昭和村
矢ノ原湿原
Part I: 南口〜湿原西縁を北へ
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2012.08.11 ウオッちず で位置確認

矢ノ原湿原に到着(昭和村),14:10
前回(2010.06.13) は,北側から湿原(正確には南湿原,案内図による,3,4枚目)に入ったが,今回は南端の遊歩道入口から入ることにした。
1,2枚目:入口手前でパノラマ撮影。
3,4枚目:本日,湿原から戻る途中で撮影(14:54)した道路沿いにある案内図。 案内図には遊歩道入口の向かいに「トイレ」と書かれているが,実際はこの先にある「源兵衛清水」の近くにある。
また,図ではミズバショウ群生地の手前に「田」と書かれた場所がある。 ここは国土地理院の地図では池として描かれている。しかし,実際あるのは水田だ。 おそらくかつては池だったのだろう・・・。
なお,この案内図によると,これから歩く湿原は矢ノ原湿原の「南湿原」ということになる。 図の右端にあるように車道を挟んで北側にも「北湿原」がありそこへ向かう遊歩道があるように描いてあるが,,。 後で出てくるが,実際に北側にあるのは東西に細長い「矢の原沼」(国土地理院の地図による)だ。 沼の東半分は湿原化しているので,そこを北湿原と呼ぶのだろう。 しかし,残念ながら実際には図にあるような遊歩道はない。 図にあるポンプ小屋近くから「矢の原沼」を眺められるだけだ。 後述するが,「矢の原沼」を周回する遊歩道があれば,ここの魅力が一段と増し,訪問者も増えるはずだ。

入口脇にある「矢ノ原湿原を散策される皆様へ」と題した案内板(昭和村),14:10
これは 前回(2010.06.13)もあった。

矢ノ原湿原,坂を下っていくと・・・(昭和村),14:10

右手に樹林で囲まれた水田が現れる(昭和村),14:11
これが上記のかつては池だったはずの水田だ(注)。 栄三郎氏はここでハッチョウトンボの撮影を試みたいということで, ここから先は私一人で湿原の遊歩道へ入った。

注:国土地理院の地図では池(沼)だが,Google mapの航空写真には,池ではなく水田の姿が写っている。 かなり前から水田に変わっているようだ。

矢ノ原湿原へ(昭和村),14:12
1,2枚目:少し戻って遊歩道と水田の分岐をパノラマ撮影。 1枚目:こちらへ進む。

矢ノ原湿原,南端から湿原の西縁を北へ進む(昭和村),14:13

矢ノ原湿原,ほどなく木道となる(昭和村),14:13
この辺がミズバショウ群生地のはずだが,現在はすでにその姿はない。

湿原の西縁沿いの遊歩道を北へ(昭和村),14:14
1,2枚目:前〜右へカメラを振ってパノラマ撮影。 この辺は遊歩道と湿原の間に樹木があって湿原は見渡せない。

湿原の西縁沿いの遊歩道を北へ(昭和村),14:15

湿原の西縁沿いの遊歩道を北へ(昭和村),14:16
所々に木道がある。

矢ノ原湿原,湿原の一部を横断する(昭和村),14:17
湿原の西側には2箇所,谷津になって西側へ入り込んでいる場所があり, 遊歩道(木道)はそこを横断する。 ここは南側の谷津。木道で横断する。 前回ここを歩いた時は一面にワタスゲの果穂が広がっていた(下段)。


2010年06月の様子(2010.06.13,15:18撮影)。
写っているのは上段の1枚目付近。3枚目が谷津の奥まった部分。

矢ノ原湿原,湿原の一部を横断する(昭和村),14:18
今回木道脇で目立ったのはこれだ。これは??

矢ノ原湿原(昭和村),14:18-14:19
1〜3枚目:木道の中央付近から西(左)側を向いてパノラマ撮影。 上記のように,この先が谷津になっているため,湿原は前方で狭まっていく(2枚目)。

矢ノ原湿原(昭和村),14:19
1〜3枚目:上と同じ位置で右(東)側を向いてパノラマ撮影。

矢ノ原湿原,ふたたび樹林帯に入る(昭和村),14:19

矢ノ原湿原(昭和村),14:20
木道の末端付近には コバギボウシHosta sieboldii)がたくさん咲いていた。

矢ノ原湿原(昭和村),14:20
樹林帯の中の遊歩道を北へ進む。

矢ノ原湿原(昭和村),14:21
前方の見晴しがやや良くなってきた。

矢ノ原湿原(昭和村),14:21
1,2枚目:遊歩道は左にカーブしていく。この先に2つ目の谷津部分がある。 湿原の案内図(3,4枚目)には,谷津の奥,やや離れた場所に小さな沼があるように描いてある。 国土地理院の地図だと,湿原の西端から200m余西に進んだ位置に沼ではなく湿原(湿地)が描かれている。
3,4枚目:本日撮影(14:54)した道路沿いにある案内図。 4枚目:画面中央の「南湿原」の文字の右上に描かれている「沼」がそれだ。 沼へ通じる遊歩道も描いてある。 しかし,この後,谷津の先端付近を通ったが,それらしい分岐もなければ,沼の案内もない。 これは前回も同じ。昔はあったのがいつのまにか消えてしまったのだろうか?(注)

注:国土地理院の地図には「沼」ではなく湿地として描いてある。 ただし,湿地へ到達する遊歩道はおろか,今歩いている矢ノ原湿原(南湿原)を周回する遊歩道もまったく描かれていない。 一方,Google mapの航空写真を見ると,ここは大部分は樹林帯として写っているが,中心部にわずかに草地が残っているようだ。 かつて湿地だった名残りだろうか,湿地と周囲の樹林帯の間になにやら「隙間」がある。 おそらく遊歩道?だろう。それを辿って行くと北側の耕作地に出るルートがあるようだ。 残念ながら(航空写真を見るかぎり)ここから旧湿地に向うルートは無さそうだ。

矢ノ原湿原(昭和村),14:22
左にカーブすると,所々で湿原が見はらせるようになる。

矢ノ原湿原(昭和村),14:23
遊歩道際には葦が生えているが,その先は一面,ミツガシワで覆われている。 前回(下段)は青々としていたが,今回は多くが枯れていた(一部青い葉のものも残っている)。 前回はミツガシワの下に水があったが,今回はほとんど干上がっていた。


2010年06月の様子(2010.06.13,15:06撮影)。
この撮影地点は上段の場所より少し先(西側)だ。

矢ノ原湿原(昭和村),14:24
1枚目:干上がっているとはいえ,水をたっぷり含んでいるので,ミツガシワのエリアは靴がズブズブと沈んでしまう。 2枚目:やむなくサンプリングチューブを枯れ葉&泥の中へ差し込んで, 入ってきた泥水を採集(矢ノ原湿原-1)
観察された生物: ラブドモナス(Rhabdomonas sp.), ナベカムリ( Arcella gibbosaArcella sp.), トゲフセツボカムリ( Centropyxis aculeata), ディフルギア( Difflugia acuminataDifflugia sp.), クアドルレラ(Quadrulella symmetrica), ユーグリファ(Euglypha tuberculata), スピロストマム(Spirostomum teres), コレプス(Coleps heteroacanthus), 珪藻各種, スファエロキスティス(Sphaerocystis sp.), ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica), 未同定の糸状藻類, ミジンコ, ケンミジンコ, クマムシ,

湿原西縁を北へ 2012.08.11, 14:26 - 14:41
目次南口〜湿原西縁を北へ湿原西縁を北へ湿原西縁〜東縁の車道を南へ矢の原沼(北湿原)

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