飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),09:52
赤岩の先(西)にある水たまり。灌木と草で囲まれている。
手前には
コガマ(Typha orientalis,ガマ科 ガマ属)
も生えている。
飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),09:53
ここで採集(甌穴群散策路-08)。
期待したとおり,ここには原生生物がたくさんいた。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
小型ストリアメーバ(Striamoeba),
フセツボカムリ(
Centropyxis aculeata),
ディフルギア(
Difflugia sp.),
ユーグリファ(Euglypha acanthophora),
メソディニウム(Mesodinium),
コレプス(Coleps hirtus),
マルロモナス(Mallomonas sp.),
珪藻各種,
クンショウモ(Pediastrum angulosum),
イカダモ(Scenedesmus quadricauda),
コエラストルム(
Coelastrum cambricum,
C. morus),
Quadrigula chodatii,
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
グロエオキスティス(Gloeocystis sp.),
ゲミネルラ(Geminella),
サヤミドロ(Oedogonium undulatum),
サヤミドロ2種(Oedogonium),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ2種(Spirogyra),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ミカヅキモ(
Closterium idiosporum,
Closterium sp.),
ツヅミモ(
Cosmarium abbreviatum,
C. connatum,
C. moniliforme,
C. obsoletum),
ホシガタモ(
Staurastrum sebaldi),
ケズネモ(Gonatozygon brebissonii),
ミクロキスティス(Microcystis),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
ネンジュモ(Anabaena),
ワムシ,
飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),09:53
1〜3枚目:立ち去る前に再度,周囲をパノラマ撮影。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
飛水峡 甌穴群散策路,コンクリート壁沿いの細長い水たまり(七宗町),09:55-09:56
前回(2013.04.28)は戻る途中,ここで採集した。
その時は,黄緑色の藻塊が大量にあったが,今回は様子がすっかり変わっていた。
2013年04月の様子(2013.04.28,09:37-09:38撮影)。
飛水峡 甌穴群散策路,コンクリート壁沿いの細長い水たまり(七宗町),09:56
前回あった黄緑色の藻塊(大半はヒザオリ)はすっかり姿を消し,
代りに水底にはどす黒いヘドロ状のものがたまっていた。
飛水峡 甌穴群散策路,コンクリート壁沿いの細長い水たまり(七宗町),09:57
ここで採集(甌穴群散策路-09)。
種数は少なめだが,それなりにいた。
観察された生物:
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
アニソネマ(Anisonema),
ポンフォリクソフリス(Pompholyxophrys sp.),
フセツボカムリ(
Centropyxis aculeata,
C. ecornis),
ディフルギア(
Difflugia sp.),
ユーグリファ(Euglypha sp.),
Lesquereusia,
ウロトリカ(Urotricha),
コレプス(Coleps hirtus),
ツリガネムシ(Vorticella microstoma),
珪藻各種,
イカダモ(Scenedesmus),
グロエオキスティス(Gloeocystis sp.),
サヤミドロ(Oedogonium undulatum),
サヤミドロ2種(Oedogonium),
ヒザオリ(Mougeotia),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ツヅミモ(
Cosmarium granatum,
C. margaritiferum,
C. moniliforme,
C. obsoletum,
C. quadratum,
C. quadrum),
ホシガタモ(
Staurastrum orbiculare,
S. polymorphum,
S. sebaldi),
チリモ(Desmidium swartzii),
ミクロキスティス(Microcystis),
ワムシ,
イタチムシ,
センチュウ,
飛水峡 甌穴群散策路,コンクリート壁沿いの細長い水たまり(七宗町),09:57
前回は見なかった水草があった。これは
コナギ(Monochoria vaginalis,ミズアオイ科 ミズアオイ属)?
飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),09:58-09:59
1枚目:上を見上げると車道の先に聳える岩山がこちらへ覆い被さるように迫って見えた。
岩が崩れてきたら大変だ。
2枚目:これは()?
3枚目:岩盤の様子。
薄い赤岩,やや幅のある青い岩,それと薄い灰色の層が交互に重なっている。
前方に人工物がある尾根状の場所(七宗町),09:59
1枚目:ここはやや幅の狭い青色の岩の層からなるが,途中に幅の広い白い岩の層がある。
2枚目:白い岩の層の厚さは10cm程度。
これは過去に何が起きたことを意味しているのだろう?
人工物がある尾根状の場所を進む(七宗町),10:00-10:01
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
幅の広い白い岩の層は前方にある人工物(金具?)の脇を通って先へ続いている(七宗町),10:01
飛水峡 甌穴群散策路(七宗町),10:01
崖と岩盤の中央付近にある大きな岩(ラクダの背)の間を通って先(西)へ。
2013年04月の様子(2013.04.28,09:42撮影)。
その先にある三角岩の右を抜ける(七宗町),10:04
2013年04月の様子(2013.04.28,09:45撮影)。
三角岩の右を抜ける(七宗町),10:04-10:05
1枚目:岩の左側には深い水たまりがある。ここは通れない。
2,3枚目:往路でも既述したが,ここには鋭い棘のあるバラ科の植物がかなり増えていた。
枝を避けて通ろうとすると,棘が刺さってチクチク痛い。
これは??()。
飛水峡 甌穴群散策路,三角岩の右を抜ける(七宗町),10:05
これは当初何の実なのかわからなかったが・・・。
約2ヶ月後(2013.12.26),あらためて画像を見たところ,どこかで似たものを見た記憶が蘇った。
それは,昨年の07月(2012.07.16)に訪れた裏磐梯だ。
レンゲ沼探勝路
で初めてみた
タニウツギ(Weigela hortensis)
の実だ。
おそらくこれもタニウツギだろう。
最初にここを訪れた時(2012.05.13)際,この辺では開花中のタニウツギがそれなりにあった(下々段)。
2012年07月の様子(2012.07.16,12:05-12:06撮影)。
2012年05月,甌穴群散策路の近くで咲いていたタニウツギ
(2012.05.13,09:37-09:38撮影)。
Part VIII: | 飛水峡 甌穴群散策路〜上麻生橋〜ロックガーデンへ 2013.11.01, 10:06 - 10:22 |