麦平（福島市），12:50
コバイケイソウ（Verantrum stamineum，ユリ科 シュロソウ属） と笹薮の間にある踏跡を辿って進む。

麦平（福島市），12:50-12:51
１，２枚目：これはおそらく コバギボウシ（Hosta sieboldii，ユリ科 ギボウシ属）。 ２枚目：蕾みが育ちつつあった。 ３枚目：この黄色い花は？？？（）

麦平（福島市），12:51
踏跡の一部はぬかるんでいた。

麦平（福島市），12:52
１〜３枚目：前方に池が見えたところでパノラマ撮影。 １，２枚目の中央：前方に見えるのが高山（標高 xxxx m）だ。

麦平（福島市），12:52
少し進んでから再度パノラマ撮影。
１枚目：左はさきほどの水路へと通じている場所だ。池の南西端になる。 ２枚目：その先が池の中心部分だ。

麦平（福島市），12:52-12:53
コバギボウシ（Hosta sieboldii，ユリ科 ギボウシ属） の葉の間で トンボソウ（Tulotis ussuriensis，ラン科 トンボソウ属）？ が咲いていた。

麦平（福島市），12:53-12:54
１枚目：池の南西端で 採集（麦平-03）。 ここも原生生物は多くないが，湿原に特有の 共生藻を持つラッパムシ（Stentor pyriformis） がいた。長年この培養を試みているが，いまだにうまくいっていないので， これで新しいサンプルが手に入ったことになる。嬉しい。 S. pyriformisは， 昨年（2013.07.21） 訪れた浄土平南の湿原にもたくさんいた。 また，過去に２度（ 2007.7.1, 2011.9.8 ）歩いた 西吾妻一切経縦走路，および，弥兵衛平・弥兵衛平湿原 にもたくさんのS. pyriformisがいた。
２枚目：iPad mini で現在地を確認。 GPSの位置はほぼ正確なようだ。
観察された生物： ディフルギア（ Difflugia sp.2）， アミカムリ（Nebela penardiana or N. hippocrepis?）， ヘレオペラ（Heleopera）， 共生藻を持つラッパムシ（Stentor pyriformis）， 小型繊毛虫数種， 珪藻各種， エレモスフェラ（Eremosphaera viridis）， ミカヅキモ（ Closterium idiosporum）， ツヅミモ（ C. laeve， クロオコッカス（Chroococcus sp.）， メリスモペディア（Merismopedia）， Achromatium oxaliferum， ミジンコ，

麦平，再度パノラマ撮影（福島市），12:54
１枚目：池端近くには，わずかだが ワタスゲ（Eriophorum vaginatum，カヤツリグサ科 ワタスゲ属） の姿もある。 奥にある草は何だろうか？ ２枚目：中央にあるのは浮島？ かも知れないが，ここは水深が浅いので浮島ではない可能性が高い。

麦平，池の南岸沿いを進んでパノラマ撮影（福島市），12:55
２枚目：遠くに見えるのが高山（）。

高山を望遠撮影（福島市），12:55
山頂に見えるのはテレビ放送用の設備（反射板）らしい。

麦平（福島市），12:55

麦平（福島市），12:56
ここでまた 採集（麦平-04）。 ここには，たくさんのS. pyriformis がいた。
観察された生物： アミカムリ（Nebela collaris）， 共生藻を持つラッパムシ（Stentor pyriformis）多数， 小型繊毛虫数種， エレモスフェラ（Eremosphaera viridis）， ダルマオトシ（Hyalotheca dissiliens）， ワムシ， ミジンコ，

麦平（福島市），12:57
近くには チングルマ（Geum pentapetalum，バラ科 ダイコンソウ属） が群生していた。

麦平（福島市），12:57
さらに進んでパノラマ撮影。

麦平（福島市），12:58-12:59
１枚目：ここでまたまた 採集（麦平-05）。 ２枚目：モウセンゴケ（Drosera rotundifolia，モウセンゴケ科 モウセンゴケ属） も数は少ないが育っていた。 ３枚目：iPad mini で現在地を確認。
観察された生物： ディフルギア（ Difflugia oblonga）， アミカムリ（ Nebela collaris， N. penardiana or N. hippocrepis?）， 共生藻を持つラッパムシ（Stentor pyriformis）， オフリディウム（Ophrydium）， 小型繊毛虫数種， 珪藻各種， ミカヅキモ（ Closterium idiosporum）， ホシガタモ（ Staurastrum hystrix）， イボマタモ（ Euastrum cuneatum， クロオコッカス（Chroococcus pallidus）， メリスモペディア（Merismopedia）， ケンミジンコ，

Part III: 湿原北側　2014.07.26, 13:00 - 13:09