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2012.07.28, Part VI

国道342号〜野鳥の森・出入口

国道342号に戻る,さらに北へ(東成瀬村),11:55
1枚目:目の前の「ようこそ仙人の郷,東成瀬へ」と書かれた道標の右隣に さきほど須川温泉から降りてくる際に望遠撮影した湿原がある。 2枚目:2011年08月の様子(2011.08.20,11:49撮影)。 3枚目:2010年08月の様子(2010.08.10,10:58撮影)。

こは立入禁止の湿原,はずだが・・・(東成瀬村),11:55-11:56
ない!これまで道路際に立っていた「立入禁止」の看板が姿を消していた。 替りにさきほど訪れた国道342号沿いの小湿原その1へ近付く途中にあった三角点のような形の石柱があった。 下段の画像と比較するとわかるが,これは昨年までは無かった(と思う)。


2011年08月の様子(2011.08.20,11:49-11:50撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.10,10:59-11:00撮影)。

立入禁止の湿原(東成瀬村),11:56
ここは遠くに池塘がいくつかあるが,道路際からもかすかに存在が確認できる。

立入禁止の湿原(東成瀬村),11:57
湿原の北端近くに踏跡があった。どこへ続いているかは不明だが,,。

国道342号を北へ(東成瀬村),11:57
これはミズギクInula ciliaris)?

国道342号を北へ(東成瀬村),11:58
道路は下りつつ左右にくねるようになる。 右には沢(というかコンクリートで護岸された水路)が流れているが,その先にも小さな湿原がある。


2011年08月の様子(2011.08.20,11:53撮影)。 ワタスゲがちらほら見える。

国道342号東側の小湿原(東成瀬村),11:58
1枚目:右の湿原をやや望遠にして撮影。手前にキンコウカの黄色と,奥にコバギボウシの紫が見える。 2枚目:望遠モードを最大にしてキンコウカNarthecium asiaticum)を撮影。 3枚目:同じモードで奥にあるコバギボウシHosta sieboldii)を撮影。

国道342号を北へ(東成瀬村),11:59
さらに進むと,今度は左手に段丘状に広がる湿原がある。

国道342号を北へ(東成瀬村),11:59
ここは全体に傾斜しているので池塘は見当たらない。


2011年08月の様子(2011.08.20,11:54撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.10,11:03撮影)。

国道342号を北へ(東成瀬村),12:01
段丘状の湿原の北端付近。 この辺は左の沢(赤川)との段差も少なく,赤川の水深も浅いし,川幅もかなり狭い。 川のまん中には何故か大きな岩も埋っている。 あそこに靴を置けば靴を水没させずに沢を渡ることができるだろう。
じつは,この時しばし悩んだ。
というのは,これから訪れようと考えている野鳥の森・出入口近くにはやや大きな池がある。 前回(2011.08.20) はそこへ到達しようとして途中にある薮に阻まれて到達できなかったのだが(注), Google mapの航空写真を調べると,池の南側(すなわちこの辺の奥)には南に向かって細長い湿原が続いているのを発見した。 市販の地図,国土地理院の地図,いずれにもその湿原(ないし湿地)は何故か描かれていない。 しかし,航空写真には池塘らしきものもしっかり写っている。 池だけならさほど魅力はないのだが,池塘もあるとなれば話は別で,できれば採集に訪れたいと思うようになった。
この後訪れる野鳥の森・出入口側からだと池の縁を通ってこちら(南)へ移動しなければならない。 なにより池に到達できるかもわからないので,もしそうならば,この辺から左の湿原を横断し, さらにその上にある樹林帯を越えれば,ダイレクトに到達できるのではと考えた。 しかし,ここからのルートはまだ十分に検討していないので,今回は止めることにした。
後で航空写真を見直したところ,それはほとんど無理というか,かなり危険なルートだった。 途中には樹林帯がかなりあり,すべて薮こぎになるからだ。止めて良かった。。

注:そこは池へ到達するルートではなかったことが今回判明した(後述)。

国道342号を北へ(東成瀬村),12:02
近くの道端ではウツボグサPrunella vulgaris var. lilacina)が咲いていた。 今月訪れた長瀞ではすでに花は終わっていたが,さすがにここは北だし,なにより標高が高いので開花時期がだいぶ遅いようだ。

国道342号を北へ(東成瀬村),12:07
前方で右にカーブするが,その途中に標高1000mと書かれた標柱がある。

国道342号を北へ,標高1000mと書かれた標柱の手前(東成瀬村),12:07-12:08
1枚目:道路の左奥に見えるのがこの先にある野鳥の森・出入口から入った先にある広場(駐車場?)。 赤川の渡渉点はあそこより北にある。 この後,赤川を挟んで広場の向いにある潅木地帯を抜けて池に近付くことを試みる予定だが, ここから直接広場に降りてもよいのだが,途中の斜面が草深いので用心して止めた。 この先の野鳥の森・出入口から広場へ向うことにした。 3,4枚目:GPSを確認。今回は標高 996 mを示している。前回は以下のように1007 mを示した。


2011年08月の様子(2011.08.20,12:02-12:03撮影)。
4枚目:この時は,Barometer 1031 mb, Elevation 1007 m。標柱とは7 mの差。

2010年08月の様子(2010.08.10,11:10撮影)。

野鳥の森・出入口に到着(東成瀬村),12:09
前方で左に入る。

野鳥の森・出入口から南側を向いてパノラマ撮影(東成瀬村),12:10
1枚目:左が今降りてきた国道342号,右が野鳥の森への進入路だ。

野鳥の森・出入口(東成瀬村),12:10
これはオカトラノオLysimachia clethroides)? 昨年(2011.08.20)は野鳥の森の南側に広がる 大仁郷湿原 を訪れた後,県道282号 仁郷大湯線へ出る途中で撮影した(下段)。 昨年はほぼ満開状態だったが,今回はまだ7月なのでほとんどが蕾み状態。


2011年08月の様子(2011.08.20,14:05撮影)。

野鳥の森(東成瀬村),12:11
この後,赤川(2枚目)を渡渉して遊歩道へ入るが,その前に・・・。

野鳥の森・出入口近くの広場へ(東成瀬村),12:11
既述したが,地図&航空写真によれば,右手の茂みの先に今回の一番の目的地である池(名称不明)があるはず。 そこで広場の脇を流れる赤川を渡って,茂みに分け入ってみようと考えている。

Part VII: 野鳥の森・出入口近くの池へ
2012.07.28, 12:12 - 12:25