長瀞 岩畳(長瀞町),14:17
1,2枚目:降りる前に前方をパノラマ撮影。
左(南側,1枚目)の水たまりがNT-11,右(北側)がNT-12だ。
長瀞 岩畳(長瀞町),14:17-14:18
1〜3枚目:下に降りたところで再度パノラマ撮影。
2012年07月下旬の様子(2012.07.22,13:50撮影)。
2012年07月初旬の様子(2012.07.01,12:18撮影)。
2012年06月の様子(2012.06.17,12:12撮影)。
2012年05月末の様子(2012.05.27,12:05撮影)。
長瀞 岩畳(長瀞町),14:18
1枚目:ここは,これまで南のNT-11と北のNT-12をつなぐ形で水が流れていた。
しかし,今日は水路は途切れていた。
2枚目:2012年07月下旬の様子(2012.07.22,13:50撮影)。
3枚目:2012年07月初旬の様子(2012.07.01,12:18撮影)。
4枚目:2012年06月の様子(2012.06.17,12:12撮影)。
長瀞 岩畳,NT-11(長瀞町),14:18
水位が下がったため,水際が1m近く後退していた。
露出した岩盤の上で藻塊&腐食質が板状に固まっている。
長瀞 岩畳,NT-11(長瀞町),14:18-14:19
沼岸で咲くミソハギ(Lythrum anceps)。
長瀞 岩畳,NT-11(長瀞町),14:19-14:20
1枚目:北端の水際は,これまでのようなドロッとした水垢ではなく,水は澄み,水垢は板状に固まっていた。
温度のせいか,あるいは,途中で一時干上がりかけて固まってしまったのかも知れない。
2枚目:ここで採集(長瀞 岩畳,NT-11a)。
3,4枚目:採集してから気づいたのだが,水垢の下にある岩盤が露出した所に
カワシジミ(Corbicula sp.,マシジミ or 外来種?)がいた。
いったいどうやってここに住み着いたのだろう。
それにしても,ここもかなり水温が高い。これでも生き延びられるのだろうか?
観察された生物:
ミドリムシ(
Euglena ehrenbergii,
Euglena sp.),
ディフルギア(
Difflugia sp.),
トリネマ(Trinema sp.),
コレプス(Coleps hirtus),
ハルテリア(Halteria),
スチロニキア(Stylonychia),
キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum),
クンショウモ(Pediastrum muticum),
イカダモ(Scenedesmus quadricauda),
サヤミドロ(Oedogonium),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ツヅミモ(
Cosmarium laeve,
Cosmarium sp.),
ハタヒモ(Netrium digitus),
ワムシ,
ミジンコ,
センチュウ,
長瀞 岩畳,NT-11(長瀞町),14:21
今回は水位が下がったのと,上記のように,北端部はすでに一時的にでも干上がった可能性がある。
それだと原生生物は激減しているかも知れないので,より水深のある沼の南側へ移動して採集してみることにした。
長瀞 岩畳,NT-11(長瀞町),14:21-14:22
1枚目:案の定,ここは水深があるので一時的に干上がったことはないようだ。
岩盤でできた水底は,フワフワとした水垢で覆われている。
2枚目:ここで採集(長瀞 岩畳,NT-11b)。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
プロロドン(Prorodon sp.),
クリスチゲラ(Cristigera phoenix),
小型繊毛虫数種,
クンショウモ(
Pediastrum boryanum,
P. tetras),
イカダモ(Scenedesmus sp.),
コエラストルム(Coelastrum cambricum),
イトクズモ(
Ankistrodesmus densus),
ミクロスポラ(Microspora),
アオミドロ2種(Spirogyra),
ツヅミモ(
Cosmarium laeve),
ホシガタモ(
Staurastrum iotanum),
ユレモ(Oscillatoria),
ワムシ,
ミジンコ,
長瀞 岩畳,NT-11(長瀞町),14:22-14:23
水底を見ると小さな魚が何匹も泳いでいた。
ドジョウを短くしたような形をしているが,これは??()
幼魚のようだが,水底に沈んでいるところや,体形からするとハゼの仲間のようだが,,。よくわからない。
しかし,シジミといい,この魚といい,いったいどうやってここに住み着いたのだろう?
なんとも不思議だ。
長瀞 岩畳,NT-12(長瀞町),14:24-14:25
今度は北側のNT-12へ。ここは前回もかなり干上がっていたが,今回はさらに干上がっていた。
水面の広さはこれまでの半分程度に小さくなっていた。
1枚目と2枚目の境にある盛り上がった部分を見るとわかるが,07月初旬まではすぐ近くに水際があったのに,
現在は水際がかなり後退している。
2012年07月初旬の様子(2012.07.01,12:19-12:20撮影)。
2012年06月中旬の様子(2012.06.17,12:14撮影)。
2012年05月下旬の様子(2012.05.27,12:07撮影)。
2012年05月初旬の様子(2012.05.01,12:26撮影)。
長瀞 岩畳,NT-12(長瀞町),14:25
1〜3枚目:西側からパノラマ撮影。干上がり具合を見てみた。
長瀞 岩畳,NT-12(長瀞町),14:25
左の岩盤が白くなっている場所が比較的最近干上がった場所なのだろう。
長瀞 岩畳,NT-12(長瀞町),14:25
狭くなった水たまりへ近付いて,,。
長瀞 岩畳,NT-12(長瀞町),14:25-14:26
1枚目:この辺の水垢はパリパリしていない。やや落ち込んでいるので一時的に干上がったことがないのだろう。
2枚目:ここで採集(長瀞 岩畳,NT-12)。
観察された生物:
トラケロモナス(Trachelomonas sp.),
小型鞭毛虫数種,
ナベカムリ(Arcella sp.),
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
コレプス(Coleps hirtus),
クンショウモ(Pediastrum angulosum),
イカダモ(Scenedesmus quadricauda),
コエラストルム(Coelastrum cambricum),
ジクチオスフェリウム(Dictyosphaerium),
アオミドロ2種(Spirogyra),
ミカヅキモ(Closterium acerosum),
ツヅミモ(
Cosmarium laeve),
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
ネンジュモ(Anabaena),
ミジンコ,
ワムシ,
イタチムシ,
Part VII: | 岩畳中央部〜北端へ 2012.08.16, 14:28 - 14:39 |