公開講演会:生物多様性研究・教育を支える広域データベース |
牧野標本館タイプ標本データベース 木原 章(法政大学 自然科学センター),加藤英寿(東京都立大学 牧野標本館) |
2.データベース化への道のり |
一般に,植物標本館では仕事として,標本の整理・保管を行っていると考えるのは至極当然である。従って,標本館には所蔵標本データベースが完備されていて,少なくともそこへ行けば所蔵標本のリストを見て現物を探すことが出来るだろうと思われるかも知れない。しかし,現実はそうは成っていない。事実,2000年にインターネット上に公開された当データベースは,我が国では最初の植物標本データベースとなった。ここでは,一般ではなかなか知ることの出来ない標本館の活動も含めて,データベース完成に至るまでの道筋を御紹介しよう。
2−1 標本の鑑定作業 |
2−2 ラベル情報入力 |
2−3 画像データ入力 |
2−4 データ構造 |
2-5 Webで公開するための手法 |
I N D E X |