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2009.04.11, Part X

迫間湿地〜川崎橋〜桐生足利藤岡自転車道(〜渡良瀬川大橋)

迫間湿地(足利市迫間町),12:58-12:59
1枚目:湿地の北側。この辺には木道周辺に水がたまっていた。 2枚目:採集してみたが,赤茶色の腐食質があるのみで,藻塊はおろか水垢らしきものは見当たらない (迫間湿地-2)。 これだと原生生物は少ないはず,と思ったが,結構いた。 各々の細胞数は少ないが,種数としてはかなりの数になった。 やはりここは昔からの湿地のようだ。
観察された生物: クリプトモナス2種(Cryptomonas), ミドリムシ( Euglena desesE. limnophilaE. mutabilisE. spirogyra), トラケロモナス( Trachelomonas alliaT. cylindricaT. planctonicaT. volvocinaTrachelomonas sp.), アスタシア(Astasia sp.), アニソネマ(Anisonema), 小型鞭毛虫数種, 太陽虫の一種, 小型太陽虫, マヨレラ(Mayorella penardii), ナベカムリ(Arcella), 未同定の裸性アメーバ(全体の特徴はサッカメーバに近いが・・・), ディフルギア( Difflugia claviformis), ヘレオペラ(Heleopera silvatica), ユーグリファ(Euglypha tuberculata), トリネマ2種(Trinema sp.), スチロニキア(Stylonychia), ウロレプタス(Uroleptus), アスピディスカ(Aspidisca), フロントニア(Frontonia), シュードコニレンバス(Pseudocohnilembus), 共生藻を持つヒスチオバランティウム(Histiobalantium natans), 共生藻を持つコルポダ?(Colpoda), 小型繊毛虫数種, マルロモナス(Mallomonas), トリボネマ(Tribonema), 珪藻各種, クラミドモナス(Chlamydomonas), ミクロスポラ(Microspora), ワムシ, ケンミジンコ, イタチムシ(Chaetonotus hystrix),

迫間湿地(足利市迫間町),12:59-13:00
既述したように,ここは右へ。

迫間湿地(足利市迫間町),13:01
湿地の北へ向って進む。

迫間湿地(足利市迫間町),13:02
湿地の北を通る道へ出る。

迫間湿地(足利市迫間町),13:02
1,2枚目:道の近くに池があった。 3枚目:採集してみたが入ってくるのは薄茶色の泥ばかり採集(迫間湿地-3)。 ここはほぼ予想通り。
観察された生物: ウチワヒゲムシ(Phacus), トラケロモナス(Trachelomonas), 小型鞭毛虫数種, トリネマ(Trinema sp.), リトノタス(Litonotus), コレプス(Coleps), シヌラ(Synura), マルロモナス(Mallomonas), トリボネマ(Tribonema), 珪藻各種,

迫間湿地の北端,フラワーパークの駐車場(足利市迫間町),13:05
1,2枚目:湿地の北側を通る舗装道へ出る。 ここを右(東)に行くと足利フラワーパークがある(既述したように,今回はパス)。 ここは左へ。

迫間湿地,自然公園の駐車場(足利市迫間町),13:06-13:07
1枚目:左へ少し行くと,迫間自然観察公園を訪れた人用の駐車場がある。 2枚目:その奥に南にあったのとほぼ同じ案内図があった。 ただし,南北が逆になっている。案内図の右端に「迫間湿地の成り立ち」の説明図がある。 この図でもわかるように,未舗装道の西側(画面右)にも木道が敷設された湿地がある。 ここは初回(2003.10.19)に歩いたが,桟橋状の木道周辺はかなり乾いていて,湿地というより池が点在する場所だった。 何も採集できなかったので,二回目(2006.4.22)は歩かなかった。今回も止めた。
今回は湿地の東側もやや乾燥気味だったので,徐々に湿地としての環境が悪化しているのかも。

迫間湿地,トイレ付き休憩所(足利市迫間町),13:08
北側の丘の上にあるトイレ付き休憩所。トイレは男女共用タイプ。

元来た道を辿り川崎橋へ(足利市),13:11
西に向ってひたすら走る。暑い。暑い。

元来た道を辿り川崎橋へ(足利市),13:17
ここを右折。県道128号に入る。

川崎橋の袂へ戻る(足利市川崎町→野田町),13:22
さきほどは右から橋へ上がって来たが,今度は同じ径路を辿って橋を降りる。

自転車道へ戻る(足利市野田町),13:22
1枚目:坂を下ると前方に橋の下へ向う自転車道が現れる。 前方を逆V字形に右へ折れて自転車道へ入る。 2枚目:川崎橋をくぐる。

下流側から川崎橋を撮影(足利市野田町),13:23
1,2枚目:橋を過ぎてから振り返って撮影。

少し進んで河川敷から堤防へ上がる(足利市野田町),13:24
2枚目:ここでも自転車道は逆V字形に右へ折れて堤防に上がる。が,面倒なので斜面を歩いて堤防に上がった。

桐生足利藤岡自転車道を東南東〜南東へ(足利市野田町),13:25
1,2枚目:堤防に上がったところで,北〜東をパノラマ撮影。 2枚目:自転車道は,この先で右へカーブし,南東へ向きが変わる。

ちょっと休憩(足利市野田町),13:26

桐生足利藤岡自転車道を南東へ(足利市野田町),13:28-13:31
2枚目:この辺は,堤防の上に舗装された歩行者・自転車専用道と未舗装の一般道?が並んでいる。 3枚目:ここにも道の縁沿いにスミレViola mandshurica)が咲いていた。 このスミレの列はこの後もず〜〜っと続いていた。

遠くに渡良瀬川大橋が見える,南部クリーンセンター脇を通過(足利市野田町),13:32-13:35

渡良瀬川大橋(国道50号 足利バイパス)が迫る(足利市野田町),13:38
橋が迫ると,路肩に工事の案内があった。 「ご協力をお願いします,洪水氾濫を防止するため堤防の補強をします云々」とある。

渡良瀬川大橋の袂をくぐる(足利市野田町),13:40
1,2枚目:工事現場の脇を通って橋の袂にあるトンネルへ。 3枚目:トンネルを抜けて堤防へ上がる。

Part XI: 桐生足利藤岡自転車道(渡良瀬川大橋〜高橋大橋〜矢場川水門〜渡良瀬大橋〜東武佐野線の鉄橋〜邑楽頭首工)
2009.04.11, 13:41 - 14:02