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2013.03.22, Part XVII

利根川自転車道(グライダー滑空場〜荻野吟子生誕の地〜)

妻沼グライダー滑空場(利根川自転車道,熊谷市),15:02
1〜3枚目:ふたたび着陸しつつあるグライダーを望遠撮影(注)。 この前後には,2,3機のグライダーが飛び立って行った。かなり頻繁に離着陸していた。 これまでに"遭遇"したグライダー滑空場は 渡良瀬川沿いの板倉滑空場江戸川沿いの関宿滑空場 の2箇所のみだが,いずれも飛行機曳航により離陸していた。 しかし,ここのグライダーはいきなり本体だけで飛び立ったので,当初は面喰らった。 どこを探しても曳航用の飛行機はない。 後でわかったが,ここはウインチ曳航タイプのグライダー滑空場だった。 ウインチ曳航とはグライダーを長さ 1 km前後のロープに取り付け,このロープをウインチで高速に巻取ることで 離陸させる方式らしい。 ロープは細いので堤防からはまったく見えない(私の視力が悪いせいもあるが)。

注:機体に「JA2888」とある。これは機体の登録番号で,日本大学理工学部グライダー部が保有する機体らしい。 尾翼にある「LS8」のLSはロラデン・シュナイダーという機体の型式の略称のようだ。

妻沼グライダー滑空場(利根川自転車道,熊谷市),15:03
再度望遠撮影。 左の「JA02DT」も日本大学理工学部グライダー部の機体。 右の「JA2490」は関東学院大学体育部連合会航空部の機体。尾翼に校章が描かれている。

妻沼グライダー滑空場脇を通過中(利根川自転車道,熊谷市),15:06
非常に細長い滑走路?かと思ったが,長い理由は曳航するロープの長さによるらしい。 グライダーじたいはかなり短い距離で離陸していた。 2,3度離陸するグライダーを見たが,急に飛び立つのでいずれもシャッターチャンスを逃してしまった。

右の建物は「日本学生航空連盟・訓練所」(利根川自転車道,熊谷市),15:07
1枚目:前方に小さな案内がある。それによると,右の建物には,サイクリスト用のトイレもあるらしい。 2枚目:建物の前に「第53回 全日本学生グライダー競技選手権大会」と書かれた案内がある。 その右側にトイレがある。 どうやらあそこが一般も利用できるようにしたトイレのようだ。

「第53回 全日本学生グライダー競技選手権大会」の案内を望遠撮影(利根川自転車道,熊谷市),15:07
下に「2013年3月2日〜10日まで 主催/日本学生航空連盟 朝日新聞社」と記してある(注)。 左の看板には「日本一を誇るグライダー滑空場」とある。 何が「日本一」なのかについては,説明文に「グライダーの飛行回数と滑空時間が共に日本一を誇り」とある。 「学生グライダーの聖地」だそうだ。

注:ネットで検索すると,競技日程は「2013年3月3日(日曜)〜10日(日曜)」となっている。 3月2日は開会式。

「日本学生航空連盟・訓練所」の近くにある「お手洗い」の案内(利根川自転車道,熊谷市),15:07
既述したように,訓練所の右端にあるのがそれらしい。

堤防を越える車道と斜めに交差する(利根川自転車道,熊谷市),15:08
左前方もまだ妻沼グライダー滑空場の一部のようだ。 遠くにグライダー用のトレイラーが見える。

交差点を過ぎた先にある車止め(利根川自転車道,熊谷市),15:08
ここから先は自転車歩行者専用道だ。

まだまだ続く妻沼グライダー滑空場(利根川自転車道,熊谷市),15:09
グライダートレイラーは9台。他に大型トラックが1台。

「海から 159.5 kmです」の標識を通過(利根川自転車道,熊谷市),15:10

遠くに利根大堰が見えてきた(利根川自転車道,熊谷市),15:11
2枚目:利根大堰を望遠撮影。 これからあそこまで行く。 利根大堰からは利根川を離れ,見沼代用水沿いの緑のヘルシーロードを南へ下って近くにある秩父鉄道 武州荒木駅から帰路につく予定。

この辺も妻沼グライダー滑空場のようだ(利根川自転車道,熊谷市),15:12
前方で車道と交差するので手前に車止めがある。 この頃,近くからグライダーが飛び上がった。

「海から 159.0 kmです」の標識を通過(利根川自転車道,熊谷市),15:12

交差点を過ぎるとふたたび車止めがある(利根川自転車道,熊谷市),15:13
右の柱には「↑利根大堰 5 km」と記されている。

利根川右岸沿いを南東へ(利根川自転車道,熊谷市),15:15-15:16
1枚目:左奥の利根大堰は前から見えていたが,ここまで来ると,右手前に福川水門が見えてきた。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。

少し進むと「お手洗い→」,「休憩所→」の案内があった(利根川自転車道,熊谷市),15:17
3枚目:右に堤防を降りる階段があった。 自転車を抱えて降りることにした。

自転車を抱えて階段を降りる(熊谷市俵瀬),15:17-15:18
1枚目:階段を降りる途中で撮影(注)。 2枚目:堤防沿いの車道沿いの水路にかかる橋を渡る。 橋の右に「荻野吟子生誕の地」と書かれた案内がある。 ここは地図には「荻野吟子史跡公園」と記してある。 荻野吟子は日本最初の女性医師として有名,らしい。 3枚目:反対側に立っている「土地の占用」に関する案内。 「占用の目的 階段及び橋」とある。

注:画面右端に写っているのが「荻野吟子記念館」(のはず)。 その左にある小さな建物が公衆トイレ(最初は階段右脇の建物がトイレかと思ったが,そうではなかった)。

車道側から「荻野吟子史跡公園」をパノラマ撮影(熊谷市俵瀬),15:19
1枚目:自販機の脇,一段高い場所に公衆トイレがある。 その奥に屋根だけがみえるのが「荻野吟子記念館」(のはず)。 2枚目:公園の中央には四阿風の建物がある。ここが休憩所? 右には顔の部分がくり抜かれた女性の姿板がある。「日本最初の女医 荻野吟子女史」と説明書きされている。 その脇に「熊谷市指定文化財」というタイトルの案内板がある。 姿板と案内板の間には,その奥にある荻野吟子の胸像が見える。

「熊谷市指定文化財」というタイトルの案内板(熊谷市俵瀬),15:19
「一. 種別 史跡」,「一. 名称 荻野吟子生誕之地」,「一. 指定年月日 昭和四十六年十一月三日」云々とある。

荻野吟子史跡公園(熊谷市俵瀬),15:25
1枚目:四阿風の休憩所?。奥の壁に荻野吟子の絵や履歴が掲示されている。 2枚目:休憩所の前にある水飲み場。 私がタオルを水に濡らして顔などを拭いていると,休憩所の脇からやってきた男性が立ち止まった。 犬の散歩の帰りらしい。私が水飲み場を譲ると,水道の蛇口を開いて犬に水を飲ませてやっていた。 ひとしきり会話をして立去ることとなった。

堤防天端道路に戻る(熊谷市俵瀬),15:26

堤防に上がったところで利根川をパノラマ撮影(熊谷市俵瀬),15:27

「(海から) 158.0 km(です)」の標識を通過(利根川自転車道,熊谷市),15:28
(・・・)の部分が意図的に消されている。 これは何を意味するのだろう? 調べたが原因不明。

Part XVIII: 利根川自転車道(福川水門〜利根大堰前)
2013.03.22, 15:29 - 15:51