2007.09.03 |
沼原湿原 ぬまっぱらしつげん |
黒磯駅〜沼原駐車場〜沼原湿原入口〜沼原湿原〜茶臼岳・三斗小屋温泉分岐〜牛ケ首・三斗小屋分岐〜ひょうたん池〜姥ケ平〜牛ケ首〜那須ロープウェイ山頂駅〜山麓駅〜黒磯駅 (09:16 - 15:58)
Part I: | 黒磯駅〜沼原駐車場〜沼原湿原入口(那須塩原市) 2007.09.03, 09:16 - 10:15 キンミズヒキ? |
Part II: | 沼原湿原(1)(那須塩原市) 2007.09.03, 10:15 - 10:24 ノアザミ?,アケボノソウ,アキアカネ,サワギキョウ?,ミヤマホタルイ |
Part III: | 沼原湿原(2)(那須塩原市) 2007.09.03, 10:24 - 10:37 ??,トモエシオガマ?,??,ゲンノショウコ?,ワレモコウ,オヤマリンドウ?,ミヤマホタルイ,ミヤマアキノキリンソウ,アキアカネ |
Part IV: | 沼原湿原北端〜茶臼岳・三斗小屋温泉分岐(那須塩原市→那須町) 2007.09.03, 10:39 - 11:13 アズマヒキガエル |
Part V: | 茶臼岳・三斗小屋温泉分岐〜牛ケ首・三斗小屋分岐(1)(那須町) 2007.09.03, 11:14 - 12:12 モエギザトウムシ,ハナニガナ,??,ムシカリ,ミヤマニガイチゴ,シシガシラ,??,オヤマリンドウ? |
Part VI: | 茶臼岳・三斗小屋温泉分岐〜牛ケ首・三斗小屋分岐(2)(那須町) 2007.09.03, 12:13 - 12:23 ??,シラネニンジン? |
Part VII: | 牛ケ首・三斗小屋分岐〜牛ケ首・ひょうたん池分岐(那須町) 2007.09.03, 12:23 - 12:48 ??,??,??,トモエシオガマ,オヤマリンドウ?,?シャクナゲ,オオツガザクラ?,ムシカリ |
Part VIII: | 牛ケ首・ひょうたん池分岐〜ひょうたん池(那須町) 2007.09.03, 12:48 - 13:11 エゾリンドウ,?カエル,クロサンショウウオ?,ヒメクロサナエ?,シラタマノキ,ノリウツギ? |
Part IX: | 牛ケ首・ひょうたん池分岐〜姥ケ平(那須町) 2007.09.03, 13:14 - 13:28 エゾリンドウ |
Part X: | 姥ケ平〜牛ケ首(那須町) 2007.09.03, 13:28 - 13:56 ミヤマアキノキリンソウ,ノリウツギ?,?? |
Part XI: | 牛ケ首〜那須ロープウェイ山頂駅(那須町) 2007.09.03, 13:57 - 14:32 |
Part XII: | 那須ロープウェイ山頂駅〜那須ロープウェイ山麓駅〜黒磯駅(那須町) 2007.09.03, 14:33 - 15:58 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2007.09.04 |
4年ぶりに沼原湿原(ぬまっぱらしつげん,標高 約1230m)を訪れた。 最近は天候があまり良くない日が続いていたが,2日前の予報では,長野北部が晴れになっていた。 そこで,出発前日の午前中までは小谷村の白馬天狗原を日帰りで訪れようと計画していた。 しかし,午後になると予報が変わり,長野は曇りになってしまった。 替りに,それまでは曇りだった栃木県北部が,若干曇はあるものの晴れの予報に変わった。 そこで,急遽,予定を変更し,実家近くの沼原湿原を訪れることにした(注1)。 当日,黒磯駅に着いた時点では上空は曇りで,那須の山々の上にも厚い雲が被さっていた。 しかし,乗車したタクシー(注2)が沼原湿原の駐車場に近付くと急に雲が消え,くっきりとした青空に変わった。 予想的中(注3)。 沼原湿原での観察結果はこちら。 沼原湿原の後は,そこから東にある那須ロープウェイ山頂駅まで歩いた。 途中には「ひょうたん池」や「姥ケ平」など採集ポイントになりそうな場所がある。 多少アップダウンはあるものの基本的に登りが続いた(標高差 約500m)。 そのため,膝の痛みはほとんど起きなかった。 那須ロープウェイ山頂駅(標高 1684m)にはほぼ予定通り4時間ほどで到着。 しかし,途中,通った樹林帯の中がかなり蒸し暑く,大汗をかいて通常以上に体力を消耗した。 そのためだろうが,茶臼岳(標高 1915m)の尾根筋にある牛ケ首(標高 約1730m)まで登った後, ロープウェイ山頂駅(標高 1684m)までの下りで足をすべらせ轢岩の斜面の上で転んでしまった。 たまたま道の端を歩いていたので,足をすべらせた際,脇の斜面に一回転して転げ落ちた。 その結果,身体の数カ所を打ち身し,指3本の皮が擦りむけ出血してしまった。 最悪なことに,ポケットに入れていたデジカメの液晶部分も岩に当って壊れ,これ以後,撮影画面の確認ができなくなった。 幸い,他のメカ部分は故障しなかったので,以後は,おおよその勘で写真を撮り続けた。 注1:帰宅途中のJR市ヶ谷駅で切符を購入したが,平日の直前ということでかなり混んでいた。 結局,今回もまたグリーン。 注2:当初は駅からバスで板室温泉へ行き,そこからタクシーで沼原湿原の駐車場まで移動しようと考えていたが, 直前になって,どうも板室温泉でタクシーを捕まえるはかなり難しいことに気づいた(注2-2)。 そこで,多少,出費が増えるが,駅からタクシーで直接,沼原湿原駐車場まで行くことにした。 7700円かかったが,駅から板室温泉までのバス料金は1000円余で,そこからタクシー(20分程度)を利用した 場合でも,トータルでは4〜5000円程度かかる筈。それほど大きな差はない。 注2ー2:乗車したタクシーの運転手の話では,以前は板室温泉にもタクシー会社の営業所があったが, 利用者減のため廃止されてしまったとのこと。 運転手によると東北新幹線ができてからは,遠方からの湯治客が減ってしまったそうだ。 それまで板室温泉は都心に近い湯治場として賑わっていたが,新幹線ができたことで, 板室温泉まで来るには途中で乗り換えが必要になり,湯治客から敬遠されるようになったという。 替わりにそれまでは遠くて行き難かった東北の温泉の方へ人々が移動するようになったのだろう。 交通が便利になることで色々なものに関して,人が多く集まるところはさらに多く集まり,そうでないところはますます寂れる, という一極集中現象が進むことが予想されるが,板室温泉はそのしわ寄せを受けたといえる(これは情報網についてもいえること。 インターネットはその最たるもの)。 注3:予報では,福島県側(南会津町),そして,西の塩原付近も晴れになっていた。 そのため,おそらく晴れは長く続くだろうと予想して出かけることにしたのだが,予想通りで嬉しかった。 |