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2011.08.26, Part VI

五才沼〜県道51号を歩いて木地山高原入口バス停へ

五才沼(湯沢市川向),12:55
ボート脇の浮島状の草地(?)に立って周囲をパノラマ撮影。


前回の様子(2009.06.27,14:17撮影)。
左側に沼岸から少し離れた位置には,このような(おそらく本物の)浮島がある。

五才沼(湯沢市川向),12:56
まずは浮島状の草地の右側で採集(五才沼-1)。 結構深く落ち込んでいる。ジュンサイの葉で覆われて水底が見えない。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), ミドリムシ(Euglena acus), トラケロモナス(Trachelomonas sp.), エントシフォン(Entosiphon sulcatum), ペラネマ(Peranema), 小型太陽虫, フセツボカムリ( Centropyxis), ディフルギア( Difflugia elegansD. mammilaris), アミカムリ(Nebela barbata), ヒアロスフェニア(Hyalosphenia nobilis), トリネマ(Trinema sp.), フレンゼリナ(Frenzelina), ウロトリカ(Urotricha), パラコンディロストマ(Paracondylostoma setigerum), 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, マルロモナス(Mallomonas intermedia), バキュオラリア(Vacuolaria virescens), 珪藻各種, クンショウモ(Pediastrum boryanum), QuadrigulaDimorphococcus lunatus, テトララントス(Tetrallantos), ブルボケーテ(Bulbochaete), ヒザオリ(Mougeotia), アオミドロ(Spirogyra), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ(Closterium cynthia), アルスロデスムス( Arthrodesmus incus), アルスロデスムス(オクトカンチウム, Arthrodesmus octocornis), ツヅミモ( Cosmarium contractumC. pseudoquinarium), ホシガタモ( Staurastrum cuspidatum), クロオコッカス(Chroococcus pallidus), ユレモ(Oscillatoria), Nostoc, ワムシ, ミジンコ(Sida sp.), イタチムシ,

五才沼(湯沢市川向),12:57
ボートの脇を通って,今度は,草地の左側で採集(五才沼-2)
ここは長くいると,ズブズブと靴が沈んでしまいそうなので,早々に立ち去ることにした。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas sp.), 小型鞭毛虫数種, ディフルギア( Difflugia sp.), クアドルレラ(Quadrulella symmetrica), Quadrigula, ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), ヒザオリ2種(Mougeotia), アオミドロ(Spirogyra)多数, コウガイチリモ( Pleurotaenium baculoides), ミカヅキモ(C. ralfsii), ツヅミモ( Cosmarium pseudoquinariumCosmarium sp.), ホシガタモ( Staurastrum iotanum), ハナビワムシ(Collotheca),

県道51号 湯沢栗駒公園線へ戻る(湯沢市川向),12:59
2枚目:前回の様子(2009.06.27,14:20撮影)。

県道51号 湯沢栗駒公園線に上がる坂の途中で撮影(湯沢市川向),13:01
ヒカゲノカズラLycopodium clavatum)と ??

県道51号 湯沢栗駒公園線に上がった(湯沢市川向),13:02
1〜3枚目:車道に出たところでパノラマ撮影。
1枚目:前回はこちら(=元来た方向)へ歩いて,既述したように,桁倉沼南岸にある木地山キャンプ場を経由し, 北西にある「秋田いこいの村」へ向かった。そこから路線バス(羽後交通, 木地山線)で湯沢駅に戻ったのだが, 何度も書いているように,木地山線は今年3月で廃止。 そこで,今回は,ここを右折して(3枚目), 東にある国道398号を通る路線バス(羽後交通, 湯沢・小安線)に乗車して湯沢駅に戻ることにした。
ただし,乗車可能なのは小安温泉を14:50に出る1本のみ (17:00発が終バスだが,これだと今日の宿泊地である角館に着くのが遅くなってしまう。 明日は早起きしなければならないので遅く着いたのではスケジュールが狂ってしまう)。
よってあと1時間50分以内に国道398号の何ケ所かにあるバス停のどれかに辿り着かなくてはならない。 事前の調査では,ここから国道398号へ出るまでに1時間,遅くとも1時間半はかからないと推測されるので, おそらく間に合うはずだが,,。 とにかく急いで坂を下っていくことにした。 現在地の標高はおよそ550 m,国道398号は木地山入口バス停付近で300 m。 よって250 mほど坂を下ることになる。

GPSで現在地を確認(湯沢市川向),13:02
ここからはしばし北へ向かう。

ガードレールに巻き付いて花を付けている植物(湯沢市川向),13:03-13:04
これと同じ光景を,3年前に,唐津市にある樫原湿原を訪れた際に見た記憶が蘇った。 それはクズPueraria lobata)の花だったが,,,,。これもクズ? 下段にその時撮影した画像を並べてみたところ, おおよそは似ているが,微妙に違うところもあるのがわかった。種の違いか,それとも属の違いか?? それともまったく別?


3年前の様子(2008.09.09,09:03-09:04撮影)。

県道51号 湯沢栗駒公園線を北へ(湯沢市川向),13:04-13:05
1枚目:沢に架かる橋を渡る。 2枚目:この道路は「湯沢栗駒公園線」。 3枚目:橋の名前は「水芭蕉橋」。 4枚目:「平成8年11月完成」とある。

県道51号 湯沢栗駒公園線を北へ(湯沢市川向),13:06-13:10
2枚目:前方に左カーブが現れた。あのカーブを過ぎるといったん向きが逆転して南向きとなる。 その後,さらに大きく右へカーブして北向きに戻る。

左カーブが始まった(県道51号 湯沢栗駒公園線,湯沢市川向),13:12-13:13
2枚目:GPSで現在地を確認。

左へカーブし続ける(県道51号 湯沢栗駒公園線,湯沢市川向),13:14-13:15
2枚目:この辺でおおよそ終了。この先ですぐに右カーブが始まる。

右へカーブしつつ前方で橋を渡る(県道51号 湯沢栗駒公園線,湯沢市川向),13:17

橋の手前に旧道との交差点がある(県道51号 湯沢栗駒公園線,湯沢市川向),13:19
1〜3枚目:パノラマ撮影。
1枚目:左が南にある五才沼方向から降りてくる道。柵があり「通行止」の看板がかかっている。 2枚目:進行方向。 3枚目:北へ降りて行く旧道。こちらも「通行止」。

橋の手前に旧道との交差点がある(県道51号 湯沢栗駒公園線,湯沢市川向),13:19-13:20
1,2枚目:パノラマ撮影。少し進んで右側の旧道入口を撮影(2枚目)。 徒歩でなら通行できるのかは未確認。当初は歩いてみようかと考えたが,途中に通れない場所があると大変なので止めた。

石森沢川に架かる石森橋を渡る(県道51号 湯沢栗駒公園線,湯沢市川向),13:20
沢名の確認。「石森沢川」。

石森沢川に架かる石森橋を渡る(県道51号 湯沢栗駒公園線,湯沢市川向),13:20
1,2枚目:パノラマ撮影。 2枚目:橋名の確認。「石森橋」。 下を流れる石森沢川は,桁倉沼から流れ出た水路になっている模様。

石森橋,欄干から下を覗くとわずかに水の流れが見えた(湯沢市川向),13:20-13:21

石森橋,橋の途中で前右後をパノラマ撮影(県道51号 湯沢栗駒公園線,湯沢市川向),13:21

Part VII: 県道51号を歩いて木地山高原入口バス停へ
2011.08.26, 13:22 - 13:40