福島市 |
麦平
Part I: 湿原西端 |
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採集日:2014.07.26 | ウオッちず | で位置確認 |
麦平に到着(福島市),12:41
1枚目:急に前方が開けてきた。
どうやら麦平に着いたようだ。
2枚目:足下は
コバイケイソウ(Verantrum stamineum,ユリ科 シュロソウ属)
で埋め尽くされている。
麦平(福島市),12:41-12:42
1〜3枚目:しばし背の低い笹薮を歩く。
4,5枚目:iPad mini で現在地を確認。
池はまだ先だが,航空写真(5枚目)からもこの辺が湿地であることは,事前にわかっていた。
4枚目:この時は気づかなかったが,航空写真を見ると,池の西側。
樹林の中にも小さな湿原があり,そこには池塘があるように見える。
次回(?)訪れた際は,樹林の奥にある池塘も探してみよう。
麦平の本体部分が見えてきた(福島市),12:43
前方の中央付近に大きな池があるはず。
前方に水たまりがあった(福島市),12:43-12:44
1枚目:笹があってわかりづらいが,笹のすぐ先に横長の水たまりがある。
2枚目:iPad mini で現在地を確認。
さきほどまでは地図にあるルートから外れていたが,
この辺で地図上のルートに復帰したようだ。
麦平,南西端にある水たまりの前でパノラマ撮影(福島市),12:44
まずは遠景を入れてパノラマ撮影。
麦平,南西端にある水たまり(福島市),12:44
次に水たまりをメインにしてパノラマ撮影。
ここは前方から流れてきた水路が広がった場所のようだ。
池塘と呼べるかはやや疑問。
水の多い時期にはかなりの水流がある可能性が高い。
とすれば,原生生物はあまり期待できない。
麦平,南西端にある水たまり(福島市),12:46
1枚目:ひとまずここで
採集(麦平-01)。
翌日の観察結果は予想通り。原生生物は少ない。
2枚目:水底の様子。
水は済んでいる。水垢もあまりない。
水底には地上に生えるような草が育ちつつある。
これは何だろう?水生植物かも知れないが,
普段はここは干上がっていて,現在はたまたま水位が上がっているだけかも知れない。
往路で乗車したタクシーの運転手は1,2日前に雨が降った(ただし福島市街)と云っていたが,,。
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium),
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
小型鞭毛虫数種,
ツリガネムシ(Vorticella),
キルトロフォシス(Cyrtolophosis),
マルロモナス(Mallomonas intermedia),
ミクロスポラ(Microspora),
ホシガタモ(
Staurastrum avicula),
クロオコッカス(Chroococcus sp.),
ワムシ,
ケンミジンコ,
イタチムシ,
麦平の本体部分へ(福島市),12:47
1,2枚目:見た目は一面が草で覆われているようだが,
左のコバイケイソウの群生と右の笹薮(チシマザサ?)の間に狭い踏跡が続いていた。
その踏跡を辿って進む。
踏跡の一部は裸地化していたが,草が残っている場所もあった。
なお,ここのコバイケイソウも今年は花が咲いた気配はない。
今年は,これまで訪れたどの場所でもコバイケイソウは花が咲いていない。
麦平(福島市),12:48
左に前方の池から流れでていると思われる水路(と思われる水たまり)があった。
ただし,水流はほとんど止っている。
麦平(福島市),12:48, 12:49, 12:50
2枚目:
わずかに糸状藻らしきものがあった。
ここで
採集(麦平-02)。
ここも原生生物はあまりいないが,
始めて見る
イボマタモ(Euastrum sp.)
がいた。種名は調査中。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
ディフルギア(
Difflugia sp.),
レンバディオン(Lembadion lucens),
未同定の繊毛虫,
珪藻各種,
クレブソルミディウム(Klebsormidium sp.),
ツヅミモ(
Cosmarium globosum),
イボマタモ(Euastrum sp.
初観察),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
Achromatium oxaliferum,
ソコミジンコ,
Part II: 湿原南側 2014.07.26, 12:50 - 12:59 |