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2009.07.11, Part IV

乗鞍岳登山道:天狗原へ(2)

乗鞍岳登山道:残雪があった,予想はしていたが・・・(小谷村),11:07

乗鞍岳登山道:左右に分岐している場所があった(小谷村),11:08
北向きだった道が再度,左に折れて西向きに変わってほどなく(正確な位置は不明)。 道が左右に分かれている場所があった。 画面ではわかりにくいが,左端にも道が続いている。 一方,画面前方には急な傾斜の登りがあった。 ただし,前方の急な登りのルートは地図に描かれていない。 後でわかったが,前方はいわゆるショートカットだった。 本来の登山道は左。

乗鞍岳登山道:とりあえず楽そうな左へ(小谷村),11:08-11:09
1〜3枚目:その分岐の手前で再度,パノラマ撮影。 1,2枚目:こちらが左の通路。見晴しがよい。傾斜もゆるいので登るのは楽そう。 地図に描いてあるのはこちらのみ。 3枚目:角の部分と右側の急な登り(の一部)。画面の上の方に道が続いているので,ここでは写っていない。

見晴らしのよい場所,のはずだが近くの山しか見えない(小谷村),11:09
1,2枚目:現在の標高は2050〜2100m付近。西北西ないし北西に向かって歩いている。 左側(南西方向)の見晴しがよい。 2枚目:前方に建物が何棟か見える。 左側はロープウェイ乗場の栂大門駅(標高 約1570m)。 ロープウェイを挟んで右に2棟見えるが,手前がゴンドラリフト乗場の栂ノ森駅(のはず)。 その先にあるのは「CAFETERIA TSUGANOMORI」。 また,栂大門駅の左側にはリフトがあり,斜面がスキー場になっている。 前回(2006.8.11)はその脇を歩いたので,下段にそこで撮影した画像を示す。


2006.8.11,14:28,栂大門駅脇の林道からスキー場方向を撮影。

乗鞍岳登山道(小谷村),11:09-11:11
1枚目:この先でたしか右に折れたはず。 2枚目:途中から木製の階段が現れた。 この辺は沢はないが常に湿った場所のようで,道際で ミズバショウLysichitum camtschatcense)が大きく葉を広げていた。

乗鞍岳登山道:銀嶺水,残雪がある(小谷村),11:11-11:12
1枚目:やがて平坦な場所に出た。ここは銀嶺水。水飲み場があるらしいが・・・。 前方には残雪が。 2枚目:角に立つ道標。「銀嶺水,0.95km←?0分,天狗原---0.85km→??分,栂池自然園(推定)」とある。 ??
3枚目:これは,さきほど10:50に撮影した道標。 「1.35km←70分,天狗原---0.4km→10分,栂池自然園」。 ここからすでに20分歩いたが,まだ0.4km(1.35-0.95)しか歩いていないことになる。 地図上で確認するとこれはおおよそ正しい。 しかし,この道標によれば,残りは2倍以上あるので40分以上かかるはず。 しかし,実際は,後出するように,20分ほどで天狗原(の末端部)に着いた(11:30)。
どうもおかしい。この後の傾斜はややゆるやかになるので歩行速度が上がるとしてもいままでの2倍になるとは考えられない。 色々考えたところ,どうやらここで「天狗原」としてあるのは,後出する白馬大池・風吹大池分岐までの距離のようだ。 そこに至ったのは11:47なので,ここからだと36分かかっている。 おおよそ予想と一致する。
栂池ビジターセンター脇の登山口にある「約1時間」というのは,湿原の末端部に到達するまでの時間。 途中の道標には,登山口から白馬大池・風吹大池分岐までの時間が示してあるようだ。
2枚目:なお,ここでは撮影しなかったが,画面の右にさきほど左右に分岐していた道の片方。 急傾斜の道への分岐もあった。既述したように,ショートカットで銀嶺水に来れるルートのようだ。

乗鞍岳登山道:銀嶺水,ここは難無く通過できたが,,(小谷村),11:12
1,2枚目:パノラマ撮影。 残雪が木道に覆いかぶさっているが,登山道じたいは半分顔を出している。 なので歩く上では支障なし。しかし,・・・。

乗鞍岳登山道:しばらく行くと(小谷村),11:12

乗鞍岳登山道:ふたたび残雪が登山道を覆っていた(小谷村),11:12-11:13
1枚目:階段を上がると,その先にも残雪があった。しかも,こちらの方が量が多い。 2枚目:そのため,登山道の一部がほぼ完全に雪で覆われている。 3枚目:左に雪の影響で横倒しになった潅木や笹があるが,そこは斜面の一部。 細い枝や笹の上は濡れて滑るので,こちらを歩くのは,より危険。 雪の上を歩くしかない。 4枚目:他の人が通った足跡を辿って進む。 かつて 志賀高原にある四十八池湿原を訪れた際と同様,万が一を考えて,右手の指を雪の中に突き刺しつつ歩いた。

乗鞍岳登山道:急な階段道が続く(小谷村),11:14-11:17

乗鞍岳登山道(小谷村),11:17
1,2枚目:パノラマ撮影。 左右に分岐しているように見えるが,左には「×」印が。ここは右へ。

乗鞍岳登山道:ふたたび急な階段道を上がる(小谷村),11:19

乗鞍岳登山道:ここは左だが,右には??(小谷村),11:21
1枚目:右に分岐しているように見える場所があったが,,。 2枚目:右は行き止まりだった。

乗鞍岳登山道:徐々に傾斜が緩くなっていく(小谷村),11:22-11:24
1枚目:前方に見えるのは乗鞍岳(標高 2456m)。 1〜4枚目:岩だらけの登山道を登る。

乗鞍岳登山道(小谷村),11:25
オオシラビソAbies mariesii)?

乗鞍岳登山道:前方に大きな残雪が現れた,ここが最後の難所(小谷村),11:26

乗鞍岳登山道(小谷村),11:26-11:27
1〜3枚目:残雪(雪渓?)の手前で左〜前をパノラマ撮影。 1枚目:左には白馬大雪渓の一部が雲間から見えた。 ちなみに下段の画像は3年前に栂池自然園の展望湿原から撮影した画像。 3枚目:雪の上にロープが張られている,ここ以外は歩くなという意味?


2006.8.11,12:10撮影

Part V: 天狗原(1:乗鞍岳登山道沿い)
2009.07.11, 11:28 - 11:46