Amphisiella; アンフィシエラ属
1 2 3 4
50 μm 100 μm 150 μm; x 400Contributors of these images
1-2; Amphisiella sp. (x 400), 3-4; Amphisiella sp. (x 640),
綱: 周口域(adoral zone)がよく発達する(=独特の周口小膜域 (adoral zone of membranelle, AZM)をもつ)。 そこには外部へ伸び出した口部器官や囲口部器官があることが多い。
繊毛は細胞全体に一様にある。 右側には1本または数本の側口繊毛系(paroral ciliature)がある。繊毛系が減少しているものもある。減少した ものの場合は、棘毛となっている。
細胞口は、口腔または漏斗の底にある。 細胞肛門をもたないものが多い。シストを形成する。
ロリカをもつグループもある。大形の種が多く、自由生活をする。
亜綱:繊毛が集まった棘毛(cirri)が細胞表面全体にある。上下に押しつぶされた形をしている。 口部繊毛の左側は、polykinetidsによる collar ないしは lapel を形成する。各々は kinetosomeが 2 or 2.5 列 配列する。口部の右側の繊毛の形態は様々で1〜数個の paroral kinetiesからなる。 1目のみ。
目:亜綱と同じ。
亜目:腹側前方の棘毛は1本ないし多数の短い fileを形成する。
各fileの長さはバラバラで,まっすぐ(ジグザグ状ではない)。migratory cirriはない。科:2 marigial & 1 frontventral cirral files。filesはまっすぐか,斜め。腹側のみ。 前方棘毛(frontal cirri)は少なく,腹側前方の縁に沿って曲がらない。 1つ以上の frontventral fileは exntends past middle of body.
(「An Illustrated Guide to the Protozoa」より)
アンフィシエラ属
Amphisiella細胞は細長く柔らかい,移動時にはしばしばねじれることがある。 腹部の棘毛列は3本(2本がmarginal cirriで1本がventral cirri。 transverse cirriが長く細胞後端部を越えて伸びる (Carey, 1992より)。 パラウロスティラ属
Paraurostyla細胞は卵形ないし長い。腹部には縦方向にたくさんの棘毛列がある。 口部のくぼみは大きくない。前部棘毛は他から明瞭に区別される。大核は2個 (Carey, 1992)。 オニコドロマス属
Onychodromus****** オニコドロモプシス属
Onychodromopsis****** カーリエラ属
Kahliella****** エスカニュースティラ属
Eschaneustyla******
繊毛虫門 Ciliophora Doflein, 1901
ポストキリオデスマトフォラ亜門 Postciliodesmatophora Gerassimova & Seravin, 1976
旋毛綱 Spirotrichea Butschli, 1889
棘毛亜綱 Stichotrichia Small & Lynn, 1985
アンフィシエラ目(棘毛類) Stichotrichida Faure-Fremiet, 1961
(「An Illustrated Guide to the Protozoa」;「生物学辞典」)
繊毛虫門 Ciliophora Doflein, 1901
多膜綱 Polyhymenophorea Jankowski, 1967
旋毛亜綱 Spirotrichia Butschli, 1889
下毛目 Hypotrichida Stein, 1859
スティコトリカ亜目 Stichotrichina Faure-Fremiet, 1961
(「原生動物図鑑」)
Subdivisions
アンフィシエラ属 Amphisiella |
annulata, capitata, faurei, marioni, milnei, oblonga, thiophaga |
パラウロスティラ属 Paraurostyla |
weissei, terricola |
オニコドロマス属 Onychodromus |
grandis |
オニコドロモプシス属 Onychodromopsis |
|
カーリエラ属 Kahliella |
multiseta, acrobates |
エスカニュースティラ属 Eschaneustyla |
terricola |
References