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2013.06.01, Part II

琵琶沼周回路入口〜琵琶沼(南端〜西岸沿いを北へ)

坂を下るとほどなく右に琵琶沼が見えてくる(山辺町),10:57

琵琶沼の南端へ(山辺町),10:57

琵琶沼南端の様子(山辺町),10:59

2011年11月の様子(2011.11.02,11:02-11:03撮影)。

2009年11月の様子(2009.11.02,08:48 撮影)。

琵琶沼南端,やや望遠にして再度パノラマ撮影(山辺町),10:59
中央部は一面, ヒメカイウCalla palustris,サトイモ科 ヒメカイウ属) の群生で覆われている。 ミツガシワMenyanthes trifoliata,ミツガシワ科 ミツガシワ属) も混じっている?

琵琶沼南端,沼岸の様子(山辺町),10:59
これまで以上に水位が下がっているようだ。
先週(2003.05.25) 訪れた古沼・大峰沼も例年になく水位が下がっていた。 とくに古沼は,過去の同時期には水位が高かったのに,今回はかなり干上がっていた。 今年は降水量が少ないようだ。 今日(2013.06.03)のニュースでも,今年(3〜5月)は西日本(大平洋岸)の降水量は例年の56%で1946年以降, 過去最少,東日本でも80%以下との情報が流されていた。

琵琶沼南端(山辺町),11:00
ここで採集(琵琶沼-01)。 結構いた。
観察された生物: クリプトモナス2種(Cryptomonas sp.), ミドリムシ(Euglena spirogyra), ウチワヒゲムシ( Phacus landekiensisP. ranulaP. suecicus), アスタシア(Astasia sp.), ペラネマ(Peranema), エントシフォン(Entosiphon), ミドリムシ類の鞭毛虫(後曵鞭毛が長い), スポンゴモナス(Spongomonas intestinum), 小型鞭毛虫数種, ポンフォリクソフリス(Pompholyxophrys sp.), アメーバ・プロテウス(Amoeba proteus), コクリオポディウム(Cochliopodium sp.), フセツボカムリ( Centropyxis ecornis), ディフルギア( Difflugia claviformis), クラミドフリス(Chlamydophrys), パラコンディロストマ(Paracondylostoma setigerum), コレプス(Coleps hirtus), プロロドン2種(Prorodon sp.), ウロトリカ(Urotricha), リトノタス(Litonotus sp.), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), キルトロフォシス(Cyrtolophosis), オフリディウム(Ophrydium), ストケシエラ(Stokesiella), シヌラ(Synura), マルロモナス(Mallomonas intermedia), バキュオラリア(Vacuolaria virescens), 珪藻各種, クロロモナス(Chloromonas), グロエオモナス(Gloeomonas tecta), クンショウモ(Pediastrum tetras), イカダモ( Scenedesmus ecornisS. quadricauda), ジクチオスフェリウム(Dictyosphaerium), Dimorphococcus lunatus, セレナストルム(Selenastrum), キルクネリエラ(Kirchneriella), イトクズモ(Ankistrodesmus falcatus), Quadrigula, テトラエドロン( Tetraedron enorme), ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica), ミクロスポラ(Microspora), ゲミネルラ(Geminella), サヤミドロ2種(Oedogonium), ミクロタムニオン(Microthamnion strictissimum), ヒザオリ3種(Mougeotia), アオミドロ(Spirogyra), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ( Closterium sp.), ツヅミモ( Cosmarium bioculatumC. quadratumC. quinariumC. zonatum), ホシガタモ( Staurastrum coarctatumS. coarctatumに似るが4本腕, S. connatumS. forficulatumS. johnsoniiに似るが頂辺の中央が窪む,腕が下がる, S. teliferumS. tohopekaligense), イボマタモ( Euastrum exile), アルスロデスムス( Arthrodesmus convergensA. incus), ハタヒモ(Netrium digitus), Sphaerozosma excavatum, ユレモ(Oscillatoria sp.), ワムシ, ミジンコ, ミジンコ(Sida sp.), イタチムシ,

琵琶沼,沼の西岸へ(山辺町),11:02

琵琶沼西岸を北へ(山辺町),11:02-11:03

琵琶沼西岸を北へ(山辺町),11:03
4年前(2009.05.10)に撮影した「山形県指定,天然記念物,琵琶沼」の標柱(木製)が倒れていた。 根元が腐って倒れたようだ。 いつ頃倒れたのだろう?そういえば前回訪れた際も目に入らなかったので,おそらく一昨年はすでに倒れていたのだろう。 以下のように,2010年07月までは立っていた。


2010年07月の様子(2010.07.10,13:46撮影。)

2009年11月の様子(2009.11.2,08:52撮影。)

2009年05月の様子(2009.05.10,11:12撮影)。 この時はしっかり立っていた。

琵琶沼西岸を北へ(山辺町),11:03-11:04
周回路沿いには様々なシダが生えていた。 これは??

琵琶沼西岸を北へ(山辺町),11:04
これはシシガシラBlechnum niponicum)?? 上と同じ?

琵琶沼西岸を北へ(山辺町),11:05
これは??

琵琶沼西岸を北へ(山辺町),11:05-11:06
花が終わったショウジョウバカマHeloniopsis orientalis)。 最初に訪れた際(2009.05.10)は,今回より3週間ほど早かったので,まだ花が残っていた(下段)。


2009年05月の様子(2009.05.10,11:12撮影)。

琵琶沼西岸を北へ(山辺町),11:06
あちこちの樹木にはこのような解説板が付いている。 イタヤカエデAcer mono var. marmoratum f. heterophyllum)。

琵琶沼西岸を北へ,案内板「琵琶沼の生いたちを探る」の脇を通過(山辺町),11:07
この案内板には「琵琶沼の地下11mの年代は,約5万年前と推定されました。云々」と書かれている。 琵琶沼は少なくとも5万年以上前からここにあったことになる。


2009年05月の様子(2009.05.10,11:17撮影)。

Part III: 琵琶沼(西岸沿いを北へ〜北岸を東へ)
2013.06.01, 11:08 - 11:16