草津白根レストハウス前(草津町),13:56
T字路を左折する。
1,2枚目:手前に頑丈そうな造りの建物があるが,これは噴火が起きた際の「避難壕」(群馬県設置)。
2枚目:避難壕の先に駐車場がある(注1)。
3枚目:右側はロープが張ってあり「禁止立入」(珍しい表現)と書かれた札が下がっている。
調べると,右は湯釜へ上がる登山道(中央登山道)だった。
以前から湯釜から半径500m以内は立入禁止になっているが(第一次規制),
従来は中央登山道とその先にある展望台だけは「第一次規制内の一部緩和措置」として立ち入りを認めていたそうだ。
しかし,火山活動が活発化したため,3年前(注2)から中央登山道の一部緩和措置を見合わせているらしい。
このロープはそれを示すために張られている模様。
注1:駐車場からは湯釜の南西にある「涸沼」の展望台へ通じるルートがあるが,そこも現在は立入禁止になっているようだ。
注2:気象庁の火山活動解説資料によると,草津白根山は2009.05に急に地中温度が上昇し,
現在もその状態が続いているという。中央登山道が立入禁止になったのもその影響だろう。。。
そういえば・・・ 先々週(2013.07.21) 訪れた浄土平(福島市)でも, 一切経山へ上がる直登ルートが火山ガスが増えたために通行止め になっていた。 実際,7年前(2006.09.03)に訪れた際は,一切経山からはガスが出ていなかったが, 今回はかなりの量のガスが吹き出していた。 また, 昨年(2012.10.07) 須川温泉を訪れた際には,栗駒山登山道の途中にある名残ヶ原まで歩いたが,名残ヶ原を俯瞰する高台や,その途中の登山道では 地面から白い蒸気がさかんに吹き出していた。 以前にはなかったはずだ。 どうも最近は火山活動がどこも活発になっているようだ・・・。 なんとなく不気味。 追記(2013.08.20):2週間後(2013.08.18, 16:31)に鹿児島の桜島(昭和火口)が大規模な噴火を起こした。 噴煙は高さ約5000mに達したという。これは2006.6の観測開始以来最高だとか。 これまで知られている桜島の大噴火は3回(1471,1779,1914)で,その前後に関東で大地震が起きたそうだ。 |
草津白根レストハウス前を通り過ぎようとしたが・・・(草津町),13:57
今回はいつもより空腹感がやや強かった。一応,アンパンも持参してきたのだが,,。
「ラーメンくらいなら食べたいな」と思って左を見ると「↑2F本格中華そば」という案内が目に入った。
これを見て我慢できなくなり,2階に上がって食事をとることにした。
チャーシューメンを食べた(草津町),14:02
券売機で食券を購入したが,いくらだったか・・・。600円前後だったはず。620円?
草津白根レストハウス,2Fからの眺め(草津町),14:09
1〜4枚目:ラーメンを食べ終わり外へ出た際に周囲をパノラマ撮影。
前方の山,右(1,2枚目)が湯釜で左(2,3枚目)が涸釜。
1枚目:レストハウスの西にある駐車場。その先に「湯釜展望所」(後述)へ上がる登山道が見える。
2枚目:前方に見える坂が「中央登山道」。前述のように,現在は立入禁止なので,当然ながら人影はない。
3枚目:さきほど上がってきた遊歩道が見える。
4枚目:レストハウス脇の駐車場の先にある建物も噴火が起きた際の「避難壕」(群馬県設置)らしい。
弓池を眺めてから白根火山ロープウェイ山頂駅へ(草津町),14:11
1〜3枚目:レストハウスの前から向い側をパノラマ撮影。
前を横切るのは国道292号 志賀草津道路。
1枚目:左前方の山は「逢ノ峰」(標高 2109.9m)。
頂上へ上がる遊歩道(おそらく木道)が一部見える。
道路際にバス停があるが,あそこが「逢ノ峰」を時計回りに歩いてロープウェイの山頂駅へ向かう遊歩道の入口。
2枚目:左の舗装道が逢ノ峰を反時計回りに歩いてロープウェイの山頂駅へ向かうルートの入口。
こちらは車も通る。
その右へ進むと前方(南)に弓池がある。
3枚目:前方左にある階段は弓池の西側にある湿地へ降りるルート。
8年前(2005.06.05)に弓池を訪れた際は,弓池周辺でも採集できたはずだが,記録が残っていない。
おそらく原生生物はほとんどいなかったのだろう。
まずは右へ入って弓池を眺める(草津町),14:11-14:12
戻って白根火山ロープウェイ山頂駅へ向かうルートに入る(草津町),14:12
2枚目:入口近くに「逢ノ峰」(標高 2109.9m)へ上がる階段道(逢ノ峰探勝路)がある。
舗装道を歩いて白根火山ロープウェイ山頂駅へ(草津町),14:13
坂の途中から弓池を眺める(東端からの眺め)。
2枚目:池の先に小湿原があるのだが,あそこは歩けない。
舗装道を歩いて白根火山ロープウェイ山頂駅へ(草津町),14:14
ゆるい坂道を上がる。この頃,山頂駅方面からやってくる大勢の訪問者とすれ違った。
多くは4,5人の団体。車が追いこしていったこともあった。
やや高い位置から弓池を眺める(草津町),14:15
2枚目:弓池の先にジグザグに上っていく道が見えるが,
あそこが「湯釜展望所」へ至るルートらしい。
上述のように,現在は中央登山道が立入禁止になっているため,その先にある展望台から湯釜を眺めることができない。
その替りとして,あそこに展望所を造ったようだ。
従来の展望台より湯釜から離れているので,眺めはよくないらしい。
上と同じ位置で望遠撮影(草津町),14:15
1枚目:手前は弓池と西に隣接する湿原。
奥にはさきほど紹介した「湯釜展望所」へ至るルート。
大勢の人がジグザグの道を上がっているのが見える。
頂上近くにも「避難壕」(草津町設置)がある。
2枚目:手前は同じく弓池。その先には涸釜へ上がる登山道がある。
その途中にも「避難壕」(草津町設置)がある。やや小さい。
舗装道を歩いて白根火山ロープウェイ山頂駅へ(草津町),14:15
前方で左〜右へとカーブする。
右下に弓池の南にある小湿原がみえてきた(草津町),14:17
池塘らしき場所を望遠撮影(草津町),14:17
残念,手前の潅木にピントが合ってしまった。
少し進んでから再度,小湿原をパノラマ撮影(草津町),14:18
池塘を望遠撮影(草津町),14:18
降りて近付きたかったが,手前は急斜面というかほとんど崖で,これ以上進むと転落してしまいそうだ。
近くにあそこへ降りるルートがないかと探したが,それらしい場所が見当たらなかった。
しかし,後で航空写真(やや古いが)を見ると,この小湿原を囲む踏跡のような場所が写っている。
以前は近付けたのだろうが,今はもう・・・。
Part XIV: | 白根火山ロープウェイ山頂駅から山麓駅へ 2013.08.04, 14:20 - 14:42 |