長瀞町
荒川左岸河川敷
Part I: 左岸河川敷を北へ(1)
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採集日:2016.06.05 ウオッちず で位置確認

南桜通りから荒川河川敷へ(長瀞町),14:02
この辺の様子もかなり変わってしまった。 前回(2016.04.10) は,長瀞駅で下車したので,南桜通りを歩いてこのT字路へやってきた。


2014年08月の様子(2014.05.11,13:14撮影)。

恐る恐る急坂を下る(長瀞町),14:02
1枚目:前回は工事が終ってまもない様子で,坂の最初の部分には大量の砂利があった。 傾斜も以前より急に見えたので,ここを下るのを躊躇してしまった。 今回もさほど変わっていないようにも見えたが,思い切って(それほど大袈裟なことではないが), この坂を下ることにした(画像は少し下ってから撮影した,急な部分は降りるのに必死で撮影する余裕がなかった)。
2枚目:足先を前に向けると滑ってしまいそうなので,横向きになって坂を降りた。

傾いた木の下をくぐる(長瀞町),14:03
2枚目:2016.04.10,13:56撮影。 3枚目:2015.04.19,14:00撮影。

坂の先に荒川左岸河川敷が見えた(長瀞町),14:03
目の前に枝を垂れ下げつつ花を咲かせていた木があった。 これはおそらく ニワウルシ(シンジュ,Ailanthus altissima,ニガキ科 ニワウルシ属) 。雌雄異株だそうで,これは雄株。

荒川左岸河川敷へ(長瀞町),14:04
1枚目:途中から砂地となる。 2枚目:砂の地面からたくさんの竹の子が伸びつつあった。

まもなく荒川左岸河川敷(長瀞町),14:04

まもなく荒川左岸河川敷(長瀞町),14:05
これはおそらく ムシトリナデシコ(コマチソウ,Silene armeria,ナデシコ科 マンテマ属 or シレネ属)
初めて見た。この後もあちこちで咲いていた。

荒川左岸河川敷(長瀞町),14:05
前回同様,水位が下がったままだ。最近は雨が少ないのが影響しているのだろう。 前回は水際にはあまり草がなかったが,今回は草が増えて,その背丈がかなり伸びている。 それだけ長い間,水位が上がっていないということだ。
ちなみに 2012年6月17日2014年8月15日 に訪れた際は,画面の手前付近まで水があった。だいぶ違う。


2016年04月の様子(2016.04.10,13:57撮影)。

2015年04月の様子(2015.04.19,14:02撮影)。

2014年08月の様子(2014.05.11,14:01撮影)。

2014年05月の様子(2014.05.11,13:16撮影)。

2012年08月の様子(2012.08.16,13:19-13:20撮影)。

これら以外の,以前の様子はこちら

荒川左岸河川敷,水際近くに生える草(長瀞町),14:05-14:06
4月頃に見たものとはだいぶ様子が異なるが,花の形からすると, オオカワヂシャVeronica anagallis-aquatica,ゴマノハグサ科 クワガタソウ属) のはず。さすがにほとんどは実に変わっているが,若干薄紫色の花が残っていた。

荒川左岸河川敷(長瀞町),14:07
1枚目:川岸近くにある水たまり。 この辺は川の水位が少し上がればすぐに川の一部になる場所だ。 2枚目:糸状藻がたくさん育っている。 3枚目:導電率は 300 μS/cm(30.6℃)。かなり高めだ。水温も高い。

荒川(長瀞町),14:08
1枚目:水流のある場所まで近付いて,,。 2枚目:川岸の様子。
3枚目:導電率は 147 μS/cm(23.3℃)。 さきほどの水たまりのちょうど半分だ。水温も7℃低い。

荒川左岸河川敷(長瀞町),14:08-14:09
川岸に育つ草花。
1枚目:これは オランダガラシ(クレソン,Nasturtium officinale,アブラナ科 オランダガラシ属)
2〜4枚目: これは サナエタデPersicaria lapathifolia,タデ科 タデ属 or イヌタデ属) のようだ。
似た仲間に, ハルタデPersicaria maculosa,タデ科 タデ属 or イヌタデ属) オオイヌタデPersicaria lapathifolia,タデ科 タデ属 or イヌタデ属 ) がいるが・・・。
托葉の上端に毛がないのでハルタデと異なる。
節の主枝の付け根が膨らんでいない,のでオオイヌタデと異なる。
斑紋がハッキリ出ているが,これはサナエタデの特徴。
等々の特徴からサナエタデと判断した。

河川敷の様子(長瀞町),14:09
1枚目:少し上流側(南)へ移動。秩父鉄道の鉄橋をバックに河川敷の様子を撮影。 この辺は,通常は水底になっている場所だが,たくさんの草が育っている。 水量が減った状態が長く続いていることの証だ。
2枚目:導電率を再度測定。152 μS/cm(22.2℃)。 当然ながら,さきほどとほぼ同じだ。

荒川左岸河川敷の様子(長瀞町),14:09-14:10
水際で育つ植物。これはあきらかに オオカワヂシャVeronica anagallis-aquatica,ゴマノハグサ科 クワガタソウ属) だ。これも大半は実に変わっているが,茎の先端部ではいまも花が咲いている。

荒川左岸河川敷を北へ(長瀞町),14:10-14:11
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:水際からやや離れた位置にある縦長の水たまり。 腐りかけた藻塊が大量にある。
3枚目: 導電率は 304 μS/cm(27.3 ℃,換算した)。最初の水たまりとほぼ同じだ。川の値のほぼ倍だ。

2つ並んだ岩の凹み(長瀞町),14:11
1枚目:赤色は,ここで育った ヘマトコッカス(Haematococcus lacustris) の色だ。右はすでに干上がっている。左もまもなく干上がりそうだ。
2枚目:2016.04.10,13:58撮影。

赤い水たまりがあちこちにある(長瀞町),14:12
これもまもなく干上がりそうだ。

Part II: 左岸河川敷を北へ(2)
14:12 - 14:18

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