荒川左岸河川敷を北へ(長瀞町),14:12
前方は,左の斜面から水が流れだしている場所だが,,。
ここもだいぶ草が育っている。
川が増水すれば流されてしまう場所だが,これだけ草が育っているのは初めてみた。
それだけ長い間,荒川の水位が低い状態が続いている,ということだ。
2016年04月の様子(2016.04.10,14:03撮影)。
荒川左岸河川敷(長瀞町),14:13
1〜3枚目:いつものように正面からパノラマ撮影。
2枚目:中央に大きく育った草がある。
私の身長より高いので,高さは 2 m近くありそうだ。
2016年04月の様子(2016.04.10,14:04撮影)。
2015年04月の様子(2015.04.19,14:04撮影)。
これ以前の様子はこちら!
荒川左岸河川敷,草の茂みに近付くと(長瀞町),14:13-14:14
足下に淡い紫色の花が一株咲いていた。
曇っているのであまりきれいに見えないが,肉眼だともっとくっきりしてきれいだった。
先端が尖った距がある。
距があるので,最初はスミレの仲間かと思ったが,花弁の様子が違う。葉の形はスミレとはまったく異なる。
よくよく見ると,花の構成は,後出する
セリバヒエンソウ(Delphinium anthriscifolium,キンポウゲ科 オオヒエンソウ属)
にそっくりだ。ただし,花弁が幅広く基部で重なっているし,葉の形も基本は似ているが,同じではない。
これはラークスパーとも呼ばれる
オオヒエンソウ(Delphinium grandiflorum,キンポウゲ科 オオヒエンソウ属)
ないし,その園芸品種らしい。本来は直立して背が高くなるようだが,ここは河原で栄養状態が悪いので,大きくなれなかったのだろう。
別名をチドリソウとしているweb page もあったが,チドリソウはヒエンソウ属の一種(Consolida ajacis)にも
当てられている名前でもあるようで,多少混乱している。
荒川左岸河川敷,草の茂みに近付くと(長瀞町),14:14
すぐ側には
オオカワヂシャ(Veronica anagallis-aquatica,ゴマノハグサ科 クワガタソウ属)
が。これもほとんどは実だが,一部,花が咲いている。葉の様子が4,5月頃とだいぶ違う。
2016年04月の様子(2016.04.10,14:06撮影)。
2014年05月の様子(2014.05.11,13:22撮影)。
2013年05月の様子(2013.05.04,12:58撮影)。
荒川左岸河川敷,草の茂みの中央にあるのは,,(長瀞町),14:14-14:15
これは,おそらく
オオブタクサ(Ambrosia trifida,キク科 ブタクサ属)
4年前(2012.07.22)
にこの周辺で何度か撮影したことがある。
2012年07月の様子(2012.07.22,12:50撮影)。
2012年07月の様子(2012.07.22,13:01撮影)。
荒川左岸河川敷,オオブタクサの下には,,(長瀞町),14:15
ノミノフスマ(Stellaria alsine var. undulata,ナデシコ科 ハコベ属)
がわずかにあった。
荒川左岸河川敷,(長瀞町),14:16
そして,,ここにもたくさんの実をつけた
オオカワヂシャ(Veronica anagallis-aquatica,ゴマノハグサ科 クワガタソウ属)
があった。
荒川左岸河川敷,そして,,,(長瀞町),14:16
これは花弁が一部欠けているが,おそらくさきほども撮影した
ムシトリナデシコ(コマチソウ,Silene armeria,ナデシコ科 マンテマ属 or シレネ属)
?かと思ったが,花を良く見るとだいぶ違う。
これは
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荒川左岸河川敷,そしてそして,,(長瀞町),14:17
これはおそらく
ミゾソバ(Polygonum thunbergii,Persicaria thunbergii,タデ科 タデ属 or イヌタデ属 or サナエタデ属)
葉の中央にある斑紋がかなりくっきりしている。
左脇へ移動してパノラマ撮影(長瀞町),14:17-14:18
1枚目:草の下にある岩盤上を滔々と水が流れている。
荒川左岸河川敷,水の流れを覆っているのは,,(長瀞町),14:18
オランダガラシ(クレソン,Nasturtium officinale,アブラナ科 オランダガラシ属)
これもここでは何度も撮影している。
Part IV: | 荒川左岸河川敷を北へ(3) 2016.06.05, 14:19 - 14:27 |