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2010.08.22, Part III

県道278号 鵜飼滝沢線を東へ

県道278号を東へ,前方にT字路があるが(現在地の確認,滝沢村),11:21

ここがそのT字路,右はタクシーで上がってきた道(滝沢村),11:21
1〜3枚目:パノラマ撮影。

車道沿いから湿原に近付けるルートを探しつつ歩く(滝沢村),11:23

左への分岐(現在地の確認,滝沢村),11:26

ここは直進(滝沢村),11:26
1〜3枚目:分岐の手前でパノラマ撮影。 国土地理院の地図によると,左へ入りすぐに右折すれば,さきほどの林道へ戻るはず。 この時はこのまま県道278号を進んだが,この後,戻って来てここへ入った。

「春子谷地湿原口前」バス停,これは滝沢村福祉バス,利用不可(滝沢村),11:27

あたりにはさきほどの黄花とツユクサが(滝沢村),11:28

県道278号をさらに東へ(滝沢村),11:29

途中にある飲食店,チャグチャグ(滝沢村),11:32

「春子谷地,別荘地分譲中」の看板があった,奥には何軒かの建物が(現在地の確認,滝沢村),11:33

その先にある場所,入ってみたがとても湿原には降りていけそうにない(滝沢村),11:34
1枚目:一見,脇道のようにも見える場所があった。 2枚目:入ってみると,その先は草茫茫。とても歩いて行ける場所ではなかった。 3枚目:ここから見えるのは湿原の先にある「県肉牛生産公社滝沢牧場」の牧草地ばかり(注)。 その先に見えるのが鞍掛山。奥に聳える岩手山は雲に隠れて山裾しか見えない。

注:この「県肉牛生産公社滝沢牧場」というのは市販地図にある名称をそのまま用いたのだが,,。 後日,岩手県肉牛生産公社は,多額の赤字を出して4年前(2006.3)に解散していたことを知った。 その後,牧場は滝沢村に無償譲渡され,村は「全農いわて」に業務を依託しているらしい(岩手県や滝沢村のHPにあった会議の議事録による)。 ということで,現在は「県肉牛生産公社滝沢牧場」ではなく「全農いわて滝沢牧場」となっているようだ。
国土地理院の地図では「JA全農いわて和牛改良センター」と名称変更されている(2010.8.25現在)。

左に降りていく小道があった(滝沢村),11:35-11:38
1枚目:左に車が止まっているが,その脇に狭い舗装道が下へ降りていた。 降りてみることにした。 2枚目:坂を降り始めると前方を歩く男性がいた。 この後,坂を降りた後で男性に声をかけ,湿原への道を尋ねた。 すると,ここから湿原へは近付けないとの返事。 たしかにそこにあったのは畑で,その周囲から湿原へ降りていけそうな場所は見当たらない。 聞くと,ここは近くに住む人の土地だという。 男性は「私はここの者ではないので,,」と話していたので雇われて畑の手入れをしているようだ(注)。 3枚目:引き返す。

注:この先にある銅像が立っている場所についても聞いてみると, そこから湿原へ近付けるかどうかはわからないが,そこはまた別の人の所有地だという。 ネットではそこ(銅像や変わった形の建造物)を写した写真が多くあるので,今は公園か何か公の場所になっているのかと思っていたが, そうではないという。この時点でその銅像のある場所へ行く気が衰えた。

県道278号をさらに東へ(滝沢村),11:39
1,2枚目:道路際に立つ「いわてさんろく,はるこ谷地,いわしみず公民館」と書かれた案内板。 3枚目:通り過ぎて振り返って撮影。 反対側は「いわてさんろく自然郷,はるこ谷地,いわしみず公民館」となっていた。 自然郷の部分だけが異なる。 この辺は右側に別荘のような建物が点在していた。 ここにある「はるこ谷地」というのは別荘地の名前のようだ。ややこしい。 それにしても,何故最後が「いわしみず公民館」になっているのだろう? 「滝沢村」なら村営の別荘地ということで理解できるが,公民館が経営している別荘地というのは想像できない。 よって意味不明。

注:この「岩清水公民館」の名は,この後,小岩井農場まきば園へ戻る途中にもあった。 ネットで調べてみたが,実態を知る手がかりは見つからなかった。

左の見晴らしが良くなった,が(滝沢村),11:39

岩手山の上は雲に隠れている(滝沢村),11:40
1,2枚目:パノラマ撮影。 ここも道路の脇,一段下がった場所に畑が広がっていた。車も見えるのでどこからか入れるようだ。 手前の畑の先,一段下がった所に湿原があるはずだが,ここからは見えない。 さきほどと同様,畑の先に見えるのは鞍掛山とその裾野に広がる「県肉牛生産公社滝沢牧場(現在は,全農いわて滝沢牧場)」ばかり。 そこから一段下がった場所に湿原があるはずなのだが,,。ここからはまったく見えない。

県道278号をさらに東へ(滝沢村),11:41
1枚目:「道路法第24条工事施行承認標識」が立っていた。 工事期間はすでに過ぎていた。 2枚目:ゆるい坂を下っていく。

左へ入る道があったが,,(滝沢村),11:43
位置的に考えると,この先にネットで見かける銅像があるような気がしたが,,,。 周囲には何も案内がない。ここはひとまず,このまま県道278号を先に進むことにした。

左は未舗装の砂利道(滝沢村),11:43
1,2枚目:角に立って左右をパノラマ撮影。 上記のように,この時は左へ入るのをパスしたが,この後,県道278号を戻ってきた際に入ってみた。
なお,左の砂利道は国土地理院の地図には描かれていない。 最近できた新しい道の可能性もあるが, 私有地へ入る道は描かれないので,やはりこの先は私有地の可能性が高い(注)。

注:しかし,道の脇に「山火事用心」と書かれた板が立っているのを見ると「ここは林道?」とも思ってしまう。 道じたいは私有地で右側の林は村か県に属するのかも知れない。

Part IV: 県道278号沿いからは湿原に近付けない
2010.08.22, 11:44 - 12:10