような景色が現れた。
あちこちで木道が破損している。ただし,進めない訳ではないので,もう少し先へ進んでみる。
歩ける場所でも一部,木道がたわんで今にも折れそうな所もあった。
たしかにここを歩くのは危険だ。パイロンが置かれている理由がわかる。
注:ここでパイロンが置かれている理由を考察してみる。
照明灯が置かれているということは,夜間にここをたくさんの人が通ることを想定しているのだろう。
調べると,隣接する「あしかがフラワーパーク」では,現在,
2011年度イルミネーション「光の花の庭」というイベントを行っているらしい(開催期間:2011.10.29〜2012.01.29)。
既述したように,迫間湿地の南側の水田地帯のあちこちに臨時の駐車場が設置され,
そこにも同じ照明灯が何台も設置されていた(後出)。
夜間,駐車場に車を停めた人がここを通って「光の花の庭」が行われている「あしかがフラワーパーク」へ歩いていく際,
間違ってこの木道へ入らないようにするための措置と思われる。
あしかがフラワーパークのHPには,
「イルミネーションに関しては,一部【自家発電】にて営業いたします。」とのコメントがある。
発電機付きの照明灯が置かれていたのは,このことを意味しているようだ。
迫間湿地(足利市),12:32
しかし,さらに進むと破損した場所は見当たらなくなった。
どうやらさきほどの場所だけのようだ。
さきほどの場所は水たまりが無いので,これまで歩かなかった場所だ。
そのため,これまでにも破損が進んでいたのだろうが,気づかなかった。
迫間湿地(足利市),12:32
前方にT字路が現れた。あそこの左右がこれまで歩いているルートだ。
あの辺には木道沿いに水たまりがあり,原生生物がたくさん観察できている。
迫間湿地,T字路の前で左前右を撮影(足利市),12:33
従来は右(南,3枚目)側から歩いてきて,左(北,1枚目)へ向って歩いている。
迫間湿地,T字路を右折して南へ(足利市),12:33
とりあえず従来のコースへ戻ってみることにした。
迫間湿地(足利市),12:34
途中にある樹木を左右に迂回する場所を通過。
迫間湿地(足利市),12:35
前方の展望所の手前で右にカーブするが,あの先には湿地南端の池がある。
カーブの先は入口(南口)近くの木道入口へ通じている。
ここから先にはめぼしい採集ポイントはないので,ここでUターンすることにした。
迫間湿地(足利市),12:35-12:36
1枚目:ここからは従来通りのコース取りで歩くことになる。いつも通り右側の木道へ。
2枚目:木道脇に若干水があったが,今回はパス。
1枚目:2011年03月の様子(2009.4.11,11:28撮影)。
2枚目:2010年11月の様子(2009.4.11,11:26撮影)。
3枚目:2009年04月の様子(2009.4.11,12:56撮影)。
4枚目:2006年04月の様子(2006.4.22,14:03撮影)。
迫間湿地(足利市),12:36
前方で左右の木道が合流する。
迫間湿地(足利市),12:36-12:37
合流点の手前で採集(迫間湿地-1)。
薄い赤茶色の水垢?しか入らない。
このような状態の時は,原生生物はあまり期待できない。
翌日の観察では,カテヌラ(多細胞動物)の仲間がたくさんいたが,
原生生物はほとんどいなかった。予想以上に少なかった。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia claviformis,
D. oblonga),
クリスチゲラ(Cristigera phoenix),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
カテヌラ(Catenula)の仲間?,
2011年03月の様子(2011.03.05,11:27撮影)。
2010年11月の様子(2010.11.03,11:29-11:31撮影)。
この時も,たくさんいた。
2009年04月の様子(2009.4.11,12:58-12:59撮影)。
この時も,たくさんいた。
2006年04月の様子(2006.4.22,14:09-14:10撮影)。
種数はわずか。
スピロストマム(Spirostomum)だけが
たくさんいた。
迫間湿地,その先のT字路,ここは右へ(足利市),12:38
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:さきほどは左側からこちらへ歩いてきた。
ここもいつもの採集ポイントだ。
2枚目:T字路の左側で採集(迫間湿地-2)。
ここもさきほどと同じだ。薄い赤茶色の水垢様のものが入っただけ。
そして,翌日の観察結果もほぼ同じ。カテヌラ類はいなかったが,原生生物もほとんどいない。
季節的な変動か,それとも・・・。
観察された生物:
ウチワヒゲムシ(Phacus torta),
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
小型鞭毛虫数種,
キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum),
マルロモナス(Mallomonas),
珪藻各種,
イタチムシ,
ケンミジンコ,
ソコミジンコ,
2011年03月の様子(2011.03.05,11:34撮影)。
2010年11月の様子(2010.11.03,11:33撮影)。
2009年04月の様子(2009.04.11,13:00撮影)。
迫間湿地(足利市),12:39-12:40
片側だけバリアフリーの木道脇で採集(迫間湿地-3)。
ここも原生生物は種数的にほとんどいない。
唯一,大型のスピロストマムが大量増殖していた。
また,さきほどのカテヌラの仲間も若干いた。
観察された生物:
スピロストマム(Spirostomum ambiguum,大型)多数,
ケンミジンコ,
カテヌラ(Catenula)の仲間?,
2011年03月の様子(2011.03.05,11:35-11:37撮影)。
2010年11月の様子(2010.11.03,11:33-11:34撮影)。
この時はあまりいなかった。
2010年04月の様子(2010.4.18,12:59撮影)。
この時はたくさんいた。
迫間湿地,展望所(見晴し台)の脇を通過(足利市),12:40
2枚目:2011年03月の様子(2011.03.05,11:38撮影)。
迫間湿地(足利市),12:40-12:41
ここもいつもの採集ポイントだ。
木道脇(左側)で採集(迫間湿地-4)。
観察された生物:
ナベカムリ(Arcella sp.),
ユーグリファ(Euglypha),
小型繊毛虫数種,
トリボネマ(Tribonema regulare),
珪藻各種,
ケンミジンコ,
カイミジンコ,
カテヌラ(Catenula)の仲間?,
迫間湿地,「迫間湿地に生息する貴重生物」の案内板脇を通過(足利市),12:42-12:43
迫間湿地,T字路へ出て左折(足利市),12:43
ここにも木道の入口にパイロンが1個だけ置いてある。
ただし,水路沿いのように進入を阻止するような形では置かれていない。
こちらは「あしかがフラワーパーク」へ向うルートから外れているので,対象外になっているのだろう。
迫間湿地,南口まで戻る(足利市),12:46
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:往路で,前方にも何やら看板が立っていたのが遠くから見えた。
もしかすると,そこにも入口があるのかも知れないので,近付いてみることにした。
これまで前方(湿原の南西端)は探索したことがない。
迫間湿地,南縁沿いを北西へ(足利市),12:47
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:ここにも水田が臨時の駐車場になっていた。発電機付きの照明灯も置かれている。
迫間湿地,南縁沿い(足利市),12:47
往路で見た2つ並んだ看板があった。しかし,周囲に入口らしい場所はない。
迫間湿地,湿地の角が近付く(足利市),12:48
前方で別の車道へ出てしまう湿地はあそこで終わりだ。
右に湿地が広がるが,草茫茫なだけで,水辺も無いし,中に進入できるルートらしき場所は見当たらない。
ここでUターンすることにした。
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